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ORS環境アディ後マガチヨエルフ

初めましての方はどうも、calcと申します。

今回は自分が使用していたマガチヨエルフについて久々に解説noteを書いてみました。めちゃくちゃ勝っているわけではないですが、アディ前のRAGEチーム戦で9勝1敗ベスト4、アディ後のレート後半戦で26位フィニッシュとマガチヨエルフを擦り続けています。

構築から大局観まで個人差があって使えば使うほど味がするデッキだと思うので、BO3で勝つための1つのアプローチとしてぜひ試していただければと思います。またBO9では立ち位置が良さげなので全然候補になるデッキだと思っています。

主に財宝ロイヤルと回復ビショップがターゲットなのでアディ前の焼き増しのような内容も多いですが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。爆速で書いたので誤字脱字日本語不自由あったらスミマセン。略称通称使用多めです。


12/3 追記
RSPT予選の結果を受けてマリガンやプレイについての考察を行い、全体としても一部加筆修正を加えました。おそらく最終更新になります。



・マガチヨエルフとは


簡単に紹介すると4,5,6ターン目にそれぞれ4プレイを稼ぎ、7ターン目にマガチヨで20点バーストを狙うデッキです。ドロー、回復、除去を駆使してターンを伸ばしつつ八獄フォロワー、守護突破用のカードを集めてリーサルを狙います。基本のリーサルラインは「マガチヨ+看守+若芽×3」「マガチヨ+看守×2+若芽」での21点になります。
また反転を3ターン目に使うことで3,4,5ターン目にそれぞれ4プレイを稼ぎ、6ターン目にリーサルを取れる上振れも存在します。初期手札が1枚多くアスカシオリでリソースの回復が見込める後攻ではそこそこの確率で6リーサルチャンスが発生します。

基本的な回し方についてもまとめましたが、アドリブも多く文章で伝えるのも中々難しいので、マガチヨエルフを全く知らない方は流行していたアディ前のRAGEやRSPT配信を参考にしてほしいと思います。

1ターン目 パス
2ターン目 基本パス フレイア
3ターン目 基本パス 先アスカシオリ
4ターン目 4プレイ稼ぎ 1c1c→撒き手or若芽→バウンス等が多い
5ターン目 4プレイ稼ぎ リリィや漆黒を絡められる
6ターン目 リーサルを見据える(逆リーサルをケアする)4プレイ稼ぎ
7ターン目 リーサル

6リーサルを狙う場合は3ターン目に1cフォロワーへ反転を撃ち、若芽バウンスや御使い撒き手等で4プレイを稼ぎます。

(主に後攻の)フレイアは扱いが少し難しく、後4の4プレイで使うべきか、盤面に干渉させるべきか、反転の撃ち先として残ることを期待できるかを考えた上で2ターン目にプレイします。
次ターンの4プレイが難しく1cの消費を抑えたい場合やアスカシオリの回復を狙いたい場合はマガチヨにバウンスを撃つこともあります。対面のデッキに関わらず挙げられるポイントとしてはこんなところでしょうか。


・対面相性


vs 秘術ウィッチ
先攻: 微不利
後攻: 無理
追記: 後述するようにアスカシオリ等の回復を上手く使えば後攻でもやれるっぽいです。RSPTでは3割マッチ程度に落ち着いていました。

vs 財宝ロイヤル
先攻: 有利
後攻: 微有利

vs 回復ビショップ
先攻: 有利
後攻: 有利

その他アグロ・狂乱系のヴァンパイア、進化ネメシスには有利、リリィの絡むカステルエルフには不利だと思われます。バフドラゴンも不利寄りのマッチでしたがストライカーナーフで数を減らしました。


レート最終週の土日にマガチヨ×秘術or回復の持ち込みで42試合使用しました。


・構築


レートで使用したリスト。若干の事故率は犠牲に。

対面相性の通り、財宝ロイヤル・回復ビショップに対して有利がついている一方で環境シェアトップの秘術ウィッチには大きく不利がついています。BO3で勝つには秘術ウィッチの横のデッキを確実に抜かなければならず、そのためにいわゆるメタカードを多く採用しているのが特徴です。


