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UnHappy but Happy Cancer life #2 5回目の💉

ある日突然告げられた「子宮頸がん」。予期せぬ自身の病を通して、出会いそして体験、一人の女性として、母として、ファッションを楽しむ者として、ハッピーに自分らしく生きたいと徒然なる日々の事を。


先日、5回目の抗がん剤投薬の為、病院へ。あと1回で1クール終了予定!今思えばあっという間。嬉しい。

最近は、通院日が一つのモチベーションになっている。今私のクリアすべき最大のこと。その日を無事に迎え、終える事が出来た達成感さえ覚えている。朝9時頃から始まり、全て終えて病院を出る頃にはすっかり夕方、8時間程の滞在。病院を出た後はいつも清々しくて、目の前の風景を納めてしまう程。

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3週間に1度のその日を迎えるまでに免疫力を落とさぬ様に過ごしながら、当日までにあれこれとトライする。

その一つにプチ断食。投与の48時間前から断食をする事で、細胞が餓死状態となり、薬を最大に効果的に取り入れられて副作用を最小に抑えられるとの事。2回目の前にこの情報を友人から教えて貰い、やってみようとトライするも、自分に心地よくを優先するとストイックに我慢するという事が出来ず、48時間は断念。通院している気功の先生に相談するも効果はあまり感じない気もするけど?という言葉でますます断念。

でも可能性は試してみたいし理にかなった内容と共に身軽にしておくのはなんだか良さそうだと、効果があるとされている18時間の断食で、投薬当日を迎える。少々中途半端だが、投薬2日前から全体的に食事の量を減らし、前日、早い軽い夕食(具沢山味噌汁など)をとった後、投薬後までは飲み物のみ。

投薬中は思いっきり水分をとる。いつも1リットルの常温ペットボトルを持ち込む。身軽になった身体に投薬し、水分を沢山とる事で身体に入った薬も身体の毒素ごと流し出すイメージ。その効果がどうかという医学的効果はわからないが、投薬中とその直後の具合と心地は良い気がしている。

あとは、手術後にせっかく痩せた身体が、治療中はとにかく沢山栄養つけてね!という有難き言葉と副作用の胃のムカムカ不快感を紛らわす為の食事でのリバウンドを防ぐ為にも。(この日は、病院帰りに温かいお蕎麦を食べ夕食は控えた。最近苦しむ翌日からの胃腸の不調はなく、数日間は快適に過ごせた。)

今年の夏は、ワンピース型かハイウエストボトムの水着を思いっきりお洒落に着たいと今からイメージして楽しみのひとつにしているw!

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そんなこんなの通院日のモチベーションの一つに自分らしく装う楽しみがある。飛行機でいうビジネスクラスの様なwカーテンで仕切られたテレビとテーブル付きのリクライニングシートで数時間を過ごす。そんなシーンではもちろんリラックス出来るスタイルは必須だが、こんな日もせっかくの大切な外出日。少しでもテンションはあげて行きたい。着脱しやすい靴を合わせて。

この日の私のスタイルはシワもいい感じの雰囲気となるヘビーコットンのロングワンピース。シェルのフロントボタンが特徴的で大胆なセーラーカラーがポイント、とても気に入っている。

ロングワンピースは治療中の浮腫みや身体の変化も包み込み、管を繋いだ機械と共に行くトイレでもノンストレス。睡魔に襲われる数時間のリクライニングシートでも足まで隠れる安心感と診察待ち時間もリラックス。あとはまくり易い袖であれば問題ない。(採血と点滴の為)

そして、何より朝早く、準備に忙しい通院日のコーディネート、あれこれ考えすぎずスムーズでありたい。ボリュームあるワンピースにはコンパクトなベレー帽を。コンパクトでソフトな帽子はリクライニングシートでもそのまま快適に過ごせる事もポイント。

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