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【D-142】行け、勇んで

行きました!
はっきり言って宝物です

チケ発を勇んだのでVIPみたいな席

先日の「夢の島志念公演」がまだ心の中に燦然と輝いている中、9/10が来てしまった。

9/10朝、目覚める直前の浅い眠りの中で「わかる、ミカミってやっぱおもろいよなぁ」って誰かと喋ってる夢を見てた。潜在意識から楽しみにしすぎている。

このポスターにミカミと涼風と豆鉄砲と喫茶ムーンの名が連なっていることが特にうれしく、ネタも実際この4組が特におもしろくて大好きだった。
もちろん小松海佑も。

全組ネタのあと、小松と各1組ずつでトーク。
小松が後輩を褒めるだけの時間がたくさんあって熱出そうでした。小松海佑のネタ以外の部分をあんまり知らないので知らない繋がりがいっぱい知れたのもうれしかった。


破壊ありがとう。ネタを見るのは3回目くらいだけど、いつも学生服かランドセル背負ってる気がする。
大人にはない純真さが破壊ありがとうには似合うのかもしれない。

「なんで呼んでくれたんですか?」に対して「作品性」と言ってて痺れました。
こんなこと言うやついないぞ、だせえから。なんて言うけど小松はそんなダサささえもカリスマの一部になっちゃってておもしろい。

森もりと昔から親交があるの知らなかった。田中とは「YouTubeの企画で知り合った当時一般人の大学生だった人」という意外すぎる繋がりから、芸人になってから会うときちょっと気まずかったという特殊な関係性があっておもしろかった。木下さんのことは「一番緊張するタイプ」と言ってた。

破壊ありがとうの中で「UK(行け)、勇んで」ってこと?!って深読みして盛り上がってたのおもろい。小松に「俺高卒だからそんなん思いつかなかったよ」と言われてた。深読みは大卒のもの。


ミカミ。こないだのサイコロインフレライブで初めて見て、あのあまりにも衝動的で刹那的な漫才のインパクトを忘れられなくて、また見たいと思っていたところにこのライブがあり、あまりにもうれしい。

今日もめちゃくちゃ精神世界みたいな漫才しててめちゃくちゃおもしろかった。個人的にミカミって無二のおもしろさだから、あんまりたくさん見たらミカミ以外で笑えなくなるような気さえする。

2組でやった怖すぎる場所でのツーマン、普通に知らなかったのでもっと早くミカミを知っていて行けたらよかった、と思いました。

魔人が小松とご飯に行くときは自分のなかで何かが上がったとき、よくやったと思ったときらしい。
小松海佑ってもう愛されすぎて存在がご褒美とされてる。ホールケーキみたいな人ってこと?

スーツ入れるケースは芸人にとって武士の刀のようなものらしい。魔人が漫才と同じぐらい捲し立ててこのライブに出れる喜びを喋ったので小松に「リリカルすぎるしポエミーすぎる」と言わせていた。給料日を「毎月口座に奇跡が起こる」とか言ってる小松に。誰が言ってんだよ。

さらに、ミカミじゃないコンビのとき、マセキに所属する寸前で所属キャンセルしたときのことをごきぶりが「マセキが恋愛してきたから」とか言ってて、もう全員"そう"だった。


涼風。このライブに涼風の名前があるのが一番嬉しかった。小松も涼風好きなのうれしい。
わたしが涼風のことを気になって調べて最初にYouTubeで見たネタをやっていた。かなりうれしい。

小松が「松尾ってかっこよすぎる」などと言っていて「だよな。」と思った。小松もかっこいいとか言ってくれるタイプなんだとかも思う。

東京きてこんなたくさんのお客さんの前でネタやるには説明が足りなかったかも、と言う松尾に「説明って野暮だから」と言っててまたカリスマの空気になった。
でもその"説明"の内容「もっと起承転結はっきりした顔したほうがよかった」とか言ってたので、それはそれでニュアンスすぎるけどなと思った。

楽屋Aの色々あったライブ(お察しします)に小松が出た際、エンディングで松尾がやった演出が変すぎて食らったと言ってた。
だから今日ほんとは"エンディングで小松が暗黒騎士ガイアのコスプレで登場して演者を1組ずつ倒して呼んだ理由を述べる"というのをやりたかったらしい。なんだそれ。

小松海佑の「ああいうのおもろいから自分もやりたい」を引き出したのが涼風なのがうれしかった。

「上京すんの?上京しな?」って言っててドキドキした。「でもそのとき小松さんいないじゃないですか」「そっかごめん」の気軽さよ。でも重くてでかい言葉だった。

涼風が東京来たらわたしは絶対通います。大好きなので。


豆鉄砲。どのライブでも豆鉄砲が出てくるときうれしくて、ネタ面白くてさらにうれしくなる。初めて見たときからずっと全部のネタおもしろい。まだ遠くに行かないでとうっかり思ってしまう。
豆鉄砲おもしろいよって言ってる小松海佑が見れて幸せだ。もう今日そんなんばっかりだ。

