アンリミNRのメガリスを使う時に覚えておくと役立つかもしれないこと


一部展開ルートに動画版を追加しました ※2024/11/12追記 

アンリミNRとは?

規制なしのNR環境のことを指します。
【メガリス】と【ヴェンデット】の二強というのが現在の通説です。

筆者が考える現在(2024/10/21)のtier表
https://tiermaker.com/create/n-r-format-tier-list-15498460-4

有り体に言ってしまえば過疎環境であり、「日常的に」「競技志向で」プレイしている人数をプレイ人口と定義するなら、アンリミNRのプレイ人口は0人といっても過言ではないです。
筆者は2023年7月からこの環境に参入し、「NR 大会」「r以下 大会」等のワードで毎日パブサを行ってきましたが、昨年7月から現在までに開催された大会数は(観測できた限りでは)わずか7回です。
こうした状況のため、NRコミュニティの中でもアンリミNRの研究はそれほど進んでいるとは言えません。なので、新規参入したプレイヤーであっても十分に勝ちの目がある環境といえます。

筆者の戦績

・N/R Yugioh Master Duel Seaman Tournament (74人中2位)
・真佐杯EX  (18人中2位)
・わくわくNR研究会 (14人中1位)
・第一回灰色気まぐれ杯 (11人中4位)
・ほまるはうと杯 (14人中1位)
・原川NR杯(8人中1位)
・第四回しらたま杯(6人中1位)

書いたきっかけ

先に断っておきますと、筆者はここ最近になってメガリスを握り始めたにわかプレイヤーです。
メガリスを勉強するにあたって過去の記事などを検索してみたところ、初心者が参考にできる展開例等が載った記事がほとんど見当たらなかったため、備忘録も兼ねて書きました。
私自身アンリミNRのメガリスについてはほとんど手探りの状態であり、偉そうにこんな記事を書ける立場ではないのですが、とはいえ何もないよりはましだと考えています。
「アンリミNRのメガリスを使いたいけどどう使えばいいかわからない」という方のご参考になれば幸いです。
また、有識者様の「ここの記述間違ってるよ」等のご指摘も大いに歓迎しております。

現在の構築


現在(2024/10/27時点)の構築

他にもっと良い構築があるかもしれませんが、本記事ではこのリストを使用する前提で展開例を紹介します。

展開例

※もし他に良い展開があれば教えていただけますとありがたいです。

ポータルエマージョンフール墓地オク

最終盤面
場:ポータルエマージョンハギトフール
手札:
墓地:オク(ss済)+α

手札例
アンフォームド+ハギト+星4以上のモンスター
ハギト+ファレグorベトール+星4以上のモンスター*2
センジュorマンジュ+ファレグorベトール+星4以上のモンスター
センジュorマンジュ+アンフォームド
オフィエル+タリス

etc…

展開ルート例
センジュ+ファレグ+星4以上のモンスター:
1.センジュnsハギトサーチ
2.ファレグefハギトss(素材:センジュ)
3.ハギト①efアンフォームドサーチ
4.アンフォームドefフールss(素材:ハギト)
5.フール①efハギト回収
6.フール②efオフィエルss(素材:星4以上のモンスター)
7.オフィエル①efオクサーチ
8.オフィエル②efハギトss
9.ハギト①efポータルサーチしてそのまま発動
10.ハギト②efオクss
11.オク①efにチェーンでポータル②efハギト回収&1手札交換
12.オク②efハギトss
13.ハギト①efエマージョンサーチ

展開ルート例2
オフィエル+タリス:
1.タリス①efタリス&キャンドールss
2.キャンドール②ef祝誕サーチ
3.祝誕①efオフィエルss(素材:キャンドール)
4.オフィエル①efハギトサーチ
5.オフィエル②efハギトss
6.ハギト①efアンフォサーチ
7.アンフォefフールss(素材:ハギト)
8.フール①efハギト回収
9.祝誕②efタリスss(コスト:タリス)
10.祝誕①efハギトss(素材:タリス)
11:ハギト①efポータルサーチしてそのまま発動
12.フール②efオクss(素材:ハギト)
13.オク①efにチェーンでポータル②efハギト回収&1手札交換
14.オク②efハギトss
15.ハギト①efエマージョンサーチ

