倫理の時間

武俠物の映画でよくあるのですが己の正義をまっとうするあまり周りを巻き込み一度は周りや自分がぼろぼろになりそこから逆転というのが多いのですがここで思うのは己の正義にどこまで犠牲を払えるかどこまで周りを巻き込むのを許容できるのかということです。
自分の命くらいなら最悪どうでもいいのですが自らの理念のために胸を張ってその正義を全うすることは正しいのか、他人の正義のために巻き込まれたものの心情とはどう受け止めるべきなのか、そういったシーンを見るたびに思います。
まあ、自らになんの関係もない悪を見逃すのも許されないことなのでしょうか。やはり社会の構成員として見逃すべきではなく糾弾が義務なのでしょうか。あきらかにそれが軋轢を生み正直関わり合いたくないにしても事故にあったようなもんだと諦めるしかないのでしょうか。
自らの倫理観が終わり気味だとはかんじてはいるのですが傍観者は悪かまた自らの正義で周りを燃やすことの是正ということがわたしにはわからないです。

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