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第1回:Cisco機器の基礎【基礎知識】
この記事で学べる事
ネットワーク機器の外観について理解できる
ネットワーク機器の操作方法が理解できる
CiscoOSについて、またそのコマンドについて理解できる
ネットワーク機器
ネットワーク機器を開発するメーカは多くあります。多く耳にするCiscoやJuniper、日本メーカーだとYAMAHAなどがあります。またアプライアンス製品メーカーだと、FortinetやF5などがあります。
その中でもCiscoはネットワーク機器開発における世界最大手です。多くのネットワーク機器はCiscoを真似て作られることが多く、操作方法がよく似ています。
Cisco機器の基本操作を学ぶことで、応用が利きますのでまずはCiscoのネットワーク機器に触れてみましょう!
Cisco機器外観
ネットワーク機器にはそれぞれの型番が記載されています。ここでどのレイヤで動作する機器か判断が可能です。
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「Cisco」から始まる機器はルータ、「Catalyst」から始まる機器がスイッチです。さらにL2レイヤで動作する機器、L3レイヤで動作する機器も型番で判断が可能です。以下のサイトを参考にしてみてください。
https://www.cisco.com/c/dam/global/ja_jp/products/catalog/pdf/product_catalog.pdf
また、ポートと呼ばれるケーブルの差込口があります。ポートにはLANケーブルを接続することで通信ができます。
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このポートは、通信速度の違い、動作するレイヤの違いがあります。以下にまとめました。
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さて、コンソールポートというポートはCisoc機器を操作する際に使用するポートで、背面にあることが多く「CONSOLE」の記載があります。どのように機器を操作するのでしょうか。
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コンソール接続
ルータやスイッチを操作するには、各機器のコンソールポートとPCをコンソールケーブルで接続します。コンピュータを操作するときにはキーボードとモニタが必要ですが、ルータやスイッチにそれらは付いていません。このため、機器とPCを接続し機器の操作画面をPC上に映し設定をします。その際に使用するソフトウェアが「TeraTarm(テラターム)」です。
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フリーソフトのダウンロード
TeraTarmはフリーソフトのため、インターネットからダウンロードが可能です。
会社のPCへダウンロードする際には、所属会社のセキュリティ規則等を確認してからダウンロードするようにしましょう。
ネットワーク機器へのログイン手順
ダウンロードが完了したら、PCとスイッチのコンソールポートを、コンソールケーブルで接続し、スイッチへログインしてみましょう。
①画面のTeraTermアイコンをクリック
②「シリアル(E)」を選択
③OKを押下
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ログイン後以下のように表示されれば、ログイン成功です。
Switch>
以下のメッセージが出てきた場合、「対話形式でスイッチの基本設定をしますか?」という質問です。一般的には対話方式で設定はしないので「no」を選択します。
Would you like to enter the initial configration dialog? [yes/no]:no
CiscoのOS
一般的なパソコンに「Windows」や「MacOS」と呼ばれるOSが入っているように、Cisco機器にも、Cisco独自のOSが入っています。それが「Cisco IOS」です。
Cisco IOSではコマンドといわれるテキストの文字列をTeraTarmなどのターミナルソフト上で入力していくことによって、機器を操作/設定できます。
モード
Cisco IOSには「モード」という概念が存在します。操作画面では、モードによって使用できるコマンドが違います。また、モードの変更もコマンドを使って行います。
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では実際に、モード移行をしてみましょう。①~⑨に倣って、コマンド入力の練習をします。左側に出るプロンプトの違いに注目しながら、どのモードに入っているかを意識しましょう。
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まとめ
外観から、型番や動作するレイヤがわかる。
ポートはLANケーブルを接続するポートと、設定のためのコンソールケーブルを接続するポートがある
TeraTermなどのターミナルソフトを使用し、ネットワーク機器を操作する
Cisco IOSはコマンドという文字列を入力することで、操作、設定ができる
以上です。ここまで読んでいただきありがとうございました。
参考になりましたら幸いです。
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