メガリスのスタンダードな盤面です。
基本的にはハギトから展開し、ハギトss=>アンフォームドサーチ=>アンフォームドで場のハギトを素材にフールss、と動くことで下級メガリスの②を使用しない状態でフールにアクセスします。
Youtube上に存在するメガリスの解説動画では、「オフィエルからフールをサーチしてオフィエル②efでフールss」という動きをしているものが散見されますが、基本的にこういった動き方はしません(と思っていますが、もし違ったら教えてください)。

ポータルエマージョンフール手札ベトール

最終盤面
場:ポータルエマージョンハギトフール
手札:ベトール
墓地:オフィエル+α

手札例
センジュorマンジュ+オフィエル+星4以上のモンスター
etc…

展開ルート例
センジュ+オフィエル+星4以上のモンスター:
1.センジュnsベトールサーチ
2.ベトールefオフィエルss(素材:センジュ)
3.オフィエル①efハギトサーチ
4.オフィエル②efハギトss
5.ハギト①efアンフォームドサーチ
6.アンフォームドefフールss(素材:ハギト)
7.フール①efハギト回収
8.フール②efハギトss(素材:星4以上のモンスター)
9.ハギト①efポータルサーチしてそのまま発動
10.ハギト②efハギトss
11.ハギト①efにチェーンでポータル②efベトール回収&エマージョンサーチ

オフィエルから展開に入らなければいけない場合の妥協展開です。
墓地にオクがいないため、スタンバイフェイズにフールに妨害を当てられてしまうとメガリス側の妨害がなくなってしまいます。
そのため、エマージョンではなくアンフォームドをサーチするというのもアリかもしれません。

ポータルエマージョンフール墓地オクベトール

最終盤面
場:ポータルエマージョンハギトフール
手札:
墓地:オク(ss済)ベトール+α

手札例
センジュorマンジュ+ハギト+星4以上のモンスター
センジュorマンジュ+ベトール+星4以上のモンスター
ハギト+ベトール+星4以上のモンスター*2
センジュorマンジュ+タリスマンドラ
etc…

展開ルート例
センジュ+ハギト+星4以上のモンスター:
1.センジュnsベトールサーチ
2.ベトールefハギトss(素材:センジュ)
3.ハギト①efアンフォームドサーチ
4.アンフォームドefフールss(素材:ハギト)
5.フール①efハギト回収
6.フール②efオフィエルss(素材:星4以上のモンスター)
7.オフィエル①efオクサーチ
8.オフィエル②efハギトss
9.ハギト①efポータルサーチしてそのまま発動
10.ハギト②efオクss
11.オク①efにチェーンでポータル②efハギト回収&1手札交換
12.オク②efハギトss
13.ハギト①efエマージョンサーチ

展開ルート例2
センジュ+タリスマンドラ:
1.センジュnsハギトサーチ
2.タリスマンドラ①efタリス&キャンドールss
3.キャンドール②ef祝誕サーチ
4.祝誕①efハギトss(素材:キャンドール)
5.ハギト①efアンフォームドサーチ
6.アンフォームドefフールss(素材:ハギト)
7.フール①efハギト回収
8.フール②efオフィエルss(素材:センジュ)
9.オフィエル①efオクサーチ
10.オフィエル②efハギトss
11.ハギト①efポータルサーチしてそのまま発動
12.祝誕②efペンシルss&祝誕回収(コスト:タリスマンドラ)
13.ペンシル②efオフィエル回収
12.ハギト②efオクss
13.オク①efにチェーンでポータル②efハギト回収&1手札交換(捨:祝誕)
14.オク②efオフィエルss
15.オフィエル②efベトールサーチ
16.ベトール①efハギトss(素材:オフィエル)
17.ハギト①efエマージョンサーチ

基本展開とほぼ一緒ですが、墓地にベトールがいる点が異なります。
ベトールがいることにより、相手ターンにエマージョンでオクss=>ポータルefベトール回収=>オク②efベトールss(素材オク+ハギト)と動くことが可能です。
この場合、展開のどこに《禁じられた聖杯》を撃たれてもベトールの効果が通るため、聖杯ケア盤面になります。現在のアンリミNRで聖杯を使う人はあまりいない気がしますが。

