ボカコレ2020冬
こんにちは、Calkyonです。
皆様ご存じかとは思いますが、12月11日から13日の3日間、ボーカロイドの祭「The VOCALOID Collection 2020 winter」が開催され、1000を超えるボーカロイドに関する動画が投稿されました。
ボカコレは、期間中に投稿された動画で6つのランキングを作成し、ランキング入りした動画投稿者には支援金が授与されるという、今までにはない画期的なイベントでした。
ランキングは公式サイトから
ボカコレ期間中、最も人気だったオリジナル曲はR Sound Design さんの「Forward」でした。また、柊キライさんの「ラブカ？」が2位、柊マグネタイトさんの「終焉逃避行」が4位と、巷では「柊の時代が来た」といわれたり、SLAVE.V-V-Rさんのネタ曲「あぁ！ボカロ狂想曲」が3位になるなど、とてもニコニコのボーカロイドらしい順位になりました。
今回のランキングの枠で「ルーキー」という枠が設けられました。この枠は処女作投稿から2年以内のボカロPに参加資格がありますが、このランキングもとても盛り上がりました。1位は先ほども上げました柊マグネタイトさんの「終焉逃避行」2位はにっくきゆうさんの「PS5が当たらない」、3位はよたばいとさんの「バッド・ゲイザー」でした。ボカコレ期間中に処女作を投稿するPが一定数いたのも、この枠があったおかげでしょう。
僕はここでふと思いました。
「ランキング入りした＝みんな聴いた＝いい曲」という等式は成り立ちますが、だからと言って、「再生数が少ない≠いい曲じゃない」であるはずがない。再生数が少なくてもとてもいい曲はあるはずだ、と、そう思いました。
ということで、僕はオリジナル曲全部巡回してきました。そして、「ランキングに入らなかったが、僕が好きだと思った曲」をマイリストにまとめておきました。
本当は全部聴いてほしいのですが、いかんせん100曲を超えてしまったのでここでは特にお気に入りの10曲を紹介したいと思います。僕の語彙力があまりにもなくて魅力を伝えられないので、とりあえず聴いてください。
1曲目はmizian 81 endさんの「デイフューズ」です。
11日の朝10時に投稿されたこの楽曲ですが、僕が見つけた13日の深夜では再生数が2桁しかなく、とても驚きました。リスナー！！！！この曲を聴け！！！！
メロディがキャッチーで、曲にもメリハリがある。絶対に流行るはずなんだこの曲は・・・！！！！
2曲目は素面げこさんの「Prime number」です。
素面げこさんはNNIで多くのオリジナル曲を投稿していますが、ボカロ楽曲はこの曲が初投稿です。
ポップな音作りが特徴で、ウナちゃんのかわいらしい声とよくマッチしています。また展開がよくかわり、まるでおもちゃ箱を開けたような曲です。
3曲目は髙山浴衣さんの「ミスター・ハストゥール」です。
この曲が初投稿であるにもかかわらずこのクオリティー！！歌詞はクトゥルフ神話やTRPG関連の語句で韻を踏んでいて、オケはポップなロック。韻を丁寧に踏んでいるため、メロディもキャッチーです。あとGUMIちゃんがかわいい。
4曲目は端希さんの「ヘイゼア」です。
端希さんは普段は「だらけ」という名前で歌い手をしていらっしゃいます。この曲は、絵からは想像もつかない明るさ突き抜けた曲です。特にサビが好き。ラスサビはコード進行が違うのでさらにエモい。
5曲目はHaTaさんの「アリスちゃんとテレスくん」です。
安心のHaTaさん。Cメロ好きすぎる。あと歌詞を最初から最後までじっくり読んでほしいです。僕はこういう哲学チックな歌詞が大好きです。あと僕個人の感覚なんですが、HaTaさんの曲を聴くと幸福指数が一気に上がります。
6曲目は末代さんの「情景模型」です。
2分という短い曲ですが、とても満足感のある曲です、さすが末代さん。どうしてこれがランキング入りしなかったランキングTOP5に入ります（Calkyon調べ）。毎度ながら本当にメロディーが最高です。
7曲目はホノさんの「枷」です。
重ためのギターロックです。本当はこの曲をnoteに書くつもりはありませんでした。しかし、いつの間にか僕を虜にしていました。音作りが最高だし、サビのコード進行とメロディが本当に強い、強すぎる。1回でいいからサビを聴いてほしい。
8曲目はペクちんさんの「TRAVELLERS」です。
曲の完成度もさることながら、動画のクオリティもとても高い。再生数3桁。おかしいだろ～～～～！！！！（キレるオタク）
ボカロ界において、こういう曲はメインストリームではないけれど、ボカロ特有の曲でもあります。だからボカロが好き。
9曲目はみえなしぎさんの「光へ！！」です。
4分間があっという間に過ぎてしまいます。なんといってもサビへの盛り上げ方が最高。とくにサビ最後の「どこまででも 空渡る」のところのメロディ、オケ、歌詞が好きすぎる。優勝。
10曲目は青屋夏生さんの「白紙」です。
ボカコレ期間中の動画のクオリティで1，2を争うハイクオリティのアニメーション動画。可愛いポップ・明るい歌詞、迫力のある映像の3拍子。聴け！！！！観ろ！！！！
とまあ10曲紹介しました。僕が全部巡回する中で、再生数が100台の曲も何曲か紹介したように、あまりにも評価されていない曲がVOCALOIDには多いということを実感しました。
また、曲の好みは人によって違います。今回紹介した動画は僕の完全な趣味によるものです。皆さんも暇なときに再生数の少ないVOCALOIDの動画を開いてみてください。新しい世界がそこに待っています。
これからもボカロを愛していこうぜ！！！
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