PICとarduinoとRaspberry PiとFPGAと私
最近はarduinoとRaspberry Piの作成が多いですね。
Raspberry Piはlinux系OSも入っていてマイコンというよりパソコンのような感じです。
arduinoはAtmel社のAVRというマイコンが載っています。
マイコンにUSBに入出力のためのPINにとそれ単体で使用できるようになっています。開発環境もarduino IDEでC言語みたいな感じで開発できる。
マイコン種類も様々ありますが、1マイコンー1開発環境のような感じで分かりやすい。開発に必要なライブラリも集まっている。最近人気なので作成例も増えています。
FPGAはマイコンというよりIC自体を作るできるイメージ。
論理レジスタや論理回路をプログラムにて配線する。ハードウェアに近い部分をプログラミングできる。
ハードウェアの知識が必要とされるが、HDLと呼ばれる言語のうち、VHDLと
Verilog HDLというスタイルなら純粋なプログラマでも記述しやすい。
航空宇宙など、多彩なインターフェイスを必要とする箇所に使われる。
知識が必要で、専用のダウンロードケーブルが必要なものもあり、テストボード等が高価(前より下がったとはいえ)、スペックオーバー気味であり電子工作向けではない。
PICは長い歴史があり、資料等もたくさんあり、作成例も多い。
とりあえず、ネットに公開されている回路とプログラムのコピペで大概のものを作れます。
が、歴史が長いゆえに、マイコンの種類も多く選定に迷う。(特に自作回路)
microchip社の方針として古いPICを廃盤にはしないため、それに拍車をかける。一部バグを抱えた製品もそのままリリースされているらしい。バグ修正版のPICももちろん出ています。
書込みに専用の装置が必要であり、参入のハードルが高い。
(最近はまだ値段が下がった方である。)
書込み装置によって書込みできるPICが違う。
コンフィグレーションの設定が、PICごとに違う。
等々難しい面もまだ残っています。
種類が選べるということ、書込み装置で量産できるということは強みなので、筆者はPICを使っています。(この辺はAVRも同じかもしれませんが筆者は使ったことないのでよくわかりません。)