ポータルエマージョンアンフォームドフール墓地オク

最終盤面
場:ポータルエマージョンアンフォームドフール
手札:祝誕
墓地:オク(ss済)+α

手札例
星8のモンスター+アンフォームド+タリスマンドラ

展開ルート例
ファレグ+アンフォームド+タリスマンドラ:
1.アンフォームドefハギトss(素材:ファレグ)
2.ハギト①efアンフォームドサーチ
3.アンフォームドefフールss(素材:ハギト)
4.フール①efハギト回収
5.タリス①efタリス&キャンドールss
6.キャンドール②ef祝誕サーチ
7.祝誕①efハギトss(素材:キャンドール)
8.ハギト①efポータルサーチしてそのまま発動
9.フール②efオフィエルss(素材:ハギト)
10.オフィエル①efにチェーンでポータル②efハギト回収&オクサーチ
11.オフィエル②efハギトss
12.ハギト①efエマージョンサーチ
13.ハギト②efオクss
14.オク①ef手札交換
15.祝誕②efペンシルss(コスト:マンドラ)
16.ペンシル②efハギト回収
17.オク②efハギトss
18.ハギト①efアンフォームドサーチ

一応書きましたが、あまり使用しない展開だと思われます。
ペンシルの回収をオフィエルにすれば「ポータルエマージョンフール墓地オク手札ベトール」になります。


ポータルエマージョンフールレッド墓地オク

最終盤面
場:ポータルエマージョンレッドフール
手札:
墓地:オク(ss済)+α

手札例
センジュorマンジュ+ペンシルベル
センジュorマンジュ+ハギトorレッド+タリスマンドラ
星8のモンスター+アンフォームド+ペンシルベル
etc…

展開ルート例
センジュ+ペンシルベル:
1.センジュnsハギトサーチ
2.ペンシル①efペンシル&キャンドールss
3.キャンドール②ef祝誕サーチ
4.祝誕①efハギトss(素材:キャンドール)
5.ハギト①efアンフォームドサーチ
6.アンフォームドefフールss(素材:ハギト)
7.フール①efハギト回収
8.フール②efオフィエルss(素材:センジュ)
9.オフィエル①efオクサーチ
10.オフィエル②efハギトss
11.ハギト①efポータルサーチしてそのまま発動
12.祝誕②efタリスss&祝誕回収(コスト:ペンシル)
13.タリス②efレッドサーチ
12.ハギト②efオクss
13.オク①efにチェーンでポータル②efハギト回収&1手札交換(※祝誕は捨てない)
14.祝誕①efハギトss(素材:タリス)
15.ハギト①efエマージョンサーチ
16.オク②efレッドss(素材:オク&ハギト)

展開ルート例2
センジュ+ハギト+タリスマンドラ:
1.センジュnsレッドサーチ
2.タリス①efタリス&キャンドールss
3.キャンドール②ef祝誕サーチ
4.祝誕①efハギトss(素材:キャンドール)
5.ハギト①efアンフォームドサーチ
6.アンフォームドefフールss(素材:ハギト)
7.フール①efハギト回収
8.フール②efオフィエルss(素材:センジュ)
9.オフィエル①efオクサーチ
10.オフィエル②efハギトss
11.ハギト①efポータルサーチしてそのまま発動
12.祝誕②efタリスss&祝誕回収(コスト:タリス)
14.ハギト②efオクss
15オク①efにチェーンでポータル②efハギト回収&1手札交換(※祝誕は捨てない)
16.祝誕①efハギトss(素材:タリス)
17.ハギト①efエマージョンサーチ
18.オク②efレッドss(素材:オク&ハギト)

