ジンベイザメと泳ぎたい
小学生の頃、冒険物語を夢中になって読みました、中学生の時、夢中になって異世界を冒険するゲームを遊びました…
だけどその後、興味を持てるものを失いました。
10代後半から30年経って、自分に起きた事を整理しました。
10代から付き合ってきた、漠然とした虚しさについて。
高校生のとき、自転車で家を出て学校に行かずに河原や野原で過ごすことがありました。
それまでは、何故皆が同じ時間という概念を共有しているのか疑問でしたが、学校をサボって人々の活動を見ていると、
全世界に行き渡るシグナルが何処からか発信されていて、それに突き動かされているように見えました。
いつか自分もそのシグナルに従わされる事を不気味に思い、人が居ない場所であれこれ考える事が習慣になり、
稀にゲームを作って友人にプレイしてもらい、自分の仮説を検証するようになりました。
生まれ持った崇高な目標という誤り
小学校低学年の頃は図鑑が大好きで、高学年になってからはノンフィクションの冒険物語やシートン動物記を好んで読むようになりました。
そこから「人間には生まれつき崇高な目標が与えられている」という認識を持ちました。
確かに子供の頃は親や教師から目標を与えられて、それを達成することで人として向かうべき方向に成長します、
だけど、ある程度の年齢になると自分で目標を決める必要がありますが、自分はその事を見落としていました。
とは言え、多くの人が見つける最初の目標は「色恋」や「進学」であり、そこから始まるライフプランでした。
自分にはそれが素晴らしいものに思えなかったので、異なる道を模索するようになり、
結果として、周りの友人が色恋や受験に没頭していく中、孤独感が強くなり話が合う友人も減っていき孤立しました。
それが自分の高校のイメージです。
今では、その時にアイデンティティの形成に失敗したのだと考えています。
皆が従わされているように見えた時間という概念は、自分の目標を達成するために必要で便利だから自主的に従っていた、という事に気づいていなかっただけなのだと思います。
その後…
生き物は生まれて繁殖して死んでいくので、それ以外の可能性を模索しても既存の答えが無い事に気づけず、虚しさと孤独感が強くなっていきました。
殆どの友人との付き合いを辞めてしまったのも、その虚しさを埋められなかったからです。
そして目標に向かって進んでいくことに対する、若干の嫉妬も有ったかもしれません。
一時(と言っても8年くらい続きましたが)結婚していた時期だけは、収入を増やして妻に楽をさせたいという目標を得られたので、虚しさを忘れる事が出来ました。
しかし、それはまやかしでした。
離婚して目標を失う事で、自分の中に目標を育てる仕組みを持たない限り他人に依存した人生しか送れない。という真実が再度虚しさを突き付けてきたのです。
その後、試行錯誤を繰り返しましたが、
2019年の年末、DaiGoさんのYouTube動画に出会い、色々な経験をして学び、人と異なる考えを持つことを個性と呼ぶと知るまでは、自分は出来損ないで半端で人として機能していないと思っていました。
そして偶然手に入れたコンピューターを操作できるというスキルに依存して生きてきたことも理解しました。
今自分について知っている事、「知らない事を知りたいと思う事」と「コンピューターを操作できることは便利な事」は間違いないので、当面はコンピューターを使って快適に暮らす方法を学んでゆくと思います。
今年もあとわずか、
自分の方向性を確認する意味で自分の考えを整理しています。
去年と異なるのは、出来るだけ英語に翻訳してメモしている事です。
狭い世界と広い世界
中学の時、(プログラミング言語と違って)曖昧な英語に対して苦手意識を持ちました。
それ以降、自分は英語を毛嫌いしてきましたが、AQUESを始めて1年、気が付いたら英語を学ぶ事を楽しんでいました。
また、
フィリピンの先生との会話は、日本とは異なる環境や文化について知ることが出来る楽しい時間になっています。
過去の自分は、自分が知っている狭い世界だけを見て孤独感と虚しさを感じていたのだと思います。
これからは視野を広げて色々体験し、試行錯誤を繰り返しながら自分で決めた目標を形に出来るまで、多くの種を育てて行きたいと思います。
最近知った新しいこと
フィリピンについて少し調べたところ、人口は日本に近く、常に夏のような気温で雨季と夏しかない、ジンベイザメと出会える可能性が99%の場所があることなどを知りました。
あと、平成米不足で輸入して不評だったジャスミンライスですが、低GIで日本の白米よりもヘルシーという説もあります。(価格は玄米よりは安い)
泳ぎは苦手ですが、ジンベイザメと泳ぐためなら習ってみようかと考えています。
メルカトル図法は歪みがある事は皆さんご存じと思いますが、日本とフィリピンを並べてみると同じくらいの大きさなんですね…これも知りませんでした。
ダブル「リン」
最近よく見ているYouTube動画の登場人物がたまたま2人とも「りん」さんと言う… それだけの話です。
一人目は「フェルミ漫画大学」の「望月りん」さん。
ちょっと生意気な口調で本の要約を行う9歳女児という設定で動画をアップしています。「ライフピボット」「無病論」などの話が参考になりました。
もう一人は、「りんの田舎暮らし」の「りん」さん。
都会で起業して失敗し、駐車場で社用車に車中泊するところから始まって北海道へ移住、徐々に生活が安定していくシリーズ動画をアップしています。
田舎暮らしには憧れるけれど、当たり前になっている環境や文化か変わる事の大変さを知りました。