80歳夫婦イタリア絵画旅行記 (17)
《イタリア旅行・雑記》
(5)タクシー事情
イタリアでは日本のように便利な流しのタクシーは有りません。どこでも手を上げると止まってくれて、乗せてくれる。こんな日本のようなシステムは無いのです。
鉄道の駅前ではタクシー乗り場があり、少し待つこともありますが、空車がいればここからはスムーズに乗ることが出来て…、大きな荷物も運転手がトランクに入れてくれます。チップも今はかってのように必要ではないようで、何か特に親切にしてくれた時は感謝の気持ちで少しお礼をしましたが。
さて、出掛けた先からタクシーを頼む時が少したいへんで…、電話をして、来て貰う場所を告げて待つことになりますが、結構早く来てくれます。 或いはまた、街中のたまに有るタクシー待機所では、タクシーが居れば幸いですが、居ない時はそこで待ちます。ただこれは、いつ来るのか来ないのかは分かりません。また運転手が休憩のため、そこに駐車して何処かへ行ってしまっててなかなか戻って来ないことも。
タクシーの乗り降りの時に、気の付く運転手は電話番号を刷った名刺をくれますので、その番号に電話をすることが出来ます。また、慣れてくるとドライバーに言って名刺を貰っておくのが最良でした。
行く先については、有名で当然すぐ分かってくれるだろうと思いきや、言ってもちょっと分かってくれないことも有ります。有名で当然分かるだろうと言う観光客目線と地元 (運転手)目線との違いを感じます。良く似た場所名も結構あるようで、地図を示すとか、発音正しく(日本語なまりは??) 確かな場所名を伝えるとか、文字で示すとかしないと、スッとは分かって貰えないことも有りました。
街中のバス停は、慣れないこともあり、なかなか見つけ難く、ひたすら歩くか、しばしばタクシーに頼ることにもなりました。
*皆様、拙い文を読んで頂きありがとうございます。
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