・特筆カード


繁栄の撒き手
メタカードの割を食った削り枠。先攻では撃ち先が少なく、1cフレイア・アスカシオリ等の撃ち先が多い後攻ではリソース過剰であり使用感が悪かったです。1c1c撒き手バウンスの動きは4プレイを埋めることができるのですが、回収した撒き手を使う機会がほとんどありません。
先攻のリソース問題についてはアスカシオリを3枚採用して3ターン目に投げることで誤魔化しています。撒き手は2枚の方がいいかなという気もします。
追記: vs回復ビショップの退場札として優秀なので2枚は入れました。


漆黒の使徒

回復ビショップメタ。レート最終日付近で回復ビショップが急増したため1枚→2枚。他対面では不純物となってしまいますが、最速諜報員伏せへの回答・バウンスでのターン稼ぎでかなり優位に立ち回れるため採用しました。2/2突進もダメージカットに少し貢献します。


真相究明

1枚引ければ圧倒的にプレイが楽になります。プレイが楽になるというのは別に採用しなくてもいいのに枠を使うという意味でネガティブにも思えますが、無理にメイ・反転・ドゥルガー等を温存しなくていい試合が増えるため道中のプレイの幅が広がるというポジティブな見方もできます。
守護突破が難しい状況でも看守からワンチャンの逆転が狙える激推しの1枚です。このカードでめちゃくちゃリーサル取りました。


リリィ

アディ前は採用が分れていましたが現在は環境デッキほぼ全てに対して有効です。
vs回復: 対面のエルヴィーラ進化の処理。
vs財宝: 先攻7ターン目のバルバロスリーサル回避。回復偉い。
vs秘術: エンペラーゴーレムの処理。回復偉い。
vsミラー: リーサル回避に必須級。
その他アグロ狂乱に回復とダメージカットが偉かったり、盤面ロックに使えたりもします。


アスカシオリ

撒き手の評価参照。先攻は持って3ターン目に投げるので3枚採用。


ドゥルガー

ストライカーナーフ前、回復ビショップ増加前は複数枚採用していました。道中の処理では痒いところに手が届き、看守のコスト下げ、リーサルの守護突破にも使えて強力な1枚です。ただ漆黒の枠+真相究明の1枚目の方が評価が高いことから枚数を落としています。
少し細かい話になりますが、バフドラゴンが減少してからは道中の処理にドゥルガーがないと困るほどの場面はそう多くありません。例えば先5エンペラーゴーレム・アイテールルゥはリリィ・4プレイメイ・御遣い等を絡めて一応の処理は可能です。それなら道中でもリーサルでも使えるとはいえ、リーサル札として振り切った性能の真相究明1枚目の方が価値が高いと考えました。
追記: レート期間はあまり意識していなかったのですが、道中ではハンド調整の役割もこなせます。先攻でハンド詰まることを嫌っているのがリストに表れている気がします。


その他の採用候補としてフォレストマーチャントはミラーのリリィ、秘術のアスロジを貫通できますが、ミラーの数が少なく秘術は要求値が高い上ターゲットにしていないので不採用としました。ただ採用の余地は1番あるカードだと思います。野生の目覚めはドゥルガーの評価の通りです。


今はこれくらいの気分。でもアスカシオリは3にしたいです。


・vs秘術ウィッチ

・マリガン

先後問わず: 若芽 フレイア アスカシオリ
先攻: 導き>異形
後攻: 異形 反転

できるだけライフを保ちたいので2/2/2を処理できる異形は先攻でもキープ対象にはなります。先攻の導きはどの対面でも無限に持てます。
反転は6リーサルを狙いにいけなかったとしてもエンペラーゴーレムの処理に役立つので単キープします。

ここで共通事項として看守のキープについて触れておきます。アディ前は1枚目の看守のコストを下げておくためというなんとなくの理由で単キープしていましたが今はしていません。

理由①事故率軽減のため。
理由②主要マッチで看守のコストを下げるターンが必ず存在するため。

理由②についてですが、回復ビショップ対面で諜報員を伏せられるターンや財宝ロイヤル対面でメイを使って処理をするターン(大体6ターン目)は3,4PP浮くので余裕を持って若芽バウンスを挟めます。4,5ターン目にフレイアや1回目の若芽バウンスから看守を引き込んで最低でも5PPまで下げておけば2cスペルを撃ちながらマガチヨリーサルを狙えることになります。後攻はキープする余地があると思いますが、個人的にはキープ基準は若芽>看守になりました。(先攻で単キープするとまあまあ先4で苦しい4プレイをさせられます。)