展開ルート例3
ファレグ+アンフォームド+ペンシルベル:
1.アンフォームドefオフィエルss(素材:ファレグ)
2.オフィエル①efハギトサーチ
3.ペンシル①efペンシル&キャンドールss
4.キャンドール②ef祝誕サーチ
5.祝誕①efハギトss(素材:キャンドール)
6.ハギト①efアンフォームドサーチ
7.アンフォームドefフールss(素材:ハギト)
8.フール①efハギト回収
9.フール②efオフィエルss(素材:オフィエル)
10.オフィエル①efオクサーチ
11.オフィエル②efハギトss
12.ハギト①efポータルサーチしてそのまま発動
13.祝誕②efタリスss&祝誕回収(コスト:ペンシル)
14.タリス②efレッドサーチ
15.ハギト②efオクss
16.オク①efにチェーンでポータル②efハギト回収&1手札交換(※祝誕は捨てない)
17.祝誕①efハギトss(素材:タリス)
18.ハギト①efエマージョンサーチ
19.オク②efレッドss(素材:オク&ハギト)

要求値が高い上振れ展開です。
《ロード・オブ・ザ・レッド》は非常に強力な制圧モンスターであり、盤面だけでもレッド①ef+レッド②ef+フール②ef=>ベトール②efの計三妨害になります。
また、レッドの効果には同名ターン1制限がありません。
そのため、フール②efベトールss(素材:効果を使い切ったレッド)=>エマージョンからオク蘇生=>ポータルでレッド回収=>オク②efでオク+星4モンスターでレッドss、と動くことでレッド①ef+レッド②ef+フール②ef=>ベトール②ef+レッド①ef(二回目)+レッド②ef(二回目)の計五妨害になります。(もっとも、実際には二、三妨害くらいの働きになることがほとんどだと思います)
NRとしてはかなり強力な展開ではありますが、星8の儀式モンスターを使用する都合上どうしてもリソース消費が多くなりがちです。

ポータルエマージョンフールレッド(デミス付与)アーリィ墓地オク

展開ルートを書き出すのが大変なので動画のみです

おまけ 基本展開の過程で魔神儀を引いた場合

メガリスの展開では基本的にオフィエル=>ハギト=>オク=>ハギトと動いてポータル&エマージョンをサーチする、というのは先述した通りです。
ただ、ごくまれにオクの手札交換でタリスマンドラかペンシルベルを引く場合がありますので、一応その場合の展開を紹介します。

センジュ+ファレグ+星4以上のモンスター(オクでタリスマンドラを引いた場合):
1.センジュnsハギトサーチ
2.ファレグefハギトss(素材:センジュ)
3.ハギト①efアンフォームドサーチ
4.アンフォームドefフールss(素材:ハギト)
5.フール①efハギト回収
6.フール②efオフィエルss(素材:星4以上のモンスター)
7.オフィエル①efオクサーチ
8.オフィエル②efハギトss
9.ハギト①efポータルサーチしてそのまま発動
10.ハギト②efオクss
11.オク①efにチェーンでポータル②efハギト回収&1手札交換(引:タリス)
12.タリスefタリス&キャンドールss
13.キャンドール②ef祝誕サーチ
14.祝誕①efハギトss(素材:キャンドール)
15.ハギト①efエマージョンサーチ
15.祝誕②efペンシルss(コスト:タリス)
16.ペンシル②efオフィエル回収
17.オク②efオフィエルss
18.オフィエル①ベトールサーチ

「ポータルエマージョンフール墓地オクベトール」の盤面になります。

センジュ+ファレグ+星4以上のモンスター(オクでペンシルベルを引いた場合):
1.センジュnsハギトサーチ
2.ファレグefハギトss(素材:センジュ)
3.ハギト①efアンフォームドサーチ
4.アンフォームドefフールss(素材:ハギト)
5.フール①efハギト回収
6.フール②efオフィエルss(素材:星4以上のモンスター)
7.オフィエル①efオクサーチ
8.オフィエル②efハギトss
9.ハギト①efポータルサーチしてそのまま発動
10.ハギト②efオクss
11.オク①efにチェーンでポータル②efハギト回収&1手札交換(引:ペンシル)
12.ペンシル①efペンシル&キャンドールss
13.キャンドール②ef祝誕サーチ
14.祝誕①efハギトss(素材:キャンドール)
15.ハギト①efエマージョンサーチ
15.祝誕②efタリスss(コスト:ペンシル)
16.タリス②efレッドサーチ
17.オク②efレッドss(素材:オク&タリス)

