【D-10】「贈るコント〜かつて高校生だった俺たちへ〜」を見に行った(3/8)
走るまでもないが、ちょっとドキドキするぐらいのギリギリ感。新宿のルミネザよしもとで19時開演ライブ、その20分前に渋谷の無限大ホールにほんのり早足で向かう。缶バッジが欲しくって・・・。少し急いだものの、開演には余裕で間に合う時間で安心する。気が緩むと同時に体が芯からぽっかぽかになった。冬でも全然汗をかいてしまうタイプなので、初めて座るルミネの座席の距離感にびびりながらハンカチで顔を拭う。そして気づく。この席、舞台より前の人の頭がよく見えるな。。
今回は学生コント縛り。出囃子と一緒にモニターに卒アル写真が映し出される。男性ブランコ(たぶん平井さんの写真)が一番ウケてた。
特に楽しかったのは、まず、やさしいズ。わたしはタイさんが女役(歩歩歩と書いて”ふほ あゆみ”)のコントがかなりツボなので、どんなシチュエーションでもあの妙にデカすぎる女の人が出てくると無条件でめちゃくちゃ笑ってしまう。キモくて明るくて良いコントだった。やさしいズのコントは「よく考えたら両方ともヤバい人」の設定のときが特に面白い。ちなみに、やさしいズ靴下(ワインレッド)を着用して観にいってました。
わたしの全てのツボを抑えているでお馴染みのうるとらブギーズ。うるとらブギーズで笑わないネタ多分本当にないんだけど、八木さんの顔がツボなんだと思う。「卑怯な手は使いたくないんだけど、何が"卑怯"なのかっていう善悪の区別がつかないのでつい卑怯な手を使ってしまい、謝罪しながらケンカするヤンキー」っていうコント、設定だけでだいぶ好き。ネタ時間が短くてなぜか悔しい気持ちになった。めちゃくちゃおもしろかった。
男性ブランコは「赤い実」のネタ。平井さんの衣装がセーラー服だったんだけど、上の服の丈が短すぎる&インナーを着てらっしゃらなかったので、プリーツスカートの上にバキバキめの男性の腹筋が覗いていてそれが可笑しかった。かわいいおてんば女子のキャラクターなのに、腹筋が割れている、しかも超キレイに。不思議な感覚。何にかはわからないけど、とにかく”ありがとう”と伝えたくなった。
ネルソンズ。初めて見るネタだったけどめちゃくちゃおもしろかった!和田さんの演じるキャラの、分かってるんだけど笑っちゃうキモ愛らしさ、みたいなものが全面に出ていてすごい好きだった。岸さんの絶妙すぎる女性役も思い出しただけで笑っちゃう。長尺ではなかったけどちゃんとドラマがあって一番青春っぽいコントだった。
ゾフィー。1月に「やさしいズno寄席」で初めて生で観たときの衝撃がすごくて楽しみにしてた。ゾフィーのコントの「間」がとにかく好きで、絶対笑っちゃうタイミングで面白いフレーズが来るのがもはや気持ちいい。基本的に性格悪いネタが多いところも好きだし、あまりにも清々しく人を悪く言う上田さんの演技、めちゃくちゃ好きだなあ。
トリはTHE GEESE。ミュージカル俳優になりたい生徒と、元ミュージカル俳優の先生がミュージカルするコント。わたしはミュージカルに対して「なんで急に歌い出すんだよ」と思っちゃうタイプだけどこのコントはふたりの絶妙に上手くない歌唱力とダンスがおかしくてそこも含めて超笑った。たぶんこの日一番ウケてたし、思わず拍手したくなる作りになっているので、拍手が鳴り止まなかった。絶対に生で観たほうが面白いコント。
90分公演かと思ってたけど1時間で終演してしまってすごく短く感じた。やさしいズ企画の長尺のコントライブ(持ち時間15分×3組)を観に行った時にも思ったけど、コントはやっぱりフリが長いほうが良い。。長尺を見せてくれ。。と思っちゃうな。またあの企画やってほしい。
ちなみに缶バッジは男性ブランコとオズワルドでした。男ブラ引けると思わなかった、うれし〜。
■追記
この投稿は書き溜めていたやつなので2週間くらい前の話です。缶バッジはもともと、交換を通じて無限大ホールによく行く人とあわよくば友だちになれたらいいなという気持ちで買ってみたところもありました。まさかの2個中1個で推しを引いたので、1個だけで交換ツイートを出したのですが、結果「郵送でお願いできますか?」と言われ、わたしの淡い期待は叶いませんでした。
しかし、やっぱりこうして手元に届くと嬉しいものです。このダイヤモンドさん、めちゃくちゃ好きなんだよなあ。