冬の向こう側をギュッと。掴む。ひとつの言葉。

「"自分の言葉"を持つためには、自分でやってみる事」
これはカフェトリエで大切にしている事です。

一方で、自分でやってみる以前に、さらに大切にしている事があります。

仕事、遊び、恋愛、就活、、いつの時でも、
自分で、
自分から、
「こうしたいです。」
と、相手の目を見て言える事は、
その人の人生を、よりその人のものにしてくれる事だと考えています。揺さぶられ振り回りやすい日々の中で。

自分自身、大きく人生の舵を切った時も、小さく大切な事を進めた時も、必ず、自然と、このようになっていました。

「こうしたほうが、よいですかね？」
でもなく。
「それが、よいかもしれません！」
でもなく。
「そうするのがよいとおもいます！」
でさえなく。

「こうしたいです。」

これを胸を張って言える事は。
どいつもこいつも自分も騒がしくて、自分がどこかに居なくなってしまいがちなこの世界での生活で、
自分を取り戻す言葉の一つなんだと思っています。

胸を張って、相手の目を見て言える、その為には。
準備が要るか？お金が要るか？能力が要るか？いりません。
難しい事はあまり必要なくて。
見ようによっては不安だらけで真っ黒な「未来」を、自分の意思で、力一杯、エイヤと手繰り寄せればよい。
自分の未来を自分でしっかり掴んで。
手繰り寄せて。自分から。
「こうしたいです。」
ただそれだけ。
準備や埋め合わせは、そのあとで、必死にやってもよいはず。

話はそれますが、この世界に、ものすごい確率で選ばれて生を受けて、しかも人間に生まれてきた時って、きっとその前に、自分から、目を見て約束をしたとおもうんですよね、何かすごい存在と。(※私は徹底した無宗教・リアリスト(そして少しの夢想家)です。笑)

『生まれた後には、紆余曲折、時にうちひしがれたりするかもしれませんし、間違えたりもするかもしれません。けれど、最後は必ず、私は、幸せになります。だから、私は、生を受けたいです。』

無数にある中で、これを言えたものだけが、生まれ存在する事を許された。

過去も実績も経験も記憶も何もない中でさえ、勇気を振り絞って、自分の未来の人生をギュッと掴んで、掴み取って、自分の言葉を発した、発せた、約束ができた生き物しか、この世界には居ない。

だから、誰もが実は一度、既にやっている事。

だから、誰にでも、できるはず。

さぁさぁ！自分の未来をしっかり掴んで。約束を、果たしていていこう。