定年後の両親をLAへ連れて行く「親孝行旅プロジェクト」④:航空券の予約
1.はじめに
この記事の目的
今回の記事では、「定年後の両親を連れていく旅を、できるだけリーズナブル&スムーズに予約したい!」というテーマを軸に、実際の航空券予約の流れや料金を考える際のポイントを具体的に解説していきます。前回は、航空会社や座席クラスの選び方についてまとめましたが、今回はそこからさらに踏み込み、実際にどのように手配を進めればよいのかをお伝えします。両親を連れて海外旅行を計画中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事で得られるもの
予約サイトや比較方法のコツ
キャンセルポリシーや支払い手段の比較
親御さんとの旅行だからこそ気をつけたいポイント
2.航空券予約の基本手順
大まかな日程を決める
まずは出発&帰国日を設定します。今回は私も有給を大いに取得する方向性のため、完全に世の中の連休とは外れた日程を選択しました。もちろんシーズン(夏休み・GW・年末年始など)を外すと料金が下がることが多いです
1.大まかな日程を決める
まずは出発&帰国日を設定します。今回は私も有給を大いに取得する方向性のため、完全に世の中の連休とは外れた日程を選択しました。もちろんシーズン(夏休み・GW・年末年始など)を外すと料金が下がることが多いです
詳しい日程の決め方はこちら
2.フライト検索サイトで相場をリサーチ
Skyscanner や Expedia、Google Flights などで、希望日程の最安値や乗り継ぎパターンをざっくりチェックします。
私たちのように中部国際空港発の場合は、国内or海外ハブ空港経由が多いので、乗り継ぎの回数と料金を比較して購入という流れですが、我々は最初から日系を選択することにしていたためJAL、ANAのみしか確認していません。
3.公式サイトor旅行代理店サイトで詳細確認
このタイミングで旅行代理店(HIS、JTBなど)独自のパッケージも比較することをおすすめします。観光は自分で組みながらうまくホテル飛行機は使うというのは労力的にプランニング側にはおすすめです。また、プランニング側もインターネットでの対応が心配な場合、電話や窓口で相談できる代理店利用は安心感があります。
4.座席クラス・具体的な便を確定
前回決めた「エコノミー・プレミアムエコノミー・ビジネス」などの希望クラスをもとに便を検索します。詳細は前回の記事をご確認ください。
便確定前に「何時発のフライトなら両親がラクか?」「直行便か、乗り継ぎはどこにするか?」といった基準を再確認することをお勧めします。大学生であれば深夜便バッチこいですが、60オーバーとなると夜遅い時間や時差ボケリスクが高い時間は安くても体力的にNGと考えられます、、、。
予約・支払い
Web上でクレジットカード決済が主流。
代理店を通す場合は、銀行振込や店頭支払いも選択可能。
5.予約・支払い
基本的にはWeb上でのクレジットカード決済となります。今回は私が全てを立て替えて支払い両親から別途代金を振り込んでもらう方式を採用しました。振り込みも可能な場合がありますが、キャンセルや金額確認の簡便さから基本クレカをお勧めします。逆にクレカ決済が誰もできない旅行計画の場合は大人しく代理店に全てお任せするのをお勧めします、、、。
3.料金の考え方・注意点
1.早期予約vs直前予約
早期予約:座席の選択肢が多く、早割セールに当たれば安く買える可能性大。
直前予約:価格が高騰するか、大幅値下げが出るかは運次第。親御さんの体調による日程変更があり得るなら、ある程度余裕をもった予約がおすすめ
旅行の趣旨からして早期予約一択です。特にドジャースの試合があるタイミングは航空会社もドジャースシフトを組んでいるみたいなので、ご両親のためにも早めにいい席をしっかり確保しておきましょう。
2.オプション料金の見落としに注意
座席指定料金:非常口席や前方席、プレミアムシートなどに追加料金が発生するケース。
受託手荷物:LCCや一部外資系だと、荷物の重量・個数で別料金になることも。
機内サービスの有無:LCCの場合、食事やブランケットは有料パターンもある。
3.キャンセルポリシー・変更手数料
親御さんに何かあったとき、変更やキャンセルが容易かどうかは重要。
航空会社や予約クラス(PEX運賃、格安運賃、エコノミーフレックスなど)によって、キャンセル料が大きく異なる。
旅行保険でカバーできる場合もあるので、保険内容のチェックもお忘れなく。
前回の記事にも記載しましたが、実家に高齢な両親の親が同居していることや大谷翔平の出場状態などのイレギュラー発生可能性が高いことから我々はこちらを最優先しています。それによって金額が跳ね上がります涙
4.キャンセル・変更が想定される場合の対策
1.フレックス運賃やオプション付き運賃を選ぶ
通常の格安運賃よりは高めだが、変更・キャンセル料が少ないプランを設定している航空会社も。
高齢の親御さんがいる場合、突発的な体調不良でも大きな損失を防げる。
基本的には覚悟を決めてフレックス運賃を選ぶ必要があります。ただし、変更は無料でもキャンセル料は航空会社によって数万円はかかることが普通です。今回は3人分のキャンセル料は7万円となっています。
※個別で航空券を購入する場合は購入単位ごとにキャンセル料がかかりますのでご注意ください。
2.旅行保険を充実させる
ロサンゼルス旅行は基本的に高額になるため、旅行保険をかける場合にはその金額も高額となります。また、カバーできる金額が100万円までなど上限がある場合が多いので航空券ホテルをすべてカバーするのは至難の業です。また、クレジットカード付帯の保険だけではカバーできない場合がほとんどです。
キャンセル特約付きのものにする案もありますが、本人の病気の証明書が必要であったりかなり制約がきついものが多い印象でした。
そのため、自己都合での日程変更やキャンセルの可能性がある程度ある場合には、予約プランを変更可能なものにしてそれでもかかるキャンセル料だけを保険で賄えるようにしておくことをお勧めします。
5.具体的予約シュミレーション(例)
日程例:6月1日〜6月7日(ロサンゼルス滞在5泊7日)
フライト検索サイト:ANAのプレミアムエコノミーにて検索
中部国際空港→羽田or成田→LAX(ANA・JAL)
上記のようにわかりやすくキャンセルポリシーが記載されていますので自身にあったものを選択してください。
全体日程確認
記載の日程でで両親に配慮した時間を考慮した場合上記の行程となります。ただし、帰りがユナイテッド航空とのコードシェア便となっておりここが不服の場合はもう少し会社を検討しても良いかもしれません。
実際に私はプレミアムエコノミーの座席の評判や前航空機が日系であることを優先しJALを選択しています。
そして値段がこちら。
今の時期になるとだんだん上がってきているなという印象ですが、私が購入した際は110万円台でした。是非、是非早期の予約をお勧めします!
https://www.ana.co.jp/ja/jp/international/?type=i
6.まとめ
親孝行旅での航空券予約は、価格だけでなくキャンセルポリシーや座席指定料金など細かい条件をチェックすることが大切です。
早期予約でお得に取るか、柔軟な変更ができるプランにするか、家族の状況に合わせた選択をしてください。
クレジットカードの限度額や保険のカバー範囲も見落としがちなので要注意です。
次回予告:
次回は「ホテル予約のポイント、周辺治安の見極め方」をテーマに解説予定です。親御さんが安心して滞在できるエリア選びや、ホテルの設備・料金プランの考え方などをお伝えします。