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#2 ”Calla”という名の由来
こんにちは。Callaです。
今日は私のアカウント名にまつわるお話と、私の人生のテーマをお話したいと思います。自身の価値観を知っていただいてからランジェリー情報をお届けしたいなという思いから、前回に引き続き、ランジェリー情報よりも考え方についての内容ですが、もう少しだけお付き合いください…!
●”Calla”という名の由来
私のアカウント名の”Calla(カラー)”は、私が好きな花の名前からつけたものです。カラーは4-7月に開花し、一番の見頃は6月、ブライダルシーンで人気があるお花です。真っ直ぐにすらりと伸びた茎に、大きな花びらを1枚くるりと巻いたような独特な形をしています。実はこの花びらに見える部分は仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる葉が変化したもので、仏炎苞の中から顔をのぞかせている黄色い部分が花の部分です。私はこのカラーのシンプルで洗練された上品な佇まい、しっかりとした芯としなやかな流線を描く優美なフォルム、そしてカラーに秘められた花言葉、特に「凛とした美しさ」がとても好きです。
●カラーの花言葉
- カラー全般:「乙女のしとやかさ」「華麗なる美」「清浄」
- 白:「愛情」「乙女の清らかさ」「清浄」「清純」「凛とした美しさ」
- 黄色:「壮大な美」
- ピンク:「情熱」
- 紫:「夢見る美しさ」
- ホットチョコレート:「贅沢な美」「夢のような美しさ」
●カラーの花名の由来
カラーは英語圏では”Calla lily”と呼ばれています。花名の由来は諸説ありますが、一説にはギリシャ語の”kállos”(カロス:美しい)から由来し、すらりとした花姿で、ユリの花のように清楚に美しく咲き誇るから名付けられたとされています。
カラーは古くはギリシャ神話にも出てきます。全能の神ゼウスの妻である女神ヘラが、ヘラクレスに授乳していた際、こぼれた母乳から咲いた花がカラーだと言われています。そこから、ギリシャ神話では、カラーは貞淑と母性の女神ヘラの象徴とされています。あるとき、カラーの花を見た美の女神ヴィーナスは、その美しさに嫉妬して、少しでも醜く見えるようにと、その花の中心に棒のような部分を作ったのだそうです。それがいまのカラーの姿になっていると伝えられています。
●強く・しなやかに・美しく
私はこの美しいカラーと人を重ね、ブレない芯を持ちながらも、柔らかく表現をすること、しなやかに立ち回ることのできる人でありたいと考えています。自分の考え方を確立し、心にも身体にもすっと芯が通った人の後ろ姿は、思わず息を飲んでしまうほどに美しいですよね。そんな魅力的な人になりたいです。
社会の中で経済的・精神的に自立し、愛を持って自他を承認し、”強く・しなやかに・美しく”毎日を紡いでいくこと。
私はこれを人生のテーマとして掲げ、ランジェリーを通して伝えていきたいと考えています。
ランジェリーは人の心と身体に密接に寄り添うもの。人生についても人の数だけ多様な考え方があるけれど、ランジェリーについても、各々自分なりの捉え方、考え方、感じ方があると思います。次回は私のランジェリーに対する考えをお伝えし、最近読んでとても共感しているランジェリー本のご紹介をしたいと思います。
Calla