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南極の向こう側にあるとされる謎の土地について

謎の土地、Terra Infinita

先月のことである。筆者のタイムラインに、"Terra Infinita"なる耳慣れない言葉に言及した投稿が流れてきた。投稿を読んでみると、「南極の氷壁の向こうの土地」だという。

同じ言葉はフラットアーサーアカウントも投稿しており、地球平面説に関連した概念であることがうかがえた。「南極の壁の向こう」とは一体どういうことだろうか。気になった筆者は少し調べてみることにした。

南極の壁の向こうに

前述した通り、「南極の氷壁の向こう」という概念であるところから、Terra Inifinitaは地球平面説の世界観に沿っていると考えられる。中央に北極があり、周囲を南極(とされる氷の壁)が取り巻いているというのが地球平面説の典型的な世界地図だからである(ちなみに氷の壁は維持しつつ、その中に北極と南極が両方位置している双極モデルもある)。その壁の向こうに、まだ見ぬ別世界があるというのである。

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