場:ポータルエマージョンレッドフールハギト
手札:祝誕
墓地:オク(ss済)+α
になります。

各対面で意識すべきこと

情報不足のためほとんど保留になっています。申し訳ありません。

※この箇所は特に誤情報を垂れ流してしまっている可能性があるため、話半分に読むことをおすすめします。
有識者の方がいましたら是非とも訂正コメントをお願いします。

ヴェンデット

ヴェンデットの簡単な解説:
アンデット族主体の儀式デッキ
NRフェスの頃はtier圏外でしたが、《スカー・ヴェンデット》《アルグールマゼラ》といった強力な新規カードによって大幅に強化され、メガリスに並ぶtier1デッキになりました。
基本的にはスレイヤー+モンスターで《落消しのパズロミノ》をssし、パズロミノで下級ヴェンデットのレベル調整を行うことで《ヴェンデット・コア》(対象耐性)+《ヴェンデット・レヴナント》(フリチェでssされたモンスターを除外)を素材とした《リヴェンデット・スレイヤー》を出します。《リヴェンデット・ボーン》を使用してssされるため、《ライトニング・ボルテックス》のような対象を取らない破壊も効きません。
この状態のスレイヤーを出された場合、メガリスではほぼ勝てないとされています

先攻時:
ヴェンデット対面ではベトールの破壊効果はほとんど意味がありません。
モンスター除外を付与する《ヴェンデット・レヴナント》と《リヴェンデット・ボーン》から召喚される《リヴェンデット・スレイヤー》の両方が破壊耐性を持っているうえ、アンデット族全てに破壊耐性を与える《アルグールマゼラ》までもが三積みされているため、アンデット族に対して撃つベトールは常に裏目を抱えています。
そのため、相手が《ヴェンデット・ナイト》から入った場合には他の初動がないことを祈りながらナイトを破壊、それ以外の場合は《落消しのパズロミノ》が出るまでベトールを温存し、パズロミノが着地した時にベトールでパズロミノ+他のカードを破壊することでコア+レヴナントの付与を阻害する、というのが基本的な展開になります。
が、当然ながら前者は他の初動や二枚目のナイトで貫通されますし、後者も《ヴェンデット・アニマ》か二枚目のコアを持たれていた場合にはコア+レヴナントの付与が成立してしまいます。
ですので、対ヴェンデットではベトールの除去+αの妨害が必要になります。
+αの妨害手段は色々選択肢がありますが、特に有力視されているのが《フォアグラシャ・ド・ヌーベルズ》です。
フォアグラはss時に墓地のカードを三枚までデッキに戻すという効果を持っており、墓地を多用するヴェンデット相手には特に強力です。
スレイヤーss=>スレイヤーと任意のモンスターでリンク召喚=>スレイヤー②efで任意のヴェンデットを墓地送り&儀式魔法サーチ、と動いた後にエマージョンでオクss=>オク②efでフォアグラをssし、スレイヤー+墓地に送られたヴェンデット+アンデット族をデッキに戻すと、ヴェンデット側はかなり展開が厳しくなります。

後攻時:
相手側がコア+レヴナント付与のスレイヤーを出した場合、捲るのはかなり難しくなります。
一応、コア+レヴナントの処理方法としては以下が考えられます。

1.ファレグで殴る
2.アンフォームドでスレイヤーの打点を下げてから《ウォーターリヴァイアサン@イグニスター》でバウンス
3.《ポワレティス・ド・ヌーベルズ》でリリースする
4.《No.80 狂装覇王ラプソディ・イン・バーサーク》で墓地のボーンを除外してから破壊する

