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2021-019:[17日目]アイデア降ってきた気がしてウキウキしている![あと58日]

75日チャレンジの進捗報告

昨日「進捗なしです!」と書いたあと、お風呂に入っていたら全く想定していなかった方向からネタが降ってきました。

「食字する乙女(仮)」は、3〜4年前にシチュエーション小説を書こうとして思いついたタイトルでした。
青年の一人称で、彼が編む言葉を食べて生きる愛しい彼女についての描写で始まる、というイメージが降ってきました。
着想したそのイメージ自体は結構好きなものだったんですが、もちろんその後に物語は転がり出すことはありませんでした。
「食字する乙女」というタイトルだけがわたしの心をつかんで、ストーリーとしての力を持たないイメージはそのまま、気になるタイトルとして頭のどこかでふわふわ漂っていたのです。

次にこのタイトルと向き合ったのは、去年の4月。

この時点では、古事記の神様たちとなんとかつなげられないかな、と思って調べ始め、料理と飲食の神様が吉田神社に祀られていることを知りました。
ウカノミタマ、トヨウケ、調御倉、伊勢神宮外宮の豊受大神宮、稲荷三神…などなどをざっくり調べて、何かをつかんで、キャラクターに名前をつけていきました。
「何かをつかんで」と言っている時点でお察しですが、その何かはメモをしそこねて記憶のかなたです。

主要人物は、ふたり。

廣瀬豊郁(ひろせとよか)と、天野禮(あまのあや)。
禮が「字を食べてしまう女の子」、豊郁が禮と出会って「喫寫」を提供する不思議な喫茶店マスター。
「喫寫」とは、「”写しとった”ものを喫(の)む」という造語で、豊郁の店では「写しとったものを飲み物や食べ物にして提供する」という設定。
普通の飲食も提供しているけど、禮のような「喫寫」を必要とする人(が他にもいる、というところでイメージが止まってた)のために不思議な飲食を提供している…っていう。

自分で思い出しながら書いていて、これはこれで面白そうではあるのですが、そこから先に発想が広がりませんでした。
豊郁はなんで「喫寫」なんてものを提供できるのか。
禮はどうして字を食べるのか、食べなきゃいけないのか。
他にも「喫寫」が必要な人ってどんな人なのか。
その環境で何が起こって何を思い、どう変わって、どこに着地するのか。

どうしたものか、なかなか出てきませんでした。
(正直、今このnote書きながらもう一度この方向で考えてみてもいいなとは思っていますが)

昨晩お風呂上がりに、別のアイデアが降ってきました。

そして、禮と豊郁以外に「誰か」が必要になりました。
この別アイデアバージョンで進めるのであれば、その「誰か」か、豊郁が主人公になりそうです(今のところ)。

さぁさぁどんどん頭を働かせてアイデア練り練りしていくよ!

ここまでで1000字超えたし、今日の日記はなし!

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Asa
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