レイラック滋賀FC、平尾壮の悔しい思い「栃木までこんな数のサポーターが来てくれたのに…」【よりぬきおとフト】
おとフトのインタビューを先出しする「よりぬきおとフト」です。
13日に行われた栃木シティSC対レイラック滋賀FC。敵地に乗り込んだレイラックは、前半にペースを掴みながらもゴールを奪いきれず。
そして後半、田中パウロ淳一選手のフリーキックからのこぼれ球を宇都木峻選手に拾われ、凄まじい左足のシュートを叩き込まれてしまいました。守護神伊東選手でも触れることすらできない、見事なコースでした。
これにより0-1で敗北したレイラック滋賀FCは、月曜日に菊池利三監督を解任すると発表。21日の鈴鹿戦は東広樹ヘッドコーチが暫定的に指揮を執ります。サマーブレイクに外部から新しい監督を招聘することになりそうです。
今回ご紹介するのは試合後、レイラック滋賀FCの平尾壮選手のインタビューです。
「このカテゴリでは普通じゃないこと」
「いい入りができて、セットプレーもたくさんとれました。前半は圧倒したとまでは言えませんが、自分たちのやりたいサッカーはできたと思います。
ただビッグチャンスが2回くらいあって、それを仕留めるか仕留めないかでこういう試合になってしまう。ずっと同じことを言っているので、いち早く改善しなければいけないです。
セットプレーではトリックも2回入れましたが、もうちょっとうまくやらなければならないなという感覚です。僕のキック自体はアップの段階から感触が良かったですし、いいボールを蹴ることができていました。
あれだけセットプレーがあったら、決めないと。流れの中から決められない試合は、それが大事になってくる。僕の特徴でもあるものなので、悔しいですね。
栃木までこんな数のサポーターが来てくれた。それはこのカテゴリーでは普通のことじゃないので、皆さんの気持ちを考えれば本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
次はホームでの戦いなので、なんとしても勝って中断期間に入りたい。僕たちは1試合消化が少ないこともありますし、ポジティブにやっていくしかないです。
昇格するという気持ちは誰よりも強いです。とにかくやっていきたいと思います」
平尾選手が蹴る高精度のセットプレーは昨年大きな武器でした。ただ、今季はそれがなかなかゴールに結びつかない。それが平尾選手にとっても非常にもどかしいことだと思います。
次のアトレチコ鈴鹿戦では2本も3本も平尾選手のキックからゴールが生まれますように。心から祈ります。
「フットボールラウンジ」は7月18日20:30からFMおとくにで放送です。なにとぞよろしくお願いいたします。