脱税問題
議員が裏金作りをしらなかったわけがないし、本当に知らなかったとしても活動費に対して無頓着すぎて議員に資質を疑うし、どちらにせよ詰み。
そもそも自分のパーティー券自体が自分の活動費用に対してのカンパであるから脱税に関してはたしかに問題だが好きに使えばいい。
が、一番気にしなきゃいけないところは脱税などではなく、裏金を作りそれに対する使い道、関係者に対する癒着につながることに使われたのではないかという疑惑、個人的に着服するだけならまだましまである。
政治家の仕事は日本という国のかじ取りであり、全体を見渡し問題点を解決していくのが役割であり、特定の団体に偏っては公平性を欠く。そのことを考えれば企業献金だって良いとはいいがたい。政治家として利害調整をするものとして、能力はもちろん重要なことだがそれ以上に必要なのは信頼である。あいつがやった、しらないで通すわけにはいかないのだ。こういった事件を起こすのであれば、議員本人だけでなく、利害関係者を含めだれがどういった協力をしたかまでを糾弾しなければ問題が解決することはないのではなかろうか。清すぎる水に魚は住めないとはいえど限度というものがある。
いっそのこと会計責任者も議員と利害の絡まない公務員をあてがったほうが健全であるし、不備が起こった場合の責任を問えすっきりするのではないだろうか。
そもそもなぜこういった事件があとをたたないのか。議員のモラル以上に活動にお金がかかるという現実があるのではないだろうか。この問題を解決するには個人の正義を信じるよりもそういった現実を認識し改善していくことが必要なのではないだろうか。なにがそういったことの原因となっているかはしるよしもないが上級国民が接待などの役得を享受しすぎだと貧乏人であるわたしは僻むのである。機密性という意味で料亭などがつかわれる理由がわからないでもないが高い給料をもらってるのだから飯代くらい自分で払えよとおもう。ばかみたいにキャバクラなどが儲かっているのもそういった層がつかうからだろうという偏見もある。
とにかくそういった諸問題が解決できない限りは政治に口をだせない貧乏人は貧乏人のままだし直接的な援助ができる支持層を優遇するといった現状は変えられないのではないかとおもう。