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続・#ときめくツートンラッシーの作り方、品評編

ツートンラッシーを作ってみるオンラインイベントを実施しました。

初めての試みだったのでどうなるものかとドキドキしていましたが、やってみるとたくさん質問を頂いたり、電子レンジを借りに隣家へ伺う道がジャングルだったり、ハプニングもありましたが良いイベントになったなあと。

※「じゃ、これラップしてレンジで2分チンしてくださ〜い」が30分くらい掛かった図↓

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※快く電子レンジを貸してくれたエブリデニムの島田くん、本当に有難うございます。


完成品を皆さんがSNSに上げて頂いてるので、ここはツートンラッシーのプロとしてしっかり品評をしていきたいと思います。

立場上、どうしても辛口になってしまう事をお許しください。
サンデーモーニングで張本さんが日本人メジャーリーガーに対して理不尽に喝を入れる姿に「なにもそこまで言わなくても、、」と心を痛めているような方はこの辺りで戻るボタンかスワイプで回避頂けると幸いです。





では品評をはじめます。

何でいつもそこにいるんだ_

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まずふんだんに使ったであろう果肉のゴロっと感が強くて、専門家的には「お、材料費掛かってるね〜高原価商品!」と感心してしまいます。
このままストローで吸うのか、それともスプーンで掬うのかの二択を迫られますが、一旦ストローで吸える限界まで挑戦したくなるような絶妙な果肉サイズ感の逸品です。

すごく大事なポイントなんですが、いわゆるトップ飾り類には必ずベストなポジションがあります。チェリーに関して言えば実の質感や枝の長さ、向きなど適性を鑑みて起用方を決めますが「何でいつもそこにいるんだインザーギ〜!」とジョン・カビラが叫びそうなくらいに“ここしかない”ポジショニングのチェリーが見事な枝の放物線を描いたこの美しい瞬間は明日のガゼッタ・デロ・スポルト誌を飾るであろう一枚。写真上手ですね。


お次はこちらの作品。

美しすぎる疑惑のデパート_

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スムージーと背景のカーテンの色味が同調し素敵空間を醸し出していて、そもそも本当に自宅なのかを疑ってしまいます。
「こちら栃木県産のいちごで染められております」と言われるとうっかり信じてしまいそうなカーテンと、嘘みたいに素敵な色合いのテーブルというか台のような物の上にラッシーが佇んでいて、つい呼吸をするのを忘れてしまいそうです。

いちごの粒の一つ一つや見事にスタイリングされたヘアのようなヘタに改めて目を向けると、「そんな整った美人ないちごが近所のスーパーに売っているのか?」という疑念に駆られます。画像合成の類いでは無いかとの疑いすらある非現実さ。
日差しの入り方も含めてうっとりする疑惑の一枚、写真上手ですね。


そして中でも問題なのがこちらの作品。

アンリトゥン・ルール_

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まずグラスからして可愛すぎます。
本家ツートンラッシーのクオリティを超えるプレーは相手チームへの敬意を欠くとされるメジャーリーグの不文律(アンリトゥン・ルール)をここまで見事に破られると、次の攻撃回には故意死球を受ける恐れがあり選手にとって大きなリスクです。

敷かれているグラストレーも異国情緒を感じさせる。大正浪漫の喫茶文化と現代カフェで生まれたツートンラッシーを見事なまでに融合させています。
まるで時代を超えて中世の貴婦人が愛飲していたかのような佇まいは、2018年から続くツートンラッシーの歴史を根底から覆しかねない事をこの作者様はご理解頂けて無いのか、甚だ疑問を抱かざるをえない一枚です。

個人的にはヨーグルト部とスムージー部の比率は大変重要で、このバランスが悪いと間が抜けて見えてしまうのですが、あえて言わせて頂くとこの作品は完璧です。ヨーグルト部と書くとそんな部活動あったっけと錯覚する間抜けな読者さんはいないと思いますが、もちろんここでは部(分)という意味です。

それから後ろに控えた2体目ラッシーの寄り添う姿、トレーという車椅子に乗せられた大切な人を押すお孫さんみたいで物語的にも美しい。

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みかんらしきフルーツをふんだんに使ったみずみずしさと、いったいどこで手に入れたのかスプーンがオシャレすぎる問題もはらんでいますが、写真上手ですね。




以上の事を踏まえ、引き続きツートンラッシーを極めて頂きたいなあと思っています。最後に教科書通りではありますが筆者のおうちツートンラッシーの見本をご参考までに。



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それでは!(写真がんばろっと)

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オダツトム/うのまち珈琲店
頂いた以上にお返ししたいとは思っています。