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【D-276】ワラムゲ!
いきました!
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最後の最後のライブに30分以上の遅刻をかましてしまいました。帰り際の仕事、おっかねー。でも、ゆにばーすがしんみりさせる余白ゼロのおもしろ下ネタかましてたので吹っ切れた。ありがとう。キンボシのラッキー〇〇見れなかったのだけ悔しい。
ラジオショーで「最後何のネタやろうかなー」と話題になってたけど、結局手漫才じゃなくてレトロニムでしたね。そこかしこから鼻を啜る音が聞こえて「こないだ居酒屋行ってさぁ」ってこんな涙誘うイントロだったんだと思った。かなり久しぶりに見たけど、やっぱりすごい漫才だと思う。これをおもしろがる視点も、新しい言葉作ってこ!って勝手にルール濫用するところも、天才すぎてもう優雅。「最後」という名札付きなので、小野さんがヘラヘラしながらふざけ倒して野澤さんがヘラヘラしながら無茶振りに答えていくという、ライブで何度も見てきたダイヤモンドの“らしさ”を最後まで見届けることができました。悔しいほどに今までのどのイメージダイブよりもダイブされた。
コーナー大喜利多めでうれしかった〜〜!
ガリレオ大喜利のコーナー、マジで流行ってほしいぐらいおもろかったです。でも流行らせるにあたってあの野澤さんの回答は映像付きでお手本として出回ってほしい。それぐらい「ガリレオ大喜利の正解」でした。野澤さんってたけしとか野球とかサッカーとか好きだよなあ〜と思ってたらおもむろに「とも子」に丸つけたのすごすぎる。あまりにも野澤さんすぎる〜〜〜〜〜!!と思っておおはしゃぎ。川瀬名人が「とも子ってこんなウケるんや」と言っていた。ダイヤモンドのお笑いっていつもそうだった。これってこんなに面白いものだったんだと驚かされるものばかり。
最後に盛り上げまくった「パリ」が、さっきまで散々絶不調イジリされてたピーチさんの回答だったの、なんかめっちゃ無限大のライブって感じだった。こういうおもしろミラクルを何度もここで観てきたなぁと。
あと細かいけど野澤さんのダミ声すぎる桑田の「原坊〜!」と、なぜかダミ声でレスポンスするはらちゃんおもしろかった。
「さよなら!」と言って両手を上げる野澤さん、最終回すぎた。
解散するの、やっぱまだ実感湧かないなー。
でも一旦、ここまでお疲れ様でした。
ここからマジただのお気持ち。自分語り。もし表現悪くて誰かに刃向けちゃってたらすいません。ね!謝ったから!
「ラッキー〇〇」が好きで、たぶんあの漫才はわたしの価値観を、人生を変えてしまいました。本当に、あれよりもおもしろくてびっくりするような漫才はこの世に存在しません。何度だって「60分ラッキー〇〇漫才」のことを思い出します。あのライブがあったから、この人たちのお笑いが絶対に正しいと思いました。わたしの正義でした。ダイヤモンドが解散することをイマイチ実感できないのは、エレーンもアルドルフも(セクシーパクチーも)見てないまま、初めてみたのがダイヤモンドだったからだと思います。あの2人以外の組み合わせで、ああいう漫才をしてるところを想像できないです。ダイヤモンドを応援している中で、不意にエレーンのファンの人のツイートを見つけたことがあって、かなりショッキングというか、なるほどそういう感覚なのかと思ったことがありました。詳しくは書かないけど、そう見る人もいるのか………と。傲慢で自己中な考え方だけど、そのときのわたしはダイヤモンドは成功すると信じてたから、2人が小野澤くん(友だち同士)だった時代も知りたかったけど、2人がダイヤモンドの状態で好きになって良かったと思ったんです。まさかこんな日が来るなんて、本当に思わなかった。なんだかんだ、ずっと続いてくんだと思った。小野さんが最後の言葉として「月並みですが、推しは推せるときに推せ!」と言っていました。いつ最後が来るかわからないからってことでこの言葉使いますけど、ほんとに最後が来るなんて思って追っかけてないですもんね。だからショックだし後悔するんです。「泣いたって何も変わらないって言われるけど誰だってそんなつもりで泣くんじゃないよね」って宇多田ヒカルも歌ってたわ。(time will tell。良い曲ですよ。)
しかしながらこの解散ラッシュ(と呼んでいいのか)の中、自分のなかで何度も「でも本人同士が決めたことだから」と反芻しました。残念だし寂しいし悲しいし無力であると落胆する気持ちはゼロではないけど、わたしはただの客で、客にできることなんて、お金払って「おもしろかった」って一評判として感想言うぐらいだから。悲しむことに意味がないとは全く思わないけど、もう本人たちの中で決着ついてることを表立って蒸し返して泣き喚くのって、その人たちのファンと名乗ってやることなのか?と思うから。
あと、解散という一つの区切りに触れて、「ムカつく」という感情が起こるとしたら、それは本人や環境に対してではなく、勝手な憶測とそれを利用した不満や願望の押し付けだらけの無数の文字列でした。もうそれだけは、ずっと憤りを感じています。この気持ちをうまく言葉にできないのですが、どうか2024年10月5日のさすらいラビー中田さんのnoteを読んでください。刃の鋭さと角度エグいし、自分たち(客)の何気ない言葉ってそういう風に届いてしまうのか、とショック受けます。でもそのショックって表に立ってる人たちの受ける言葉の何千、何万分の一の痛みなんだよなと思う。自分もブーメランになってないかと思う部分あるけど、無知の知の壁を越えることって大事だと思うから。
なんか正直10億円のときから思ってた溜まってたこと、書いたらスッキリしてきました。だからといって寂しいのはきっとこれから先の時間だし、ダイヤモンドがいない喪失感を、想像すらできてない。したくない。目を背けています。ダイヤモンドは、コンビ名とかけてるみたいでヤですけど、間違いなくわたしの宝物だから。ダイヤモンドがいなかったらありえない現在の連続です。全部がダイヤモンドのおかげです。大好きだし、忘れるはずがありません。絶対2人に幸せになってほしい、やりたいことをやりたいかたちでかなえてほしいけど、たまーに思い出して「ダイヤモンドが一番おもしろいに決まってるだろ」と思うのは、許してください。