我が家のレシピ:ナスのパルミッジャーナ。どすこい料理も小さく作ると可愛い(かもしれない)
南伊で広く作られる夏のお料理がナスのパルミッジャーナ。揚げたり焼いたりしたナスとトマトソースなどの具材を重ね焼きする、ナスで作るラザニアみたいな食べ物です。ナスをジャガイモすれば、ほぼギリシャ料理のムサカですね。イメージ、つかめましたか?
いわゆるマンマのお料理の代表格で、どっさり大きく作って卓上で取り分けるどうも田舎臭いお料理ですが(そして大皿で作っても非常に美味ですが)、1人前用に小さく作ると可愛いし、ちょっとよそ行きな雰囲気になります。
それでは、まず材料から。
材料
・ナス
・トマトソース
・具材となる物(チーズ、サラミ、茹で卵など)
・揚げ油
・しお
米ナスがお勧めですが、長ナスでも作れます。今回は、小さめの米ナスタイプのナスを使っています。
具材となる物にデジャヴ感があるあなたは…きっと南伊レシピのコツを知ってるプロですねw
ちなみに、既出のレシピで同じ様な具材を使うレシピがこちらです→
それでは、作り方!
1)ナスを切る
好みの薄さにナスを切ります。
私は1㎜~2㎜位の薄さで輪切りにしますが、厚めに切ると肉々しいカンジに、縦長に切ると大きく作る際にナスをびっちり敷き詰めることが出来て便利です。まぁ、この辺りはお好みで。
2)揚げる!
たっぷりの油で素揚げします。小麦粉まぶしてから揚げる人もいます。
カロリーが気になるからと、オーブン焼きする人もいます。素揚げが絶対美味しいですが、この辺りもお好みですね。
両面に火が通ったら、油切りして軽く塩をしておきます。
3)具材を用意して成型する
今回はバターを薄く塗ったアルミのココット型を使いました。底に輪切りの素揚げナスを1枚置き、側面に揚げてから半分に切ったナスを敷き詰めています。
ここに、具材としてカッチョカバッロチーズ、茹で卵、自家製サラミ、パルミッジャーノチーズを少量入れました。
最後にトマトソースをちょこっと乗せて、最上部を輪切りの素揚げナスで覆い、側面のナスを織り込むようにぎゅぎゅっと押し付けたら出来上がりです。
最上部のナスの表面が隠れるくらいのトマトソースを乗せたら、表面を平らにならしてオーブンへGo!
4)オーブン焼きする
180℃のオーブンで、焼き色が付くまで焼きます。トマトソースの水分量によって焼き時間が変わりますが…ここでしっかり水分を飛ばさないとべちょべちょになるのでご注意を。
5)出来た!&頂きます!
ぎゅっと押し付ける作業をすれば、型から外しても崩れません。
素揚げしてあるので型から外すのも簡単ですが、綺麗に出したい時のみ爪楊枝で周囲をぐるっと回してからひっくり返すようにしています。
ナスのパルミッジャーナもアツアツよりも少し冷めてからが美味しいと思います。早めに作っておけるので、おもてなし料理にもどうぞ♡