見出し画像

ものづくりに携わる父に憧れて。内海造船株式会社に入社!

造船所で働く職員に密着!中小造工会員造船所社員インタビュー企画第11弾!今回は、広島県尾道市に所在する内海造船㈱ 設計部 入社3年目の野口さんの生の声をお届けします。
 
内海造船㈱がある広島県出身の野口さん。
入社3年目でありながら、計画的かつ丁寧に仕事をこなしていく姿勢や何事にも意欲的に取り組むエネルギッシュさに先輩社員も大注目の彼!
 
内海造船㈱で設計技術を極める彼の仕事とプライベートはどのようなものでしょうか?


尾道市瀬戸田町にある社員寮での暮らし

―――こんにちは!インタビューにご協力頂きありがとうございます。本日はお話を伺えることを楽しみにしていました!どうぞよろしくお願いします。
 
はい!!よろしくお願いします!!
 
―――広島県広島市のご出身とのことでしたが、現在はどちらにお住まいですか??
 
はい。今は、同じ広島県の尾道市瀬戸田町にある、会社の寮に住んでいます。

―――寮での生活や利便性について教えてください
 
はい。私の住んでいる中野寮は内海造船瀬戸田工場から徒歩12~3分のところにあります。徒歩3分圏内にはコンビニ、ドラックストア、スーパーがあるので通勤にも生活にも非常に便利です。
 
部屋は8畳ワンルームで駐車場があります。
あと、寮の中にはジムやダーツなどができる娯楽室があるので、皆さん利用されていますね。
 
ここで気になる野口さんの1日のルーティーンを教えてもらいました
 
<1日のルーティーン>
6:30 起床
朝食を食べながら身支度
8:00 出社
8:05 ラジオ体操
8:10 業務開始
(メールチェック、朝のMTG、お客様との打ち合わせ、設計業務)
12:00~13:00 お昼休憩
13:00 午後の業務開始
      (関係部署との打ち合わせ、設計業務)
17:00 退社
17:20 寮に帰宅
~ 夕食、お風呂、ゲーム
23:30 までに就寝
 
野口さんは内海造船(株)の設計部で船舶の居住区や空調、塗装の設計に務められています。
 
朝食と夕食は寮の食堂で。
朝は味噌汁とご飯のおかわり自由で1食220円、お昼と夜は1食440円でボリューミーなご飯が食べられます。
 
―――食事も寮費も安いのが魅力的ですね。休日はどのように過ごされていますか??
 
休日は、地元や学生時代の友達とサンフレッチェ広島の応援でサッカー観戦などに出かけています。

(サッカー観戦)
(とある休日のボーリング)

学生時代に学んだものづくりを活かして。
物流のグローバル化、将来性を感じた造船業界で技術を極める

―――就職活動の際、なぜ造船所を選ばれたのですか?
 
はい。父が建設業に従事していたので、ものづくりに幼少期から興味があり、工業大学に進学してものづくりの勉強をしました。
 
そこで、就職活動の際にスケールの大きい仕事、将来性のある仕事につきたいと思い造船所を選択しました。
 
―――学生時代にものづくりを学ばれたのですね!造船についても学ばれていたのでしょうか?
 
僕は、広島工業大学の知能機械工学科で、主に自動車関係について学びました。
その中で、4大力学(材料力学・熱力学・流体力学・機械力学)なども勉強していましたので、船の設計にも通ずるものがあります。
 
―――自動車関係について学ばれていたとのことですが、造船業のどんなところに将来性を感じたのでしょうか?
 
そうですね。今後のことを考えたときに、物流のグローバル化により物の移動が増え続けていくであろうと考えました。そうなると船の需要が高まると考えましたのでそこに将来性があると感じました。
 
―――学生時代から将来のことを真剣に考えられていて素敵ですね。就職活動の際、内海造船(株)を希望された理由を教えてください。
 
そうですね。僕の通っていた大学から内海造船(株)に就職した先輩もいたので、もともと就職先の候補になっていました。
 
内海造船㈱では様々な種類の船を建造しており、特にさんふらわあなどのLNG燃料カーフェリーをはじめ、様々なフェリーを建造しているところに魅力を感じました。
 
―――入社後には、造船について学ぶ機会はありましたか?
 
