日本初のLNG燃料フェリー「さんふらわあくれない/むらさき」体験乗船記!!
こんにちは、中小造工広報担当です!
今回は、とっても気になる「さんふらわあむらさき」の内側を大胆にご紹介します!
と、その前に「さんふらわあくれない/むらさき」についてのお話から。
このフェリーのテーマは「復活ときずな(KIZUNA)」。
「きずな(KIZUNA)」というテーマには世代を超えて家族が集い、船旅を楽しむという願いが込められています。
フェリーさんふらわあは、そんな家族のつながり=きずな(KIZUNA)を再認識する場として楽むことができるフェリーです。
さらに、環境問題に配慮したLNG燃料フェリーでもあります。
LNG(液化天然ガス)と重油それぞれを燃料として使用できる高性能Dual Fuelエンジンを搭載し、二酸化炭素の排出量を従来より20%以上削減、硫黄酸化物をほぼ排出しない優れた環境性能を達成しているそうです!
豪華で環境に優しい長距離フェリーの「さんふらわあくれない/むらさき」。
一度は乗ってみたいとワクワクしてきますね!
当会は、日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアムの学生向けイベント「高崎先生と行く! 未来の乗船体験! 」(2023/10/2-3)に協力しており、事前確認のため一足早く、当会西田常務がさんふらわあむらさきに乗船してきました!
それでは、西田常務の体験乗船記スタート!
さんふらわあ乗船待合室に続くITM棟内通路から、2本のLNGタンクが見えます。LNGタンクの横と前は壁があるため、よく見えるのはここからだけ!
いよいよ乗船! 徒歩で乗船の場合1時間前に搭乗が開始します。
メールで届いたQRコードを示して無事ゲート通過。
搭乗口を入るとすぐにウェルカムボードがありました!
この日のお部屋はスーペリアシングル(シャワー・トイレ付)。
お部屋はQRコードで開錠のオートロック式。
QRコードを紙に印刷してくれるサービスもあるようですが、今回は利用しませんでした。
お部屋もバスルームもすごく綺麗です。
3層吹き抜けのアトリウム!
夏休みでしたので、ご家族で来られている方もたくさんいました。
レストランはバイキングで夕食2,300円、ビールは500円!
船でのご飯は格別です。
夕食中に明石海峡大橋を通りました。西明石を過ぎたあたりからの風景。
デッキ後部には出られますが、前方には出られないのでタイタニックポーズは取れません(笑)
穏やかで風光明媚な瀬戸内海ですが、夜の海はまた一味違った雰囲気を楽しめました。
大浴場も満喫しました。
揺れもほとんどなく、エンジン音や隣室の音が響くようなこともなく快適に寝ることができました!
爽やかな朝を迎えるやいなや、ここにきてアクシデント発生。
QRコードを印刷またはスクショで保存していなかったため、翌朝は沿岸から距離があるためか、携帯電波の不調によりメールのQRコードを示すことができず、再入室の際のことを考えると部屋から出られない状況になりました、、、。
そのため、朝食バイキングやショップでの買い物は経験できずに終わってしまいました。
思い切って部屋から出ていれば、デッキで電波は拾えたのかもしれませんが、このあたりは、10月の本番の際に試したいと思います。
快適な船旅を終え、上陸後は、10月の乗船体験のハイライトの1つであるLNG燃料のバンカリングの見学に。
さんふらわあは別府港で、大阪との一往復をまかなう量のLNGを燃料タンクに積み込むため、着船後すぐに準備に取り掛かります。
このため、下船時にLNGトラックが船の後方に集結している図を眺めることができます。
一方、実際にLNGを積み込むのは荷役が終わってからになります。
バンカリングが始まると、約-160℃のLNGが配管を通るので、菅の温度が下がり、飽和水蒸気量(1㎥の空気に入ることができる水蒸気の量)が少なくなるため、水滴が冷気となって漂っていました。
港から別府駅に移動すると、そこには先程乗船した「さんふらわあ」の看板が高く掲げられていました!
10月のイベント本番も大成功となりますように。
以上、西田常務の「さんふらわあむらさき」体験乗船記でした!
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