追記: RSPTでマガチヨ持ち込みの4人とも後攻でもキープしていなかったので感覚は合っていたように思います。


・ポイント

後6リーサルは無理に狙いにいかない

守護を突破しながらの後6リーサルは流石に要求値が高く、秘術ウィッチは全天、エンペラーで2面以上の守護を張ることが容易な上、アスロジ1枚でもリーサルを回避されてしまうため他対面と比べてリーサルを取れることは稀です。
さらに問題なのが6リーサルを狙う場合は手札がリーサルに特化していることが多く、7リーサルに切り替えるリカバリーが取りにくいです。全天エンペラーだけでなくアスロジ+レヴィサモンでライフプッシュされるのもキツいです。
綺麗な1c反転若芽バウンスの形であったり、アスカシオリが見えている場合はひとまず6リーサルを狙いにいきますが、そこに全てを懸けるかは微妙なところです。


バウンス対象は若芽ではなくアスカシオリや御使い

後6リーサルを無理に狙いにいかない話の続きです。先述したように秘術ウィッチはマガチヨ側のリーサルを容易に回避することができるので、マガチヨ側としてもリーサルは1ターン遅れることを前提に動いた方がいいと思っています。
そしてマガチヨ側の負けパターンとしてはリーサルを回避された上で回復が足りずに削り切られてしまうことが圧倒的に多かったので、アスカシオリや御使いをバウンスして使い回すことで永世下のレヴィサモン紅蓮17点ラインからできるだけ逃げるのが細いながら勝ち筋になるのかなと思っています。
追記: 後述するRSPT考察を参照に分割リーサルも効果的です。


vs財宝回復に魂懸かってます。


・vs財宝ロイヤル

・マリガン

先後問わず: 若芽 フレイア アスカシオリ
先攻: 導き=異形
後攻: 異形 反転

秘術とほぼ同じです。大参謀が出てくることも多く序盤のライフカットがモノをいうので異形の価値が高いです。


・ポイント

後6リーサルは積極的に狙いにいく

バルバロス疾走が絡んだ7リーサルはリリィ+回復でそれなりに回避することができますが、できれば7ターン目は迎えたくないので後6リーサルは積極的に狙いにいきたいです。
ここで秘術ウィッチ対面との違いが出てくるのですが、財宝ロイヤルはマガチヨ側のリーサルを回避するための守護を張ることが容易な一方で、その動きがかなり弱くリカバリーが効きます。守護としては落涙、美剣士、ラブロマンスレディのロミオが挙げられますが、6ターン目にそれらが絡んだ動きは7ターン目の財宝カウントが足りないかロックがしやすいので概ねもう1ターン貰えます。その場合、後6では4プレイする必要がないのも大きいです。


メイ3枚目は温存する

これはアディ前からも言われていましたが、落涙の守護突破用のメイバウンスを構えられるように3枚目は出来るだけ温存します。
真相究明が引けたら逆にメイをガンガン投げましょう。公開情報でメイを3枚捨てた場合は財宝ロイヤル側も守護を張れば負けないという思考に寄って動きが弱くなると思います。


プレイ指針はとにかくライフを保つ

秘術ウィッチのエンペラーゴーレムのように処理に困ることは基本的にありません。ほぼロジャー進化(→副船長)で動きが固定されているので4プレイメイ進化での処理圏内にあり、過剰なリソース消費は要求されません。
逆に負けパターンとしてはやはり回復不足で削り切られてしまうことがあります。4プレイ失敗のリスクと相談しながら序盤のライフカットを検討し、財宝・連携カウントから逆算した最大限のリーサル回避を忘れないようにするのが重要です。後6の14点バーストで死にかけたことが良い経験になりました。


ほぼ勝ちだろうと処理だけ行いました。
メイドゥルガーでいくらでも守護抜けるのに反転切らなかったのを後悔しました。


・vs回復ビショップ

・マリガン

先後問わず: 若芽 フレイア アスカシオリ 漆黒
先: 導き
後: 反転

序盤の処理を意識しなくていいので異形は持ちません。
反転を単キープするかはかなり悩んでいて、漆黒を2枚採用しているので無理に後6リーサルを狙わずコントロールしにいってもいいのではないかというのが正直なところです。道中で役立つ場面も少ないですが、アイテールルゥ融合フル盤面の処理やハンド調整で使うことができるのでギリギリ持っています。


