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何度でも!臨書
すっかりご無沙汰気味の投稿ですが、ご訪問ありがとうございます!
コロナの影響で教室を開くことができずに講師たちは黙々と鍛錬を続けております。王羲之として有名な「蘭亭叙」はまさに永和九年(353年)に江南の蘭亭で開かれた宴で、人々が作った詩を一巻としその序文を書いたものとされ、王羲之自身も何度も書いたといわれています。この傑作を子孫に伝えたのですから会心の出来だったのでしょう。
こちらの書は、もう一人の講師が書かれたものですが、筆運びも、字形も、自然に運ばれていてかつ変化があり、この極みをまねるのは本当に大変なことだと思います。何度も何度も臨書して、少しでも流れるような筆遣いができるようになりたいものです。