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『完全教祖マニュアル』著者のお二人とトークライブを開催します(10/12(土)、13:00~)

企画を実現できて本当に嬉しいイベントが、ついに今週末となりました。このように出版を記念して色々な場を形成できるのが、書籍を発行できて良かったと思える瞬間です。

ゲストで登壇いただくのはあの『完全教祖マニュアル』の架神さん、辰巳さんです。架神さんもnoteを執筆されており、そちらでも紹介いただきました。

私は元より宗教の話が好きで、知人の間でも評判だったこの本のお二人とご一緒できるのは大変に光栄なことです。

『危険だからこそ知っておくべきカルトマーケティング』はその刊行当初から、『完全教祖マニュアル』と比較する声があり、私としても読んでもらいたい層の1つに見つけてもらえたようで嬉しく思っています。どちらも特定の集団(『完全教祖マニュアル』は宗教、『カルトマーケティング』はそれに加えて陰謀論集団、マルチ商法など)を構築する手法を分析しているのですが、そのコンセプトには若干の違いもあります。

『完全教祖マニュアル』の発行は2009年。前年に発生したリーマンショックによる不況が本格化する中、第45回衆院選で大勝した民主党が政権交代を果たした年です。

そんな年に発行された『完全教祖マニュアル』は、その名の通りマニュアルとなっており、「キミも教祖になろう!」を序章として、様々な宗教に共通する手法が分かりやすく解説されています。それだけではなく、多くの文献を参考に、宗教学者にも助言を得た本格的な書籍でもあります。

一方の拙著『カルトマーケティング』が発行されたのはそれから15年経った2024年。拙著でも宗教は重要な実例なのですが、それ以外にも陰謀論集団やオンラインサロンなど、ネット・リアルを問わず人々を熱狂させる集団を参考にしています。そして、『危険だからこそ知っておくべき~』というタイトルの通り、ビジネス書として読んでもらえる内容にしながら、危険な団体が利用する手口を知り、自衛する本としても読めるように作っております。

この2冊の違いは、この15年での宗教を巡る状況やメディアの状況の変化(2009年といえば、あの小池スタイルが流行?しはじめた時期です)があるのではないか…という観点から、下記のような年表を下地としてトークを展開し、もちろん企画のきっかけや2冊の内容の比較についてもお話していく予定です。

会場チケットはまだご購入いただけます。また配信もあります。どちらもお得なサイン本付きチケットがありますので、是非ご購入ください。




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