・ポイント

相手の想定ムーブが固定されている

①先5エルヴィーラ進化→6諜報員伏せ→7ジャンヌ(キーラ)
②後4エルヴィーラ進化→5諜報員伏せ→6アイテール(キーラ)
③後4アンリエット進化→5エルヴィーラ進化→6ジャンヌ(アイテール キーラ)

このマッチはこれらの動きに対応できるか否かに問題が集約されていて、リーサルターンについては最低でも守護2面は突破できるような手札を目指します。以下、各局面について書いていきます。


①: アイテールルゥ融合フル盤面

後4で若芽込みの4面展開をすることでルゥのランダム次第では必殺が残るので気持ちケアができます。
ただこの動きはある問題を孕んでいて、対面が疑似ロックを誘発しようとしてエルヴィーラ進化で若芽に当たってエンドすることがあります。盤面押しでの詰みは回避できる一方で、撒き手やバウンスがないと4プレイができずに詰んでしまう可能性もあります。狭い盤面でも動けるか、若芽を1枚捨ててもよいか、後5の処理範囲はどのくらいかを検討した上で有効択にも自爆択にも成り得る点には注意が必要です。


①: エルヴィーラ進化ターンには漆黒を見せない

前述したアイテールルゥ融合の場合は漆黒を使わざるをえないこともありますが、使わない択があるなら検討すべきです。その理由として諜報員を釣り出せるからです。少なくとも2面は処理できるのであれば漆黒は温存した方が良いでしょう。
最速で漆黒バウンスをしてしまうと回復ビショップ側が諜報員を出さず、EPを温存されてしまうのでジャンヌアイテール進化の可能性が生まれてしまいます。③の場合は基本的に諜報員が出てこないので使っていいです。


①②: 漆黒が引けていない場合の諜報員

これはドンマイとしか言いようがないのですが、異形、メイ、反転(プレイ枚数稼ぎ)を駆使してなんとか1体は処理しにいくことになります。
ちなみにあまり使いたくはないですが真相究明での処理も可能です。

仮に真相究明がないとしたら、反転アスカシオリで漆黒探し→メイにブリーズ→メイ投げてメイ直接召喚→導きメイメイで5/5処理みたいな択を取りそうです。


①②③: EP温存択を検討して無駄進化をしない

主に後4エルヴィーラ、アンリエットに対してEP温存択を検討します。その理由は回復ビショップ側が後攻の場合、マガチヨ側のリーサルターンに合わせてエルヴィーラを呼ぶアイテールで守護3面を立てられる可能性が存在するからです。漆黒進化で相手のリーサルケアを透かしてターンを稼ぐことができるため、EPはできるだけ温存することを意識しました。


・vsその他


アグロ・狂乱ヴァンパイア
勝手に自傷してくれるので12~18点の幅でリーサルを狙えます。パーツ集めより回復が命なのでアスカシオリ御使いリリィにバウンスを撃ちます。
デモンビーターで守護を張られることがあるので財宝ロイヤル対面と同様にメイ温存推奨です。

ミラーマッチ
リリィバウンス合戦が始まるのでパーツ集めにバウンスを使い過ぎないようにします。
EPは最重要でメイも結構重要です。その2つを簡単に捨ててしまうと、中盤以降に場残りした御使い等のフォロワーにチクチク殴られることがあります。
対面が若芽を使い切っている場合はフル看守マガチヨ殴りでマガチヨを回収すれば場残り・分割リーサルを期待できます。バウンスを2枚消費するので若干のリスク有り。
追記: フォレストマーチャントを採用している場合はリリィで逃げつつアスカシオリにバウンスを撃って、マーチャントや連鎖バウンスを探しにいく択があります。

進化ネメシス
ブレイズバラージ(ファイアバラージの融合変身)でダメージカットされることを想定して21点+αを準備します。


・BO9


DSAL使用リスト。

撒き手は結局1枚増やしました。アスカシオリを減らしたくなかったのでブリーズを1枚減らしてバランス調整。

フォレストマーチャントについてはBO9では採用した方が良いと思っています。冒頭で解説した構築はレート環境でのメタに特化したリストになっていますが、BO9ではレート環境ではあまり見かけないクラスも含めて5クラス均等にマッチする可能性があります。特にミラーは盤面・ライフ管理をさほど気にせずハンド調整をしながら八獄・リリィ・バウンスを集める展開になるため、フォレストマーチャントにアクセスしやすく、引ければ一方的にゲームを終わらせることができます。公開制ということもあり、見せカードとして機能させつつできるだけ多くのマッチを拾いに行くために漆黒の使徒、フォレストマーチャントをそれぞれ1枚採用しました。

