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「flores」について

今年2月にリリース予定だった「flores」を7月12日やっとリリースできました。たくさんの方に支えられてやっとやっと聴いてもらえるようになって嬉しいです。今回はichikaが記事を書いています!

「flores」というのはラテン語で「花々」という意味があります。Caldiem.もラテン語からきているので、そこからタイトルをつけました。
いつも作詞が終わって全体像を自分でイメージしたものをタイトルにしていて、サビにある「重ねた愛だけ 花に変えたなら」という部分にフォーカスしてタイトルをつけました。
今回の曲は、今の不安定な世の中や優しさが足りない世界に向けてもっと思いやりを持って優しく生きていこうというメッセージを込めました。

「flores」のCOVER ART

カバーアートは自分の思う世界観で描けたのでとても気に入っています。
サビの「鏡合わせの世」を表現するために真ん中にラインを置いて対になるように男女の手を合わせています。
また、女性の手に巻いている花を男性にはタトゥーとして体に刻んであります。この花は白いストックという花をモチーフに描いていて、花言葉の「思いやり」にフォーカスして選びました。本来のストックの形状ではないけどそちらをモチーフにしています。
光と影、鏡合わせ、対になるものという自分の中の世界観を取りこんだイラストに仕上がりました!

そして実はこの曲は、大稀が術後ようやく歌えるようになってきた中で”最初に曲先で作った曲”なんです。曲ができてから作詞をつけるまでは2日かかりませんでした。曲からイメージが溢れてあっという間に言葉が並んだので自分でもびっくりしたのを覚えています。
すごく優しい気持ちになれる曲だと思うので、しんどい日や帰り道など聞いてみてくださいね。どんなときでも少しの思いやりを持ち合わせることできっと優しい世界になると思うから。

そして今回、どうしてもお願いしたい編曲家の方とエンジニアの方がいて、快く依頼を受けていただき完成した曲です。多くの人や尊敬する方などの手を経てみなさんにやっと届けられました。2人とも安堵とともになんとも感慨深い気持ちでいます。すぐに購入したよって連絡をくれたり、シェアしてくれたり、ダウンロードして聴いてくれたりと感想をくれたみなさん本当にありがとうございます。まだ1曲目でスタートをきったばかりですが、自分たちの想いが形となって届けられて本当に幸せな気持ちです。

ボーカルの術後が思ったより治るのに時間がかかり歌えるようになるまでかなり時間がかかったし、わたしは歌うひとじゃないから活動を進められずに焦る気持ちもあってやりきれない時間も過ごし、大稀も身動きがとれずに不安な日々を過ごしました。
この曲をリリースするまで本当にいろんなことがあったけど、Caldiem.を結成して本当によかったと思うし一生をかけて叶えたい夢だとあらためて認識できた機会でした。
こだわりがあるからこそぶつかることもすごくあるけど、回数を重ねるごとに曲もよくなるし納得いくまで話し合うことが自分たちに合ってるから諦めないで形にしていきます。まだまだスタートしたばかりのCaldiem.ですが、今も制作中の曲がいくつかあるので早くみんなにお届けできるようにしていくので応援よろしくお願いします!!


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