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【最終報告】[指定]リタリタインストール&[自主]リコリコで行こう。

こんにちは、こんばんは。カリコです。

6月からランサーズ新しい働き方LABの研究員になり、紆余曲折して早5ヶ月。レイオフされて6月に勢いで個人事業主になり、8月に障がい者雇用で契約社員になり、11月でやりたいことが固まって、妻に事業計画書を提出し、個人事業主として立身すると決意を固めるための1年でした。

面白そうだ!と飛び込んだ新しい働き方LABのの研究員制度に参加したことがきっかけで、本当にさまざまな出会いや出来事がありました。そんな経験もあたラボのおかげです。改めて、運営の皆さん、研究員の皆さんに感謝いたします。

1.実験の目的と背景

2023年12月に外資メーカーからレイオフ(会社都合解雇)。解雇理由が納得いくもではなく2月に民事訴訟。失業保険を貰いつつキャリアブレイクを謳歌していました。しかし重圧に耐えきれず、就職活動をするも失敗続き。最終面接までいけた企業は手のひらクルーと条件が異なる。踏んだり蹴ったりでした。そんな折り、たまたまあたラボ4期研究員募集を見つけ、ヒマだったので勢いで申し込みました。そんなので、正直なところ、なーんも考えていません。

あたラボ開始前後に個人事業主となり、華々しくフリーランスエンジニアデビューしました。それも束の間、偽装請負に無自覚な発注元、それを仲介したエージェント2社は謝罪どころか「お前が悪い」「何が問題でも?」な態度。労働基準監督署、労働局、フリーランス110番、下請け駆け込み寺&担当弁護士の4箇所から「それ労働派遣だね」と満場一致の見解をもらったのがハイライト。

2. 検証したいこと

指定企画・自主企画ともに参加していて、途中で合体したので一応再掲載。

個人的な課題は今もあって、一つ目は私が障がい者であること、二つ目は未経験であること。これをどうにか覆さないと仕事にならないし、タダ箱にも参加できないとか思ってました。

結論として、発展途上です。11月に事業計画書を妻に提出し、個人事業主として活動する意思が固まったのと、やりたいことが明確になったためですね。

3. 活動の概要

指定企画・自主企画が合体して、次の企画になりました。あたラボ4期が終わっても、この指定・自主統合企画を継続します。

4. アウトプット・成果

実績も経験もない人が、いきなり仕事を取るのは無理です。その中でもエンジニアとなると割とルートが決まっているんですよね。勉強→SES/会社勤め→独立(フリーランス)。私はどのルートが家庭の事情で使えない。ならどうするか。自分がやれることを必死にやることでしか、できないのかなと。

前述した通り、妻に事業計画書を提出しました。3年でどうにかする、という事業計画書です。甘々なものではありますが、妻は受け入れてくれました。3年間は支えると。

自分がしたいことの一環として、AITuberをありもので始めました(と言ってもセットアップしただけなので、企画はこれから)。あたLAB参加前の自分だったら、ずっと考えて結局しない。しかし、あたLABを経て、PDCAのPPPPだったのが、DDDDになっているようです。行動しなきゃ行動しなきゃな気持ちが前のりになっています。

AITuber花猫マコをプロデュース。情報はあってもDoしない人が多く、私もそのDoしない側でした。あたLAB、世間の扱いからDoしないと透明人間になると強く感じるようになりました。

そのほかにも「なぜ同じ機能同じデザイン同じサービスがあるのに新しく作るのか?」とずっと疑問でした。1つでいいだろうと。しかし、「これが俺が考える価値なんだ!」と主張手段と最近考えるようになってきています。自分で答えを作る視点を失っていた。今作りたいものがあるので、開発手法を学んでいます。

5. 振り返り

Q.自分にとって新しい働き方か
A:新しい働き方だと感じています。

会社員では感じない考えや悩み、新しい体験や出会いを得ています。10年会社員をしました。今年は障がい者雇用も経験しています。それら総合して、ASD(自閉スペクトラム症)がある方は組織で働くのは無理、という結論にいたりました。

どこまでいっても、強者(定型発達)から弱者(発達障害)の施しなんですよね。日本の組織は。フラットで対等になるには、個人で勝負するしかない。

一番感じたのは、生きた技術や知識がなければ相手に舐められるし、奪われるだけ奪われる。あたラボ参加期間前に偽装請負現場に参画してしまい揉めた経験、今参加している障がい者雇用プログラムACB-PHでは運営の2社から搾取されている経験、たった2つの経験ですが、私の心に刻み込まれました。

思うだけじゃ世の中は変わらない。自分で行動して仲間を作り、社会へ訴える。私には今もこれからもそれが最重要で最大の課題となりました。

Q:社会にとって新しい働き方か
A:新しいとは思いません。

先人から見たら新しくはない。フリーランスを含め、新しいことに挑戦するときは0からスタート。既に同じスタート切り成功している人たちから見れば、当然のこともしくは間違った見解かもしれません。

一方で、私の最終目標は新しいかもしれません。マイノリティからマジョリティへ、中指たてて「NO」と突きつけることから始まるのですから。

6. まとめ

半年間、組織に属さない活動、障がい者として組織に属した活動を振り返る中で、多くの学びと成長を実感しました。組織から一歩足を後ろにさがり、全体を俯瞰したことで、「障がいがある」マイノリティに対する世間からの風や個人の弱さを身をもって経験しました。

それを覆すには、努力が小さくても確実に次のステップにつながると信じて行動を続けること。それのみに希望が宿ります。

ほか多くの方との出会いを通じて、背中を押してくれた方々に感謝します。新しい働き方LABの皆さん、妻、三川屋幾朗さん、ACB-PHプログラムで出会った私と同じ障がい特性の方々。動けば誰かが応援してくれると信じて、これからも動いて、抗いたい。

今の世の中は、ぶっちゃけつまらない。もっと面白おかしくできる。

0から始める方の参考になれば嬉しいですし、私の先を進んでいる方には、ご指導いただけると嬉しいです。

それでは、私のご報告は以上とさせていただきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。

カリコ


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