はい。入社後は2ヶ月の研修があります。
各部署をまわったり、座学を受けたりしっかりと学べると思います。

職場の同僚、先輩を一言で表すなら「優しい」
ものづくりも沢山の人とコミュニケーションがとれるのも
造船の魅力

―――現在の具体的な業務内容を教えてください。
 
業務内容は主にCADを使用し新造船居住区の設計を行っています。
お客様や各部署との打ち合わせを重ねながら進めていくので、コミュニケーションをとる機会が多いです。
 
―――入社されてから今までの中で、やりがいを感じるところと反対に大変なところを教えてください。
 
はい。僕は、実際に乗組員さんやお客様が乗船しているところを想像しながら設計をするように心がけています。そうして出来上がった図面がだんだんと形になり、実際にお客様や乗組員さんに快適に使っていただいているのを見たときに、やりがいを感じます。
 
大変なところは、艤装設計なので、同じ設計部の配管や電気係の方々との打合せが多くなるところですね。試運転の際には海外の乗組員さんとの打合せもありますので、英語でのコミュニケーションも頑張っています。
 
関係各所とのコミュニケーションが多い分、関係性を築けて仲良くなれるところは好きです!
 
―――今までの業務の中での失敗談などもしあれば教えてください。
 
はい!新造船の設計作業で図面の1つが遅れてしまったことがありました。
 
―――その時はどのように対処されたのですか??
 
その時は、上司に相談をしてスケジュールの再調整と作業の振り分けをしてくださり乗り越えることができました。
 
―――職場の同僚や先輩を一言で表すと何でしょうか?
 
「優しい」だと思います。
失敗談でもお話したとおり、悩んでいるときは相談もできて、困っているときは助けてくれるので。
みなさん優しいです。
 
―――内海造船㈱の社内制度の中であって良かったと思うものは何ですか??
 
福利厚生として、年に1回、1人5千円の食事会の補助金がでるので、みんな利用しています!!
 
必要な資格や免許の取得費用を会社が全額負担してくれるのは嬉しいです。

子どもの頃の夢は「数学教師」
10年後は、技術力をもった設計者になりたい!!

―――質問内容が少し変わりますが、子どもの頃の夢は何でしたか?
 
子どもの頃は、数学教師になりたいと思っていました(笑)
 
―――数学教師の野口さんも見てみたいです!では、10年後の夢は?
 
設計を極めて、技術力をもった設計者になりたいです!
プライベートでは車を買いたいと思っています。
 
―――また、質問が全然変わります。最近買った一番高いものを教えてください。
 
ん~「デニム」ですね!!
DIESELが好きなので、そのデニムを買いました(笑)
 
―――DIESELのデニムかっこいいですよね!最近楽しかったことはありますか?
 
浴衣を着て福山市の花火大会を見に行ったのが楽しかったです!!
 
最後に自身の就職活動を振り返って、現在の就活生に向けてのアドバイスをもらいました!

内海造船㈱に入社して3年の野口さんが
就職活動を振り返る!継続力は武器になる。

―――もし今、自分が就活生だったらその時に持っておきたいスキルや資格はありますか?
 
英語ですね。
TOEIC、英検などにもっと力をいれたいですね。
 
―――造船業に進み、内海造船㈱に入社するということに対してご家族の反応はどうでしたか?
 
そうですね。就職活動はわりと自分で決定して進めていたので、僕が決めたことを応援してくれていたと思います。寮費が安く、ご飯もでるのでその点も含めて心配されることはなかったです。
 
―――就職面接のときに、学生の時に力をいれたことについて聞かれることもあると思いますが、もし、もう一度就職活動をしている時期に戻れるとして、こういうことをしていたら更に厚みのあるエピソードになったなと思うことはありますか?
 
そうですね。僕は学生時代に長く同じアルバイトを続けていたという継続力を、就職活動の時にアピールしました。
 
もし、また就職活動をする時期に戻るとしたら、自分自身のどのような所が強みとなるのか自己分析をすることと、就職活動に必要な情報を広く収集することを大切にすると思います。

インタビューではどんな質問にも誠意をもってお答えくださいました!
当会のインタビュー企画第11弾にご協力頂き本当にありがとうございました。
 
「就活生へのメッセージ」も頂いてます。
中小造工公式Instagram(https://www.instagram.com/cajs_official/)で見ることができますので、今まさに就職活動中の方、ぜひ見てください!!
 
今回インタビューにご協力頂いた内海造船㈱のHPはこちら↓
https://www.naikaizosen.co.jp/
 
当会のHPはこちら↓ 
https://www.cajs.or.jp/