東のバイト先に小松海佑が現れたときの話、売れる前夜みたいなエピソードでおもろかった。小松がまたカリスマやってた。
芸人になると決めたときの森もりには「地獄へようこそ」とか言って、「あの小松さんの言葉でバイト辞めました」と言う東には「いいじゃん」と言っていた。だんだん悪魔に見えてきた。

東が「知ってますか?小松さんって散歩のルートが宮崎駿と全く一緒なんです」と言ってめちゃくちゃ笑った。なんでこれこんなおもろいのか分かんないけどめっちゃおもろい。
早朝、坊主で童顔のちっちゃい男に「応援してます」と言われたときの宮崎駿、たぶんそいつが孤高の芸人なのは知らないけどそのピュアさは深いところまで受け取ってそうだなと思った。わたしの頭の中ではその光景がもう「ジブリ」そのものだった。

ホセだけ小松のイギリス行きを止めに来てた。ちょっと目を離した隙に家燃えてるし、ホセだし、そんなやつに止めれるわけなさすぎる。

東の「小松さんは全部早すぎる」の指摘も良かった。というかほんとにそう思う。天性のというよりは生き急ぎすぎて早熟な感じがする。人生早歩き。普通に人と歩いてても早歩き。東に色んな特質を疑われててめちゃくちゃおもしろかった。


プノまろ。ネタ見るの2回目くらいだけど今日見たネタめちゃくちゃ好きだったなあ。同じ思い出を持ってるからといって友情は担保されないのだ。

小松はプノまろのこと本当にかわいいと思ってるんだろうなという柔らかい雰囲気がずっとあった。エンディングはふざけないと小松が決めたのに、髪濡らして傘さして自主的にふざけてきたプノまろに「髪濡れてるから傘の意味ねーんだよ」とか言う。かなりかわいい時間だった。

3人のLINEグループの名前が「蔑ろにされる魂の種類」。ありえない。かわいい。

小松の好きなネタ。海野宝。


喫茶ムーン。今日もキモくて最高におもしろかった。喫茶ムーンってもっと熱狂的にファンがいてもおかしくないのになといつも思う。本当の変態でないとできない世界の見え方しててめちゃくちゃおもしろい。キモいこと言ってるだけみたいなくだらなさとも違う、"本物"を見たときの恐怖と表裏一体のおもしろさがある。
例え合ってるかわかんないけど、個人的に喫茶ムーンのネタは「初めて『まいちゃんの日常』に触れたときの衝撃」という感じ。

小松海佑が後輩に頼まれて見にきた神保町のライブで見ておもしろかったから、ほぼ面識ないけど呼んだと言ってた。「あのライブで喫茶ムーンが圧倒的だった。荒くて面白くて」と言っていて、無呼吸になりました。自分のことじゃないけどうれしすぎた。

レヲンちゃんが「呼んでいただいたときも、告知のポスター見たときも信じられなくて」と言ってて胸がギュッとなった。


喜びの表現までホンモノすぎる阿部ちゃん。小松もこれ見てたのちょっとおもしろい。
「あれが僕のうれしさの表現です」という阿部ちゃんに「いい奴そうでよかったよ」と言う小松。あの瞬間うれしかったなあ。

「ずっと思ってたんです、小松さん日本で、人間で、生きづらいだろうなって。人間じゃなかったらもっと目キラキラしてたんだろうなって。でもそれでも人間として生きようとしてるところがすごいです」などと言うレヲンちゃん。
あのレヲンちゃんの目の輝きを見たら、心から良い子なんだろうなと思える。小松は「なんか分かんねーけど泣きそうだよ」と言っていた。ピュアなものに弱いカリスマ。めちゃくちゃ良い。

海野宝へ。


コダマペンギン。 小松が新ネタ5本ライブやってたときに見て、そのときに初めて小松って仲良い人と喋るときこんな感じなんだと思った。今日もエンディングで話してるときなんかコダマペンギンの存在自体が実家みたいな雰囲気あった。

小松海佑は普段から足組んで座ってるんです!!と今泉が言って、レヲンちゃんが「小松海佑を脱ぐ時は無いんですか?」とか言ってた。
小松はもうカリスマをやりすぎて足組んでるだけで心配され始めている。


小松海佑。「夢の島」のときにやったうちの1本だった。後輩呼んだけど負けませんよと言っていた小松が、トリでこのネタをやるということにドキドキした。

自分のカリスマのことを「豪邸建ててんだよ、ほんとは豪邸の前の犬小屋にむりやり収まってんのに」と言い、自分のやってることと他人から見えてる虚像の差を自傷行為とか言って自虐する。

誤解されないように生きるにはまっすぐすぎる人だなぁといつも思う。まっすぐすぎることから逃げないところがカッコいいと思ってたけど、まっすぐすぎることから逃げられない弱さでもあるのかなと思った。(残念ながらそれすらも魅力的だけど)

土下座したときも、土下座する校庭まで歩く小松海佑、めっちゃ早歩きしてたんだろうな。