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【あと69日】『近畿地方のある場所について』を読み始めたが昼間しか読めない

怖い話は実は嫌いじゃないかもしれないが

今は少しブームが収まっていると思うが、今更ながら、『近畿地方のある場所について』を読み始めている。

気になって気になって、やっと買ったくせに積読しといた本を、まずは息子に読ませて、「うーん、穂村弘の本のほうが怖かったな」と言わせた作品である(どういうつもりで買ったんだ)。たしかに、ほむほむのエッセイはゾッとした。しかし、怖いと思う度合いは、たとえ我が子であっても別の人間なので、どれだけのもんじゃいと思いながら、今朝、電車の中で表紙を開いた。

……いやこれおかしいくらい怖いけど???

息子の感性がおかしいのだろうか。たしかに彼はホラーが好きだ。幼少時、押し入れに何かいるかもしれない可能性にあれだけビビり散らかしていたくせに、料理を作りながらBGMがわりに「シャイニング」鑑賞なんてこともあるやつだ。
育て方?ねえ育て方なの?別にスティーブン・キングで育ててないけど?
それはともかく、この本、めちゃくちゃ怖いのに、それと同じくらいめちゃくちゃおもしろい。少なくとも私はまだ100ページに達していないのに既にどハマリしている。どハマリして、朝読んで昼休憩にも読んで夕方の通勤電車でも読んだけど、とにかく怖くて日没後は本を開く勇気がない。
だってさ、マンションのベランダで、赤いコート来た女の人が両手上げてビョンビョン飛んでるのよ?
今これだけを書くと「はあ?」ってなもんだと思うが、その前後の脈絡を把握した私にはもう電車内で声を上げそうになったくらい怖いのである。

そんなわけで、夜は読めない。
物語の先が気になるので悔しいけど、反面、読み進められないってことは読み終わらないってことなので、ちょっとうれしいと思う読書変態がここにいます。


本日のわたくし

アイスコーヒーを朝・昼で3杯飲んだ。体に良くないと思うのに、やめらんないよね〜。
夕食は、夫が用意しててくれた冷やし中華。レタスで食べるとこんなにもおいしいのか、と新発見。

寝る前にストレッチ。

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