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京都サンガの新外国人ジョアン・ペドロが「ユース選手を呼んで強く要求したワケ」

2月1日に行われた京都サンガ対愛媛FCのトレーニングマッチを取材しました!というのは前にもお伝えしましたが。

練習試合なので内容についてはあまり詳しいことが伝えられないのですが、先発出場した新外国人選手のジョアン・ペドロがすごかったのです。

まだフィットしていないのは間違いないのですが、なんというか「多少雑なことを除けば何でもできる」選手です。あれですよ、ヤヤ・トゥーレとかポール・ポグバみたいなタイプですね。

エネルギッシュに動きつつ、パスも出せりゃあシュートも打てる、サイドにも出られる。守備になれば相手選手にガツンと当たることもできる。意外な万能型MFでした。

そんなジョアン・ペドロ選手、メディアからの注目もこの試合で一気に高まったようで、たくさんのインタビューに答えていました。僕も質問せずにはいられませんでした。

「ラファエル・エリアスはブラジルにいるころから知ってた」

――試合の感想は?

初めてサポーターの前で試合をすることになったんですが、とてもいいゲームができたと思いますし、このような環境を知ることができてよかったです。もちろんまだまだ作り上げている段階ですし、向上しなければならないところがたくさんありますが、今日は良いものを見せられましたし、いい経験を得られましたね。

――ストロングポイントは?

自分の特徴はボール奪取であったり、マーキングであったり、そこからの前線への飛び出しであったり…それが強みだと思っています。今日はそれを力強く発揮できたのではないかと感じます。

――日本に来てみて?

オファーが来る前から日本の文化には興味がありました。みんながしっかりと教育されていて、規律正しいというイメージがあったんですが、それをまさに今実際に感じています。すごく良いなと思っています。
後は食事の面ですね。まだあまり外に出る機会はないんですけど、美味しいものがたくさんあるなと。いろいろなものを試してみたいですね。

――ブラジルから日本に来て、サッカーの違いをどう感じていますか?

もちろんブラジルでもいろいろなサッカーを経験してきましたが、日本で感じるのはインテンシティの違い。それはすごく感じますね。球際での強さは日本のほうがはるかに高いと思います。

――ブラジル人選手が多くなりました。チームにもうまく馴染みやすいのでは?

同じような年代のブラジル人選手が多いので、ピッチ外でも非常に仲良くやっています。ハファ(ラファエル・エリアス)はブラジルにいるころから知っていた選手ですしね。去年からいる方もいますし、お互いに手を取り合いながら楽しく過ごしていける状況にありますし、良い関係性ができていますよ。

――2本目が終わった後、サンガユースの選手を呼んで激しく要求していたのが印象的でした。

僕もそんなに経験が豊かな選手ではないんですが、やっぱり伝えるべきところは伝えて行きたいんです。それがチームへの貢献にもなると思いますし、そのためにやったことの一つですね。彼らのポジショニングだったり、「こうしたらいいんじゃないか」ということだったり、教えられることは教えていきたい。そういう感じでやったことなんです。

――ファンに向けてメッセージを。

ここに来られて僕は幸せですし、環境や雰囲気を含めても「仕事をするには素晴らしい場所だな」と思っています。とても気に入っています。このようなスタジアムを含めて、いろいろな場所で皆さんと顔を合わせて、良いものを作り上げていけたらいいなと思っています。今後もよろしくお願いいたします。

ハマったらすごい予感がするジョアン・ペドロ

正直に言えば、「このちょっと雑なところがどう出るか…」という感じはしますが、ポテンシャルはすごいですよジョアン・ペドロ。

なんというか、あそこまでのスピードはないにせよ、コンサドーレ札幌で初めて見たダニルソン(コロンビア代表)のような感覚を受けました。

これはハマるとすごいな、ということです。下手したら来年名古屋とか浦和に(以下略

そうならないように京都サンガには頑張ってほしいところです。。。

告知をしておこう

ということで最後に告知を。2月20日17時~放送の「きょうとこれからラジオ」はレイラック滋賀FC角田誠監督が出演です。

シーズンが始まったらこんなチャンスはなかなかないです。ぜひ皆さんメッセージと質問をどしどしお送りください。フォームで受け付けております。

そして3月の「きょうとこれからラジオ」は京都サンガF.C.のキャンパス隊である志賀可奈子さん、坂下華さん、大西凜さんが全員集合!ファンにはたまらない番組になりそうですのでぜひ皆さんお楽しみに。

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