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空の上でnoteプレミアムを申し込んだ3月のはじまり。

飛行機の窓の外はもう暗くて、角のとれた長方形のガラスには機内の灯りに照らされたわたしや、その向こうに座る知らないおじさんが映っている。

noteを始めたのは3〜4年前だったと思うのだけど、今までnoteプレミアムには申し込まずにいた。有料会員になるほどnoteを更新できないからだ。
今年に入って「なるべくnoteを更新しよう」と意気込んだはずなのに、ここ3週間くらい、どこを見ても誰を見ても何を見ても
「自分ってなんでこんなに何も持たないんだろう」
となぜか落ち込むばかりで、他の人たちのnoteを読むこともできないでいた。
それが、飛行機の中で、機内Wi-fiを利用してPCからnoteを開いたとき、
「あ、プレミアム申し込もう」
と思ってあっという間に有料会員になってしまった。

雲の上まで高度を上げた飛行機から見る景色は、いつもわたしに足りなかったパワーをチャージしてくれるような気がする。
難しいことはひとつもなくて、陽の光に照らされる雲や青く望む山や川の流れ、夕暮れ時には刻々と変わる空の色が本当に美しい。
美しさは人に力を与えると思う。
そしてわたしは空からの景色に力をもらって回復し、能動的な行動をとることができた。

文章は書かないと書けなくなっていく。
自分の考えや思いや、共有したい景色や感覚を、どの言葉で、どんな言い回しで表現したらいいかがわからなくて、苦しくなっていく。
だから今年は少しだけ頑張って文章を書こう、と思った。スタートが2ヶ月も遅れてしまったけど、ちょうど今日は3月のはじまりだ。
ちょうどいいじゃないか。無理をして、やると決めたことをやるためだけに、タスクをただ消化するみたいに始めるんじゃなくて、心から「やろう」という気持ちにあふれているときにスタートを切ることができたのは幸いだ。

何が書けるのか、どんなコンテンツを作っていけるのか、全然わからない。
わからないままずっと文章を書いてきているけど、その「文章を書く」ということが楽しいと思える状態を保つことが、自分のこころにとって気持ちのいい状態だということは知っている。

このnoteは「わたしのコンテンツさがし」というマガジンに最初に入れるnoteになる。
どうかこのマガジンが「わたしのコンテンツ」ができていくのを後になって振り返ることができる、思い出深いマガジンになりますように。

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Asa
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