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ゴールデンウィークもお笑いいっぱい見てえらい!

4/29 あんあん寄席

ポスターふつうに当たらんかったけどそんなことより鶴山さんのサイン可愛すぎてない?!?

開演前のBGM、ずっとchelmicoがかかっていた。そもそもこの『あんあん寄席』が「ananでmamikoと奥森皐月が挙げたイチオシ芸人」によるユニットライブだと知って、はあ〜と思ってしまった。mamiko、マジ愛せる。

東野vsに出たときも「忘れる。とシシガシラおもしろいです」って言ってるまみちゃん、マジでおれらの姫だよな???

忘れる。の『おも漫』のときのネタがありえないほどおもしろかったので、もっと忘れる。が見たい!と思って行ったら、全く同じネタしてて逆に笑っちゃった。初見でもおもしろいけど、何回見てもイヤになるほどおもろいネタだった。ちなみにカナメも『おも漫』と同じネタだったので、これ再放送か?平日の夕方のフジテレビか?と思った。

『おも漫』のメンツで唯一令和ロマンだけ違うネタだった。「秋元康の作詞した曲」の漫才。めちゃくちゃおもしろかった。令和ロマンちょくちょく見に行くけど毎回ネタ違うし、全部面白いけどネタのストック何本あるんだ。あと単独はやる気ないのか。なんなんだ。どういうつもりなんだ。ナイチンは月2で単独やってるのに。いやそれも変だな。なんなんだ。

ネタ後のコーナーは、零士さんのMCがグダグダすぎて、一生進まないし終わらない。山口さん話聞いてないし、零士さんも止めないし、というか誰もすすめる気がなくてみんなでキャッキャウフフしてるだけのおじさんたちを見ながら「ああ、ラブリーだなあ・・・」と思った。

くるま、助けて の図

しかし、次回のあんあん寄席は入れ替え戦で、新たな「ネクストブレイク芸人たち」と対決して勝ったほうが残るらしい(ダウとか金の国とかがいた気がする)。今のメンツ、ほぼストイック漫才師ばっかりなのに、新メンバー候補は若くてしっかりしたコント師ばっかりだった。あんなラブリーおじさんたちが若い子にボコられるとこ見たくないよ・・・一生このメンツでいいよ・・・・。

「サスペンダーズが全試合出る、でもいいの?」と誰かが言った。マジでそれが正解かもしれない。

4/30 10分コントのライブ

ドームIって大会ぐらい近いもんな

長尺コントが好きなのは、わたしがラーメンズ育ちだからかもしれない。「伏線回収」ってもはやお笑いオタクからは鼻で笑われる風潮あるけど、個人的にはその作品性みたいなものにグッとくるタイプなので、フリは長いほど良いと思っちゃってるし、キャラだけに頼らない筋の通ったシナリオコントがめちゃくちゃ好き。

1月に行った長尺コントライブを見てから、やさしいズの長尺はいいぞ〜!となっていたが、今回もやさしいズはやっぱり最高だった。コントは小道具や尺の制約が漫才よりも多い分、より「ライブで見る価値」があると思っている。本当におもしろいやさしいズのネタは、無料コンテンツ受給者には絶対に味わえないんだよなあ〜(大の字)

あと、あんあん寄席から2日連続で見たサスペンダーズ(ビニール傘じゃんけんのネタ)もめちゃくちゃ面白かった。エンディングで「10分尺で10分切るやつはダサい」とか言い出したせいで、9:28のタイムを心から悔しがってて笑った。

軟水が言ってたけど、そもそも10分尺のコント自体がないらしく、元々あるネタを無理やり伸ばしたとのこと。サスペンダーズも軟水もめちゃくちゃ設定おもしろコント師なので、ぜひ長尺用のネタつくってほしいな・・・。

4/30~5/4 ハンターハンターめっちゃ読んだ

ハンターハンターを読みました。わたしはダイヤモンド野澤さんが本当に本当に大好きで、ルーツまで知りたくなるタイプのちょっとキモいオタクなので、野澤さんの大好きなハンターハンターをゴールデンウイーク全部使って読むと決めて漫喫合宿をしました。

