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星座・蟹座(かに座)のおはなし

星座の「かに座」は、巨蟹宮(きょかいきゅう)とも言われていて、黄道十二宮星座の4番目の星座に当たります。
6月22日から7月22日までに生まれた人が、この「かに座」になりますね。

かに座は四大元素の水の星座に分類されていて、「さそり座」と「うお座」も同じ水の星座です。

出典:Wikipedia

守護惑星:月
守護神:月の女神・アルテミス
守護石:パール・コーラル・ムーンストーン・ラブラドライト
守護カラー:アイボリー・白・銀


かに座とギリシャ神話

ゼウスの子である、勇者ヘラクレスは、誤って自分の子を殺してしまいました。
その罪を償うため、12の冒険を行うことになりました。
12の冒険のそのうちの1つがヒュドラの退治です。

ヒュドラは、レルネの沼に住んでいて、9つの(百とも言われる)頭を持っている水蛇です。触れただけで生きものすべてを絶命させるくらい、世界最強の猛毒を持っていました。
恐ろしいですね。

ヘラクレスとヒュドラ 出典:Wikipedia

ヘラクレスはヒュドラの吐く毒にやられないように口と鼻を布で覆いながら戦わなければなりませんでした。

ヘラクレスを快く思っていなかったゼウスの妻ヘラは、この戦いに化け蟹のカルキノスを送り込みました。
カルキノスは最初は、ヘラクレスとヒュドラの戦いを見ていましたが、ヒュドラが負けそうになったため、飛び出してヘラクレスの脚を自身のはさみで挟みました。

しかし、ヘラクレスにあっさりと振り払われ、踏みつぶされてしまいました。

一部始終を見ていた女神ヘラは、勇敢なカルキノスを哀れに思って、天に上げて星にしました。これがのちに「かに座」となりました。

なんとお粗末な…

化け・カルキノスは
ヘラクレスに振り払われ、踏みつぶされた。という説のほかに
全く気付かずに化け蟹・カルキノスを踏み潰して殺してしまった。
との別の説もあるそうです。


黄道十二宮星座とは
地球から見た空を天球と呼び、太陽はこの天球を一年かけてゆっくりと一周するようにみえます。星座も一緒に天を周っているように見えます。この一年かけて太陽がゆっくりと星座間を移動する道を黄道と言います。
また、このとき太陽がその中を通っていく12個の星座を黄道十二星座と言います。


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