彩鳳舞丹霄
今日はお茶のお稽古だった。
床の間の掛軸には
彩鳳舞丹霄 -さいほうたんしょうにまう-
澄み切った大空に色鮮やかな鳳凰が舞っているという何とも正月らしく清々しい言葉が浮かんでいる。
そんな晴れやかな情景とは裏腹に
初めての-続き薄-に今日も
チンプンカンプンになりながら家に着くと
間もなくホールマネージャー(8歳)も帰宅。
「今日は学校で凧作って凧上げしたよー
凧に何の絵書いたと思う?」
「えーバスケットゴール?」
彼はスラムダンクにハマっている
「ブー 正解はほうおう」
「!!!!
えぇ!すごいねぇ!今日とうちゃんお茶のお稽古でかくかくしかじか…」
「ふーん、じゃ凧上げにいこう」
ここでも大空に鳳凰が舞い
それはそれはめでたい一日でした
とさ。