とても個人的な価値観をNFTに封入してみる-Lineage of BTC Collage
突然ですが、人生で初めてのNFTを作りました!その理由やコンセプトをまとめてみたいとおもます。
初めてのNFTはビットコインNFT
ETHやPolygonも考えましたが、初体験はビットコインにしました。
理由はシンプルにロマンを感じたから。
ビットコインという永久に残るデジタルの金に自分の作品を刻めること、どう考えてもロマン以外ありません。
どんな作品にするか?
最初の作品は純粋に楽しめる作品にしました。じゃぁ、「楽しい」に必要なものって何?ですが、
ぼくの場合「やってみないとわからない」ことです
誰かが既にやったことをなぞるのは、あまり楽しくなさそうなことなのでやめときました。
2つの制約
やってみないとわからないのために、「成立しないんじゃない?知らんけど。」みたいなどMの制約を突っ込んでみることにしました。
手に入る素材で作ること
LBCはコラージュ作品。使う素材は、誰かが生み出した素材だけ。 加工は、拡大縮小、エフェクトまで。
増えない仕組み(家系図)を入れること
作品はリストが売れた時のみ次を作ることが許されます。コレクション名の通り、この作品のコンセプトは家系図。この家系は世の中にその存在が認められた時(つまり需給)によって初めて次の世代が生まれます。
つまり、作品が誰にも買われなければ次の作品はリストされず、この家系は途絶えます。これは、BTCという完成している作品に対する敬意がひとつ。この家系図が途絶えた場合、途絶えた家系図として完成でもあるという考えからです。
この作品でやりたいこと(ゴール)
”技術よりもコンセプトの世界をやってみたい”
仕事で絵を描くことが多いですが、絵の「うまさ」が障害となって、これまでぼくを含めて、作品を作る機会を逃してしまいました。
でも、必ずしも良いもの=上手な絵ではないと思います。もっとアートは自由なものでよくて。アートの核は画力よりも作品に詰めた意図や願いであって欲しいと信じてます。だからこの作品はありもので作り画力のようなものを排除することにしました。
コレクションの完成
この作品はどうなるんだろう?という問いの答えを見つけることが目当てです。だからこの作品が購入されれば、そのお金で次の作品を作ることができるし、そうでなければ途絶えた家系図として作品が完成します。
どちらもある種の完成ということであるのかもしれません。
でも、本音をいうとやっぱり完成させたい。
家系図は全部で16点です。これ以上はありません。ここまで敷いた設計なのですべての家系図の枠が埋まった最終形は見てみたいというのが本心です。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。作品を購入いただかなくてもいまどんな感じなのかな?なんて少し覗きにきてくれると嬉しいです。
であわよければ家系図を進めてみるかぁなんて買ってくださると、さらに励みになります。というか、恥も外聞もなく、買ってください!
お世話になった人へ感謝
最後に今回、右も左もわからない僕の相談に根気強く乗ってくださった、スーパーデザイナーのけだまさん(@KedamaNft)、 そのソースもとであったUmecoさん(@NFTsistersJAPAN)、そして健やかなNFTの楽しみ方を見せてくれるカバードの皆さん本当にいつもありがとうございます。
初めて、NFT買うのもいいけど、つくるのもめっちゃ楽しいって思いました。
やってみたいをやってみよう!
Let’s ウオノメ!
クリエイタープロフィール
UXデザイナーで グラフィックファシリテーターのいずもんです。普段は大手企業でUXデザイナーとして、アプリの体験設計やプロジェクトリードを行なっています。最近はweb3系のお仕事が増えてきています。推しのNFTコレクションは間違いなく、カバードピープル!
Twitter @izumonsto