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精製方法ウォッシュトとナチュラルの違い
こんにちは。
自家焙煎珈琲caffinesのTakuyaです。
コーヒー専門店で豆を購入する際に、ナチュラル・ウォッシュトといった精製方法についての記載があるのを見たことがあるでしょうか?
コーヒーの生豆(焙煎される前の豆)は元々コーヒーチェリーという果実から果肉などを取り除いてタネを取り出し、乾燥させて生豆の状態になります。
この工程を精製と呼びますが、精製方法で出来上がるコーヒー生豆の風味や香りが変わります。
今回は代表的な精製方法、ナチュラル・ウォッシュトの2種類について簡単に書いていきます。
ナチュラル
コーヒーチェリーを天日乾燥させ、果肉などを脱穀しタネを取り出す精製方法。
乾燥させる過程で発酵するので、コクのある味わいになり、香りも濃厚なものになります。
ナチュラル精製で作られたコーヒー豆は、熟したベリー系の果実のようなフレーバー、ワインやウイスキーを思い浮かべるような芳醇さなど、様々な表現を用いられます。
生豆の段階から強烈な香りがしたりするものもあるので、ナチュラル精製の豆は個性的な物が多く、コーヒーに対しての印象が変わるかもしれません。
ウォッシュト(水洗式)
湿気と降雨量が多く、ナチュラル精製が出来なかったジャワ島で17世紀に考案された精製方法です。
工程は、まずコーヒーチェリーを水に浸けて未熟な実や異物を取り除いてから、外皮や果肉を取り除きます。
その後も水に半日〜1日半ほど浸け続けてから、乾燥させるのがウォッシュト精製です。
ウォッシュトはクリーンなコーヒーを作るのに適しています。
酸味・味わい・香りがブレないため、最も一般的な方法とされていて、ウォッシュトのコーヒー豆は比較的多く販売されています。
生産国が同じでも精製方法で香りや味わいは違う
生産国が同じでも、コーヒー豆の精製方法が変われば、香りや味わいは全然違うものになります。
コーヒー専門店でコーヒー豆を購入する際は、精製方法の記載を確認してみてください。
精製方法については以前紹介した本に詳しく載っているので、気になる人は本を購入して読んでみてくださいね。
最後に
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