「あの頃のインターネット」を通ってきた世代として、これまで見てきたたくさんのネットミームの元ネタがゴロゴロ転がっていて、本当に感動した。もはやマンガを読むというよりは「元ネタハンター」だった。

このシーンが出てきたときあまりにも嬉しくて友達にLINEした。

冨樫先生のワードセンス(一日一万回感謝の正拳突きで音を置き去りにするとか)ももちろん面白いけど、特にこの「おそろしく速い手刀」とかは、これをおもしろいと思ってネタにし始めたネット民が最高だなと思った。そういう絶妙に琴線に触れる”おもしろ”を絶対に見逃さないのが「おれたちのインターネット」だよな。

ハンターハンター自体の感想としては、やっぱ読んどいて良かった、というところです。正直一周しただけじゃ拾いきれてないとか人が覚えられてないとか字が多すぎて意味わかんねえとか全然あるけど、キメラアント編になってからの盛り上がりはすごかった。

今この2022年に「ハンターハンターのキメラアント編アツすぎる!!!!!!」ってなってるのわたしぐらいしかいないかもしれないけど、本当に死ぬ前に読んどいてよかった。王(メルエム)の「真に力を持ったものだからこそ、全てを完全に理解してしまう」という”強さ”の描き方、めちゃくちゃ痺れた。

5/5 ダイヤモンド第3回単独ライブ「本物」

ダイヤモンドがもっと売れたとき、この単独を見なかったすべてのお笑いファンの悔しがる顔、早く見たいです。(なんか性格わるそう😞)

配信① いぬのコーナーライブ

ダイヤモンドを追いかけていると「なんか最近カナメストーンめちゃくちゃ見てんな・・・」という事態になる。ダイヤモンド、まじでカナメ好きすぎるんだよ。だからこれは必然なのだ。KPOP好きな日本人が全員古家オッパ好きなのと同じ。珍しくお笑いオタクには一切伝わらないネタ。

ダイヤモンドフェスでやった「お笑いコーナーライブ」は、全員がコーナーではなく”お笑い”をやる、という方向でバグっていた。でもこの「いぬのコーナーライブ」は、コーナーそのものがバグっちゃってる。「お笑い〜」のほうとは違って全員が真剣にコーナーに取り組んでいるはずなのに、同じレベルで意味がわからない。多分やっている本人たち(いぬ以外)もあんまり分かってなかったと思う。なのにめちゃくちゃおもしろかった。

いぬ以外みんなしんだ

同期が集まってキャッキャウフフしてたのに、最後の最後でカメムシの匂いを嗅がされるという全員が大損する罰ゲームのせいで、エンディング全員ただのやつれたおじさんになっていた。この台無し感も含めて最高だった。

配信② ゾフィー第9回単独ライブ「緊張と緩和」

「この人、なんかヤだなあ〜」と思う感覚が同じだとすぐ打ち解けられることってあると思う。わたしはゾフィーのコントを見ながら、そういう感覚の近さを覚える。上田さんのつくるコントは、そういう「なんかイヤ」を絶妙な表現でバカにして楽しんでいる感じが滲み出ていて、たまらなく好きなんだよな。(なんか性格わるそう😞)

特に好きだったのは、ヤンキーと絆深めるタイプっぽい熱血教師がめちゃくちゃヤンキー嫌いな「Ⅲ 熱血と性悪」と、サポートデスクの人と話が通じないイカれクレーマーの「Ⅴ 破壊と絶望」のコント。

ドラマや、普通に生きてる世界でありうる「あるある」が、ちょっとしたボタンの掛け違いでおかしくなっていくとこめちゃくちゃ好き。変なヤツ特有の「ピュアな悪意」は笑えないくらい救いようがなくて狂気すら感じるけど、それが最高におもしろい。

あと、サイトウさんのことをおもちゃだと思っているところも良い。関係性がはっきりしたコンビだからこそ「Ⅵ 形式と本質」のようなコントができるんだろうな。しにそうな顔して逃げられないサイトウさん、たぶん生で見たらしぬほどおもしろかったと思う。

今週の予定

・5/13 「野澤輸出のサシ大喜利」
ゲストまだ不明なんだけど誰なんだろう(笑)

・配信 「徒手空拳 2」
野澤さんが大喜利無双したの早く見たい。配信アーカイブいつ発売ですか・・・

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