国際女性デー記念
国際女性デーだったらしいので、それらしき記事を書かんとす。
法律まわりの男女差別撤廃のアレコレ
1999年に男女共同参画社会基本法が施工された。
今年は2024年のため、男女共同参画社会基本法25周年記念の年である。
さて、人間の25歳といえば成人済みで、社会人としても板についてきた年頃とみなされる。
一方、上記の法律に謳われた男女共同参画社会の状態は如何であろうか。
なお、男女の労働環境、労働条件は以下の通り差別的取扱等を禁止されている。
差別はまだまだ「ある」?
SNSやネット記事を見る限りでは
「まだまだ平等ではない!」という意図を感じるものが散見される。
(女性の自主性に任せると、女性は理工系学部を選ばない)
(男性は117日分も多く女性より労働を負担している)
言葉を選ばず言わせていただけるなら
これは、女性のせいで男女平等が遅れている・・・?
或いは、可能な範囲の平等は実現されているが
何らかの都合により「まったく男女平等は実現されていない」と
声高に叫ぶことで利益を得られる
邪悪な仕事をしている人がいるのでは・・・・?
と、考えてしまう。
特に賃金格差については、ぶらぶらと街を歩いていても
平日の昼間から暇そうに歩いてる人は高齢者か女性か子供だし
明らかにパートアルバイトであろう人って大概、学生か女性。
危険な高所の作業、電気・ガス・水道周りの作業員で女性ってほとんどいない。
配達員、長距離を運転するバス運転手も大概男性。
そりゃあこれだけ男性が働いていて、女性が働いてないんだから
賃金格差が埋まるわけないよね。としか思わないんだけども。
でも、それで女性が暮らしていられるなら
それはそれでいいんじゃないの?と・・・
私は思うんだよね・・・。
別に、仕事なんて楽しいもんでもないし。
緩く暮らしていても生きていられるなら
それに越したことはないんじゃないかと。
そもそも、こういう社会規模という広い目線で見た時の
男女の賃金格差って本当に問題なの?と感じてる。
そんなに働きたい?長時間勤務、危険が伴う業務、3K故の人材不足
そういう嫌な労働を担っているからこそ、男性の賃金は高いんだけど・・・
ジェンダーギャップ指数のカラクリ
日本は資本主義社会である。
自由の国ユナイテッドステイツオブアメリカ様から賜った、由緒正しい社会の在り方だ。
基本的に弱者斬捨御免の、情け容赦のカケラもない社会構造である。
だというのに、日本は資本主義社会としては破格の弱者救済措置を国が用意している。
アメリカには国の健康保険などない。
公的年金はあるが、日本と異なり無職・専業主婦は適用対象外である。
日本はサラリーマンの配偶者であれば1円も払わなくても
年金が貰えるようになっている。
その日本が、アメリカよりもジェンダーギャップ指数が下だという。
一体これはどういうことなのか・・・
ジェンダーギャップ指数は算出において
「各項目において男女差があるか」を見ているのである。
とどのつまり
専業主婦のデメリットが大きいアメリカ人女性は、男性並みに働く。
専業主婦のままでも守られる日本人女性は、男性より働かない。
これもまた、ジェンダーギャップとして取り扱われている・・・ということだ。
ネット論客はおしなべて
「男性が悪い」「女性をもっと優遇しろ」とよく言うが
「女性がもっと頑張れ」「女性はバリバリ働け」とは絶対に言わない。
しかし、実態としてジェンダーギャップ指数を押し上げるには
女性がもっと社会に出て働かなければいけないのである。
男性に「お前が悪い!」と言い続けても、全く格差が埋まらないのも当たり前のことである。
男性だけが何かしたところで、この指数が上向くことは無いからだ。
私の個人的意見としては、ジェンダーギャップ指数なんてモノを
毎年毎年、バカの一つ覚えみたいに取り上げて問題視することに
よく飽きないなと思う。
男性と同じだけ責任を背負って、泥をかぶり、生涯現役労働者でいたい。
と思っている女性なんて、日本にはほとんどいないよね。
女性だから子供がいるからと言い訳して重労働を免除してもらって
軽めの労働だけ嬉々として請け負って、でも給料はとにかく沢山貰いたい。
そういう乞食根性が旺盛な女性は沢山いるけど。
平等も自由も女性に冷たい
某元女性サッカー選手の発言が話題だ。
私はいかんせん、スポーツ観戦には明るくないのでよくわからないが
どうやら女子プロサッカー選手は男子プロサッカー選手よりも人気がなく
それが賃金格差を生んでいるらしい。
はっきりと明言されてはいないが、それが男女差別の結果ではないかとのこと。
性的に見るな!と一部の女性スポーツ選手は怒るわけで
性的に見られることも甘受している男性スポーツ選手に
売上で勝てるわけないのは自明の理では?
ただでさえ、体躯の小ささ故に迫力がないので
性的魅力を撤廃した場合、単純な見栄えでも女性は男性に勝ち目がない。
(性差別と怒られても、こればっかりは・・・ねえ。)
アレは嫌コレは嫌、でも給料は同じにしろ!って
それは平等の真逆をいっていると思うのですがね。
平等をずいぶん都合よく履き違えているなあ・・・と思うわけ。
別にいいんだよ。性的に見られたくないって気持ちはわかるし。
女性特有の身体の魅力を行使しない場合、男性と同じステージに立つことになる。
その上で男性スポーツ選手になくて、女性スポーツ選手にあるものは何なのか。
それをサポーターに考えさせていることが賃金格差の理由だろうね。
そんな男性アスリート、聞いたこともなければ見たこともないから。
男女平等は確実に実現していると私は思う。
だからこそ、「つらい思いをする女性」が多い。
彼女たちはあまり知性に恵まれていないこともあり
「私がつらいのは男性のせいだ!社会のせいだ!そうに違いない!」
という何の根拠もない妄言を覆すことが出来ない。
男女平等が女性に優しいと、いつの日か騙されてしまったのであろう。
お可哀想に。時代の被害者というやつか。
平等も、自由も、何一つ女性に優しくはない。
それどころか、女性に牙をむいて叩き潰しにくる。
女性には、平等も自由も重すぎたのかもしれない。
しかし、時計の針は巻き戻らない。
とうとう「働きたくない女性」の最後の砦である「年収の壁」が政府の目に留まった。
「ガラスの天井」と騒ぎすぎたのかもしれないね。
国民年金の第三号被保険者制度も、名言はされていないが確実に削られる宿命にある。
国は、第三号被保険者に該当する人自体を減らすことで制度を廃しようと考えている。
なぜ、女性たちは素直に「働きたくなんてありません。働くくらいなら家で家事と育児をしていたいです」と言わなかったのか。
女性が不当に差別されている!といつまで騒ぎ立てて、労働から逃げようとするのか。
誰のせいでジェンダーギャップ指数が低いのか。
せっかくの国際女性デーですから、お考えくださいな。
(遅刻投稿してすみません)
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