ウマ娘も競馬も未履修のオタクが、『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』を観た話
オタクはこういう感想読むの好きだろ!! 俺も好きだから!! うっすい感想ですがご容赦。
きっかけ
そもそもなんでウマ娘未履修人間が初日に映画観に行ってんの、って話をします。
私は映画館で映画、特にアニメ映画を観るのが好きでして、4月半ばにいつものようにコナンを観に行ったのですが、まずそのときに流れた予告でぶっ壊されました。
アグネスタキオンというウマ娘の存在は知ってたんですよ。なんならビジュ結構好きだし、これでマッドサイエンティストなのいいキャラしてんねぇ……って思ってたんですよ。
……え、速いの!? あのナリで!?!?!?
もうね、ダメです。あのナリで速いんならそれはもう最強です。そうして私は無事にアグネスタキオンにぶち壊されて映画を観に行こうと決意したのです。
準備
とは言っても本当に知識がないので、ウマ娘に詳しい友人に聞いてみると、「アニメとか映画はそれぞれ独立してるから初見で行っても楽しめると思うよ。でもRTTTっていう前日譚みたいなのがあるからそれ観ておくといいよ」とのことでしたので、劇場で公開してたRTTTを観ました。つまり、これが私が触れた最初のウマ娘コンテンツというわけですね。
良すぎか~!? 何だこのコンテンツ!?!?
作画も迫力も良かったのは当然なんですけど、アヤベさんとかトプロちゃんとかああいうバックボーンが全てのウマ娘にあるということですよね!?!? これは沼ですね!?!?
そんなこんなで、もうすっかり期待感MAXのまま5月24日当日を迎えたのです。
本番
各キャラ毎に書くのがやりやすかったのでその形式でいきます。
フジキセキ
いやー、始まってすぐに思ったよね。何だこの最高バチくそイケイケウマ娘さん!?!?
というわけで、フジさんに魅せられたポッケのように今度はフジさんに無事殺されました。命がいくつあっても足りません。ちなみにネタバレですが、映画を観終わった今でも誰推しかと聞かれればフジキセキと答えます。それくらいぶっ刺さったよね。
ポッケの走るきっかけになったフジさんが、ポッケが再び走り出すきっかけになって、フジさんもフジさんでポッケに触発されてるの、あまりにも綺麗。
にしてもあのすけべな勝負服何???? 最高か????
ジャングルポケット
私、バチくそ強い光にあてられてる表情が最高に好きなんです。だから序盤のポッケ見て、「あぁ、この映画観にきて良かったぁ」ってポロリと泣いておりました。
ポッケ、本当に辛かったろうなあと思います。「最強になる」を目標に走ってるのに、自分の力じゃどう頑張ってもそれが叶わない状況に陥ってしまう。「ライバルに勝ちたい」がいつの間にか自分を苦しめる呪いと化している。日本ダービー勝った際に放った雄叫びもどこか悲しそうでさぁ。
それでも走り続けるんだよな。それで、フジさんのおかげでまた"走れる"ようになって、菊花賞終わってすぐのJAPAN CUPに挑戦してさらに上の世界を経験して、新たな目標ができて――
え、勝つの!? ここで!?!?
……お前が最強だよ、ジャングルポケット。
ちなみにこれは余談なんですが、ジャングルポケット親衛隊のルー、シマ、メイの3人、最初でてきたときはいかにもガキって感じだったのに時間が経つにつれて可愛くなってったのなんか……良い。
アグネスタキオン
タキオンみたいなタイプのキャラが、感情に、本能に抗えなくなるのが癖です。日本ダービーでのポッケの走りを映像で見ながら手足バチくそに動かしてるのお前ほんまほんまほんま最高だなぁ!!
この映画はポッケとタキオンの物語だと思って観てて、最後の方にポッケは一皮剥けたけどタキオンはずっと燻っててドキドキしてた。さすがにこの状態のタキオン放置はせんやろと思ってたけどどうするんだろうか……って。
最高なものお出ししてくれたよね。結局なんだかんだ言いながら自分自身が走りたがってることをようやく認めて橋の上を全力疾走。多分あのシーンが一番グッときた。
ポッケとタキオンはお互いに死ぬほど影響を受けあって与えあっている、名実ともにライバル。あの世界のあいつらは、これからもずっと一緒に走り続けてて欲しいな。
おしまい
まだまだ色々感じてたとは思うんだけど、時間空いちゃったのと一回しか観てないのとで今書けるのはこんなもんでした。ありがとうウマ娘。ありがとう新時代の扉。ありがとうフジキセキ。今まで見た中でもトップクラスに満足感をおぼえる映画だったよ。
追記
ゲーム始めました。こちらもよろしくお願いします。