追記: DSAL良い勝ち方できたのでリプレイ撮っちゃいました。

マリガン: 3ターン目4プレイ目指して攻め。
3ターン目: ドロー回し。
4ターン目: 5ロジャー確定しているのでEPまで切って回復。
5ターン目: リリィは6ターン目に取っておかなければならないので切れず。3枚目のメイを投げざるを得ないが、6ターン目の副船長に対応しづらいので若芽を全て投げて盤面を作っておく。
6ターン目: 先ドローはすべき。体力20リリィで21点リーサルケア。
7ターン目: 前ターン先ドローしてドゥルガーを撃っておくべきだった。一応0看守から導きが引けたのでマガチヨ導きでも看守のコストは下がり切る。


・RSPT考察(一部敬称略)


特にプレイの参考になった試合には赤色、マリガンについては黄色でマークしています。

ミルさん。メイン配信卓でのプレイが印象的。

メイン配信 5:18:55~ ミル vs Era53
vs秘術ウィッチの分割リーサルのお手本のような試合でした。バウンスが見えていない状態から看守ドローに舵を切る勝負強さも凄いです。

マルチ7配信 3:58:32~ ミル vs 水煮
水煮さんの手札が芳しくなかったこともありますが、こちらの試合でも積極的に分割リーサルを狙っています。


vs回復ビショップでは面白いセットキープをしていました。反転+御使いでドローをしつつ撒き手や若芽バウンスに繋がる2枚プレイを準備できるからと考えられます。(加えてフレイアで若芽を引きにいくことができ、反転の撃ち先にもなるため。)



Atomさん。苦しい展開の試合が多かった。

vs回復ビショップの後攻では反転を単キープして積極的に6リーサルを狙っていました。ピンの漆黒には頼りづらいので諜報員での詰みを回避しにいく意図が見えます。
また同様のvs回復ビショップの後攻でアスカシオリ、フレイアを返していました。手札が溢れすぎてしまうことやフォロワーが退場しにくいことを考えてでしょうか。(ここはSHGとDNGで基準が異なりそうです。) 


ヘイムさん。秘術ウィッチをかなり抜いていた。

マルチ5配信 0:48:50~ ヘイム vs ミル
vs秘術ウィッチにおける受けのライフ・リソース管理が非常に上手いです。0看守を投げながらのハンド調整は新たな知見でした。

マルチ5配信 4:06:26~ ヘイム vs Era53
vs回復ビショップにおける処理札を構えながらのハンド調整が参考になります。


全体を通して後攻の若芽はキープしない印象を受けました。サーチが存在する以上はドローを潰してしまっているという見方もできるのでフレイア・アスカシオリ等で引いてきたいという考え方に基づくものと思われます。リソースの少ない先攻ではバウンスの撃ち先になることから単キープしていました。


ユーリさん。秘術ウィッチを先投げすることもあり試合数は少なめ。

マルチ3配信 4:11:30~ ユーリ vs あぐのむ
アスカシオリ0枚で先攻の財宝ロイヤルを完封しています。序中盤のダメージカット、メイ温存の仕方が参考になります。


vs秘術ウィッチでガーベラベアをキープしている試合がありました。1ターン目に投げていたので盤面に干渉させつつ、バウンスを回収できるためと思われます。
また主にvs回復ビショップでは引いたガーベラベアを投げないシーンも見られました。これはSHGのマリガンでも触れたことですが、回復ビショップ側は疑似ロック進行をすることも多いため、マガチヨエルフ側が盤面にフォロワーを出し過ぎると退場できずに手詰まりとなってしまうことがあり、そのケアを意識したものと考えられます。若芽4面展開に対してエルヴィーラ進化当てエンドする場面も多く見られました。


・おわりに


Twitterにも載せたおまけ動画です。相手の動きもそこまで強くないですが何か勝ちました。
ネタっぽく見えてnoteで書いてきた看守の下がり方や真相究明の強さも若干伝わるかなと思います。


ここまで読んでいただきありがとうございました。早くスキンマガチヨ引かせてください。

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