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「わたしのコンテンツさがし」の通過点

きっかけ

noteの投稿画面をなんとなく開いたら、「ノートのヒント」という文字を見つけた。
こんなのあったんだぁ。
最近できたのか、前からあったのに気付かなかったのかわからない。
興味を惹かれたので、今これを読むタイミングなんだなぁ、と思って一気に読んだ。

一番目を引かれたのは、「自分が何者で、何を発信していて、大事にしていることやこだわりは何か」をプロフィールに書こう、というところだった。

確かに、ふらっと他の人のノートを読んだとき、わたしはその人のプロフィールを必ず見る。
SNSアイコンがある人は、時間さえ許せばそのSNSのホームへ飛んで「どんな人だろう?」と確認することもある。

じゃあ、わたしのプロフィールはなんて書いてあるだろう。

たったひとこと、「note初心者3年目です。」と書いてあるだけだ。
なんのこっちゃわからない。
いつもプロフィールを編集しようとしては、何を書けばいいか悩んでそのままにしてしまう。
でもそれじゃあ、わたしの文章を読んで興味を持ってくれた人に、もっと興味を持ってもらうことはできない。

だから、考えてみることにした。

わたしは何者で、何を発信していて、大事にしていることやこだわりは何だろう?

わたしは何者だ?何を発信してる?大事にしてるものは?

わたしは何者だ?
働くシングルマザーだ。
シングルマザーって単語がなんだか自分にしっくり合わないので「Working Single Parent」って言うことにしてる(今ここに書くまで特に公言したことはない)。
むすこは6歳、小学1年生。診断待ちの状態だけど、ADHDの傾向があるんじゃないかと思ってる。

発信する(したい)内容は?
発達障害グレーゾーン(診断待ち)のむすことの生活の中で気付いたこと、たのしみ、仕事の抱負、キャリアプラン、プライベートな夢、何かに触れたときの感動や、試したこと、試してみたいこと、やってみたこと、やってみたいこと。

大事にしていることは?
むすこのことは言わずもがな。
言語化、タスク化、可視化。
ことばのリズムや表し方。

「わたしのコンテンツ」、みえてきたかもしれない

書き出してみて「なるほど」と思った。
なるほど。

わたしは何者か?なんて、普段の生活で考えることはない。
対面する人たちにとってのわたしは、その人に見える面で捉えられている。
同じ場所で同じ時間を過ごしていても、きっとその解釈は同じものはない。

けれど、noteのような場でわたしを「見る」人たちは、わたしが捉えて著した文章を通してのみ「わたし」を見る。
もちろん対面と変わらず、同じ文章を読んだ人でも、そこから受ける印象やイメージや解釈は、一人ひとり異なるものだろう。
似たような印象を持つことはあっても、あくまで類似の範囲で完全一致することはないはずだ。

ただ、対面と違うのは、「わたしの認識」というフィルターを通して、読み手が「わたし」を解釈するということだ。
それが何をもたらすのかとか、そういう話ではなくて。
実際に対面して「会う」ときと、わたしの書いた文章を通して「会う」ときのちがいに「なるほど」と感嘆したのだ。
おもしろい。

つまり、わたしのコンテンツは、わたしの認識というフィルターを通して著したわたしの毎日、ということになる。
言い換える。
「わたしの書いたわたしの頭の中身」が、「わたしのコンテンツ」、ということなのかもしれない。

今まで、わたしはわたしのことを書くと、ありのままの自分をさらけ出しすぎて、読む側が困っちゃうんじゃないかと思っていた。
いきなり剥き身で(つまり裸で)目の前に立ちはだかられても、そりゃ困るよな、っていう感覚だ。

でも違う。

少なくとも、noteのような場で書く文章は、タイトルと最初の何十文字かを読んで、その続きのわたしの剥き身を見てもいいよ、という人が読むものだ。
たぶん。

ツイッターみたいに、タイムラインでいきなり全部が目に飛び込んでくるのとは形が違う。
たぶん。

そして、ここに書かれた「わたしの剥き身」は、物理的なわたしの剥き身の姿とは違う。
わたしの認識を通した時点で、ある意味加工されたものだ。
ありのまま、そのままとは言えない。
素直にそのまま書いたつもりでも、わたしが書いた時点でそれは「そのまま」ではない。
たぶん。

まだ、「たぶん」とつけないとおっかなびっくりではあるけれど。

なんだ、怖がらなくたっていいんじゃないか。

まとめ

ということで、わたしのコンテンツさがしは、「わたしは何者で、何を発信する(したい)のか?」という問いを通過点として、着地する地点を目視出来そうなところに足を踏み入れました。

2018年6月6日、記念日にしようと思います。

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Asa
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