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CALLBACK!!vol.13 出演者インタビュー⑤ 田崎友也

【CALLBACK!!vol.13 出演者インタビュー⑤ 田崎友也】

Q「田崎さんは、ミュージカルを始められたのが大学に入られてからのようですが、いつ頃からミュージカルには興味を持たれていたのですか?」

A「ミュージカル興味持ったのも大学のサークル入ってからですね。それまでは本当にミュージカルのこと知らなくて、高校の時他のクラス友達が文化祭でCATSをやるって聞いて『え?シルクドソレイユじゃん!体育館で空中サーカスとか出来んの!??』って聞いた覚えがあります。」

Q「面白くて分かりやすいエピソードをありがとうございます!そのサークルに入った経緯というのはどういうものだったのでしょうか?」

A「サークルに入った経緯も凄いしょうもなくてですね。ある女の子に誘われてサークル見学に行ったんですよ。それで新歓公演見て、その子入るって言ったんですよ。その子凄く可愛かったんですよね〜。…まぁそーゆー事ですはい。」

Q「なんだか聞いていてとてもリラックスできる答えで、楽しいです(笑)。ミュージカルに火がついたのは、どのくらいの時期だったのでしょうか?」

A「まずミュージカル熱が上がり始めたのはMasqueradeの第18回公演で主演やらせていただいたのがきっかけでそれまでミュージカルってよりはサークルが大好きだったんですけど、その公演で逆転してミュージカルの方に熱が上がり始めました。ただ当時本気でやるならプロ目指したいなと思っていたんですけど、そこまでこれにかけられる程熱量はないなと思ってたんですよ。完全に火がついてプロを目指そうとまで思ったきっかけはこれもちょっと特殊なんですけど、新海誠監督の『君の名は』でした。あの作品大好きで当時6回観たんですけど、観客動員数1539万人とかなんですけど、それだけの人の心を揺さぶるエネルギーってのが確かにあって、『これをミュージカルでやりたい!』って思ったんですよね。そこから完全に火がついて今まで全力で生きてきました。こいつ全然ミュージカルの話しないですね←←」

Q「大学を卒業されてからはよりミュージカル漬けになっていったと思いますが、一番嬉しい瞬間と一番苦しい瞬間というのはなんでしょうか?」

A「まず嬉しい瞬間は具体的なのが1つあって去年出演した溝ノ口ミュージカルロードというCALLBACK‼︎と似たようなミュージカルコンペライブに出たんですけど、あの時のパフォーマンスの時の会場の空気感ですかね。僕の持論なんですけど、舞台は役者がお客様にパフォーマンスを魅せる場ではなく、パフォーマンスを通してお客様と舞台上で繰り広げられてる世界観を共有して一緒に遊べる場でありたいと思ってます。あの時のパフォーマンスはそれが体現出来たものでした。特にライブ形式だったので、お客様との物理的にも心理的にもより近くて、通常の舞台と違って舞台と客席の境なんて無いようなもんで、完全に一緒に舞台を通して遊べました。あの瞬間のお客様の僕を馬鹿にしてる顔、何言ってんだこいつ?って顔、大笑いしてる顔、その他諸々それぞれが楽しんでる顔を見た時が1番嬉しかった瞬間です。同時に技術的に未熟過ぎたので、もっと出来たなぁと悔しかった瞬間でもあります。1番苦しい瞬間はハモリの音がドツボにハマって全く取れなくなった瞬間です。死にたくなります(笑笑笑笑」

Q「具体的なエピソードをありがとうございます!『俳優と役者が一緒に遊べている』と感じたミュージカル作品などはありますか?」

A「そうですね。僕自身はまだまだでしたが、去年出た『いい人だねチャーリーブラウン』はお客さんと遊べていたと思います。」

Q「最後に、今後の最大の目標とやってみたい役を教えてください!」

A「抽象的なんですけど、『君の名は』のような衝撃をミュージカルを通じて世間に伝えたいってのが大きな目標で、じゃあその為にこの業界で自分が何が出来るのかっていうのを模索する為に技術を上げてもっとミュージカル業界の中枢にアプローチしていきたいと思ってます。やってみたい役ってのはあんまりハッキリないんですけど、目標の俳優はJeremy Jordanです。」

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