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2023年、おつかれさま。激動の一年でした。

仕事は全く収まっていない(というか5日まで仕事で6日だけ休み)んですが、2023年もそろそろおしまいです。

思えば本当に激動の一年だったなと思います。ガンバ大阪U-23のスタジアムMCを終えてから2年、オーディションでも最終選考で落ちたり、年齢でバッサリ切られたりで、2月には本当にサッカーMC辞めようと思っていました。

ところが3月、MIOびわこ滋賀から改名して生まれ変わったレイラック滋賀FCより突如オファーを頂いて、サッカー界に戻ることになり。

そして去年最下位だったクラブは序盤に快進撃を続け、一時は首位にも浮上しました。

僕はバニーズ京都SCでもガンバ大阪U-23でもそんなに勝ってないので、ここまで勝利が連続で経験できたのは…バニーズの初年度、なでしこチャレンジリーグを戦っていた2017年くらいです。

あのときは入れ替え戦で岡山の津山まで遠征して、津山陸上競技場のアウェイ席で選手紹介アナウンスをするということまでやりました。すげぇ楽しかった。

それに負けないくらい楽しい前半戦でした。滋賀FAカップでは雨の布引でのレイジェンド滋賀戦、延長で劇的な服部選手のゴール。早矢仕選手の超絶ミドル。井出選手の幻のオーバーヘッド。まるで昨日のことのよう。

そして出場した天皇杯。1回戦ではまだ周囲が全くの未完成だった平和堂HATOスタジアムでJ3のアスルクラロ沼津と対戦し、Jクラブを撃破しました。

平尾壮選手の決勝ゴールの瞬間は、まるでスローモーションのように見えました。この時に我らがオフィシャルカメラマンが撮影した写真は、後にパネルになってファンに配布されましたね。僕も頂いたので、今も壁に飾ってあります。宝物ですね。

そして5月には新潟での天皇杯二回戦。アルビレックス新潟との試合で僕もビッグスワンスタジアムに向かいました。残念ながら0-1で敗れてしまいましたが、新潟のサポーターがペンライトを青に変えてレイラックの健闘を称えてくれたあの瞬間は忘れられません。

ただ、この試合あたりからレイラックの成績は急下降。かなりのハードスケジュールであったことも影響してか、本当に勝てない時期が長くなりました。

監督交代もあった苦しい時期。それは9月のマルヤス岡崎戦まで続くことになりました。その前のミネベアミツミ戦では…そうそう、僕がなぜかYoutubeの解説をやった試合でしたね。

今聞き直すと、解説者じゃないのに何を真面目に喋ってんだという放送ですね(笑)。本当に勉強になった日でした。

この試合の後に榎本大輝選手にインタビューしようとしたら「ゴール決めてないからダメ!」と拒否されて、「じゃあ来週絶対獲ってくださいね!」と答えたんですよ。

そうしたらマルヤス戦ではきっちり大活躍。僕は榎本大輝が(インタビューで呼びかけても)止まらないのは幸運の兆しだと思っています。

この勝利は本当に大きかった。あのままズルズル落ちていったら、サポーターがここまで最後に向けて増えることもなかったと思います。

そして大勝で終えたクリアソン新宿戦。J3ライセンスの発表(新宿は特例で認められたんですよね)のあとだったので、保留になったこちらとしても燃える試合でした。

その前にはレイラック滋賀FCの応援PR大使として大活躍してくれた粟岡里菜さんをお迎えしてラジオを放送しました。

粟岡さんは本当にスゴい存在です。僕&Chocoさんと観客席を繋げてくれる役割をしてくれています。メインスタンドでずっとみんなを盛り上げてくれる。そんな人、他のクラブにはいませんよ。僕よりずっと大きな役割を担ってくれたと思います。尊敬の一言ですね。

そして終盤、レイラック滋賀の追い上げはすごかった。勝ち点だけではありません。平和堂HATOスタジアムに仮設照明を設置し、テストに合格し、J3ライセンス取得のための条件を満たすこともできました。

ただ、最後のヴィアティン三重戦。レイラック滋賀は最後の最後で2-2と引き分けてしまって…J3との入れ替え戦に出場することはできませんでした。

ただ、この時にラピスタで見た光景も忘れられません。ピッチ内のことではなく、観客席の風景です。あれほどの多くの方々がアウェイ席を青く染め、最後まで声を枯らして、夢破れたチームに前向きな言葉をかけ続ける。それは簡単なことじゃない、当たり前のことじゃないです。レイラックは本当に素晴らしいサポーターに恵まれているなと改めて思いました。

Jリーグには上がれませんでしたが、2月の段階でサッカー界から離れようとしていた自分が、ここまでエキサイティングな日々を過ごすことができるとは。想像もしていませんでした。それはすべてレイラックに関わる皆さん、そしてサポーターの皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。

自分もようやくシーズン終盤にスタジアムの環境に慣れてきたので(遅い)、できれば来年もやれればと思って…。よ、よろしくお願いします。

そしてレイラックからは離れますが、他にも多くのイベントに触れることができました。まずは女子フットサル。

丸岡RUCKさんの試合に2回お邪魔して、写真撮影や取材などさせていただきました。新しい出会いも多かったですし、カメラの練習としても得るものがたくさんでした。

そこで初めて拝見したのが福井のローカルアイドルである「さくらいと」さん。久々にアイドルを撮影して楽しかった印象がありますね。

同じ福井を拠点として活動している人間として、これからも応援していきたいです。もちろん一緒にラジオをやっていたPurpure☆NEOさんもね。

あとは福井ブローウィンズ。バスケットボールはほとんど縁がなかったんですけど、華々しく創設されたということで興味をそそられまして。10月8日の試合で初めて観戦しました。

これまで3回観戦させていただきまして、2回目と3回目はギャラリーも作りました。

また、福井ブローウィンズのこともあったのでバスケットボールのMCに興味を持ちまして。女子バスケットボールの大会で藤原了さんにお話も伺いました。

Wリーグの写真は権利上ギャラリーにはできないので手元に残すだけなんですけど、とてもいい撮影機会になりました。もちろん藤原了さんのお話も非常に興味深かったです。

バスケットボールのMCって本当独特なんですよ。先日福井ブローウィンズのMCゆーまろさんからも聞きましたが、「これができれば何でもやれる」くらいの。いま、僕はそれを勉強してます。誰かの役に立てればなと思って、頑張ります。

そして、シーズンの最後は年間通して取材してきた関西サッカーリーグの年間表彰式「The KSL Awards」にご招待いただきました。ホテル日航大阪で食事まで出していただけるということで、流石に少しは役に立とうと取材活動をしました。

そしてびっくりなことに、この日インタビューした関西サッカーリーグMVPの竜田柊士選手がレイラック滋賀に加入決定!12月16日の時点では全く想像もしていませんでしたので、このラジオは全然そこに触れていないのです。

そして1月4日のラジオではレイジェンド滋賀FC特集もお送りしますので、また年明けの番組をお聞きいただければと思います。

こうやって書き連ねても本当にたくさんの機会をいただき、多くの体験をすることができたなと思う2023年でした。僕自身は売り込みがすごく苦手なので、本当にみなさんが支えてくれたおかげなんです。感謝しかありません。

2023年もあと少し。みなさん素晴らしい年末年始をお過ごしください。そして今後皆さんにいいニュースがたくさんやってくることを祈ります。

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