これらの手段はどれもリソースを大きく消費する上、2以外は全てスレイヤーを墓地に送ることになります。
が、スレイヤーは「場から墓地に送られた時に、デッキからヴェンデットを墓地に送りながら儀式魔法をサーチする」という効果を持っているため、一度墓地に送ってもバースをサーチされ、返しのターンにレヴナント+ハウンド付与のスレイヤー(毎ターンフリチェでssモンスターと魔法罠を除外)を出されることが確定します。対象耐性がないとはいえ、リソースを吐かされた後にこれを対処するのはかなり厳しいものと思われます。
2はバウンスなのでバースをサーチさせずに処理できますが、相手側がボーンかバースかマンジュのどれかを素引きしていれば、同じようにレヴハウンドスレイヤーが着地します。
そのため、仮にコア+レヴナント付与のスレイヤーを処理できたとしても、その後のゲーム展開は相当苦しいものになってしまいます。
幸いヴェンデットは展開の手札消費が激しいデッキなので、放置しても数ターンで負けるということは起こりづらいです。なので、一ターンで対処するというのを諦め、数ターンかけてリソースを稼いでから対処するというのが良いのかもしれません(正直この辺りはよく分かっていません)。

メガリス
花札衛
メタビート

保留です。知識が溜まったら書きます。
浅学を恥じるばかりです。


NRフェス以後のメガリスに影響を与えたカード

《エクソシスター・アソフィール》

ブレイブリー・ウィングスで実装されたランク4エクシーズモンスター。
素材を一つ取り除くことで相手モンスター一体をバウンスすることができ、
《No.77 ザ・セブン・シンズ》のような破壊耐性を持ったモンスターへの対処がより容易になりました。

《弩級軍艦-いくら型一番艦》

ルーラーズ・マスクで実装されたランク4エクシーズモンスター。
それまでランク4およびランク8にバックを破壊できる実用的なカードは存在しませんでしたが、このカードの登場によって星4*2を並べるだけでバック除去ができるようになりました。
戦闘を通さなければいけないという欠点もありますが、《次元の裂け目》といった強力な永続カードをEXから処理できるようになったというのはかなり大きな変化と言えます。

《決戦のゴルゴンダ》

悪い方向で影響を与えたカードです。
自分の場のカードが破壊される時、代わりにEXから《アルバスの烙印》を融合素材とするモンスターを墓地に送ることで破壊を肩代わりする永続魔法です。
それまでベトールの破壊に対するメタとしては《わが身を盾に》や《禁じられた聖杯》が使用されていましたが、どちらもケアが比較的容易であり、ベトールを完全に封じ込めることはできませんでした。
ですが、ゴルゴンダは破壊時に適用される効果のため、ベトールのチェーンをずらすといったケアも通用しません。永続魔法であるため、自分のターンに消費させて相手ターンにベトールを通す、といったこともできません。
また、最近出たカードであるにも拘わらず、この破壊を肩代わりする効果には名称ターン1がありません。そのため、重ね引きしてもほとんど問題がありません。
破壊の種類も問わないため、対面によって腐るということもほとんどなく、総じて汎用性に優れた優秀なカードと言えます(ヴェンデット相手には若干弱いですが)。

《スカー・ヴェンデット》
《アルグールマゼラ》

ヴェンデット関連のカード二種です。
これらの登場によりメガリス一強の時代は終わりを迎え、メガリスとヴェンデットの二強環境になりました。

《ポワレティス・ド・ヌーベルズ》
《フォアグラシャ・ド・ヌーベルズ》

シンギュラリティ・ウォリアーズで実装された儀式モンスターです。
前者は対象を取らない墓地送り、後者は墓地干渉と、どちらもそれまでのNRメガリスでは難しかった仕事をこなせる優秀なモンスターです。
特にポワレは《クラウソラスの影霊衣》に次ぐ妨害持ち星3儀式であり、ペンシルベル一体から出せる儀式モンスターという点も評価できます。
とはいえどちらもヴェンデット以外の対面ではあまり強いとは言えず、これらを採用するために二枠消費するのは少々もったいない気もします。
本稿に載せたレシピでは一応採用していますが、筆者自身未だに採用を悩んでおり、ちょくちょく抜けたり入ったりしています。


おわりに

いかがでしたか?
この記事を見てアンリミNRに興味を持った方がいれば、ぜひメガリスを組んでみてください。
また、この記事を書いている間ずっと「これ誤情報書いてしまっているのでは?」と気が気でありませんでした。ですので、誤った記述に対する指摘はどうぞ遠慮なくして下さるとありがたいです。
それでは、よきアンリミNRライフを!!

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