【D-190】完全寄席 武蔵
いきました!宝です
この催しが発表されたとき、こんなのわたしが行かなくて誰が行くんだ!!と思いました。みんながそう思ってたらそのライブすごく良いよね
このメンツは小松さんが選んだとかなんですかと聞かれてそうだよと答えるとかではなく「うーんまぁ…」と首傾げながら認めるところが小松だなぁと思った。その首の角度に隠された、舞台上で語る/語らないの取捨選択はあったとしても、ここに兄弟がいるという紛れもない事実が何よりもうれしい。
ありがとう小松海佑。
小松海佑。ガードレールのないところ、あるところ、みたいなとこなんか分かんないけどめちゃくちゃ好きでおもしろかった。日常の不連続性の中でねこじゃらしが濡れてることにだけはつい意識向くよなと思う。
こんなかっこいい名前のライブ、小松が30分ぐらいネタやったらどうしようと思ったらすぐ帰った。ヤバすぎ。そういうところがとても大好き。
兄弟。つかみなのに「離しちゃったかと思った」とか言ってて笑った。出てきて急に猿山の話してる時点でかなり惹きつけられてました。マッサージ王→ナユタの漫才ライブを観たあと、武蔵ではあれをやるのかもしれない!と思ったまさにそのネタをやっていてかなりうれしい。
紅葉の「頭の中だけで思い出すライフハック」みたいなフレーズめちゃくちゃ好きだったな〜〜。ライフハックって知って使って便利になるから意味あるのに知ってるだけのときのほうが多いもんなあ。
体制の「日常に“前”はない」もおもしろい。漫才中に漫才の枠外せるのかっこいい。
原田視点になったときの客席の「これってもしかして…!」という空気たまらなかった。兄弟っていいよね
にぼしいわし。題材の時点で好きだった。横移動するにぼしさんのファンなのでコミカルな室伏の「土日月火水木金!」でめちゃくちゃ笑った。おもしろいしキュートだから、もうそれを事実としちゃおうよと思った。
にぼしいわしの変な疑問を変な角度で考えてこねくりまわすみたいなネタ、本当に楽しくて大好き。
令和ロマン。一瞬懐かしいネタかと思ってビビったけど全然違った。全然違うしひっくり返るくらいおもしろかった。難しい言葉も想像しにくい場面もないけどシンプルな言葉で絶対伝わるニュアンスでおもしろいとこ刺してくるのすごすぎ。「昔つまんね〜!」とか、なんでこんなおもろいんだ。
コイツに誰が勝てるんだろうって絶望するタイプの敵キャラであり絶対的な王者だった。バルボッサ?
街裏ぴんく。このネタどっかで見たような…と思ったら健太郎のときのネタをちょっと変えたやつだったと知って感動!だから既視感あったのか。めちゃくちゃ楽しくてアトラクションみたいだった。袖で見ていたみんなが「綺麗だった」「伊勢湾が見えました」と言っていたのまで含めて美しい漫談でした。
舞台が歪んでないなんて当たり前のように思い込んではいけない!
小松がやりたい「わがまま」をみんなでやりました。配信ありライブでガッツリ著作権確認案件の映像流れるの初めてみた。これはかなり強めにわがままがまかり通っているなと思った。
己が何者か知らせることなく「キンモクセイの匂いわからん奴」として暗転させられる体制めちゃくちゃ良かった。
お茶目すぎる忍者の紅葉めちゃくちゃ良かった。これは全然関係ない話だけど、さては2分50秒間で彼女とイチャイチャしてたあの忍者だろ!まで思い出した。(パリモ喜利気分が抜けない人)
わたしにとってのお宝は、思い思いの「この映画の完成に足りないピース」を持ち寄ってピンスポの中に飛び込むみんなでした。
ぴんくさんの落語家で一番笑った。かっちょい〜……。紅葉が忍者かと思ったら猫だった。猫はどんなストーリーにも欠かせないよな。たしかに。
ちなみに、祭王で「パンケーキ大喜利」を見たので「バルボッサ大喜利」をやりたがる小松が分かったし「忍者足らなくないか?」って言い出したときごく普通に「たしかにな」って思った。
これホンマですよ。こんな嘘ついてたらヤバい奴でしょ。