有村架純みたいに可愛くなくて申し訳ない　過去日記　2016

某日

そうか
今日から3月だ
今日も冷え込みが激しかったが
あさってから春の陽気になるらしい


今日もダイソーへ行きエプロンを
ほどいてクッションを作った
針通しの使い方が昨日は分からず
難儀だったが
ふと、先に針通しだけを先に
針穴に通せばいいのだと
気づいた
純はバカだ
でも、今日ひとつ賢くなった

けれども
相変わらず色々落っことしたり
ひっくり返したりした
彼と二人暮らしだと
そんなには部屋が汚れなくていい

寝室にある絵本がやけに
黄ばんでいると思ったら
そういえば、だだはタバコを吸うからタバコで灼けたのだと
気づいた
彼と純はタバコを吸わないから
壁紙もそんなには汚れないだろう

ー昨日だったか
だだからメールがきていた
なんだか
そろそろ桜ロールの季節だよ
とか書いてあって
純にケーキを食べさせたいのだろう
いつ行けるか分からないけど
取りに行くものもあるので
そのうち顔を出しに行きたい

だだにとっては
純に何かを買ってあげたくて
仕方ないのだ
愛情をそそげる相手かいるのは
しあわせなことなのだから

だだは何か買っては純を喜ばせることが生き甲斐の人だったから
純がいなくて張り合いがないのだ
そんなにも尽くしてくれた人を
置いて
彼と暮らす純

昨日、天から声がして
お前はもっと自分を責めろ
と言われたと言ったら
彼は笑っていた


こんなに業の深い女もそういない
ような気もする
背負うべきものは
自分でしっかりしよって
自分の人生をまっとうしよう

某日

彼は借りてきた本の
登場人物をノートにまとめて
メモしていた
彼らしいので
写真に収めた

オムライスを食べ、卓球の決勝を
見た
中国に座りサーブをする選手が
いて
そのフォルムに圧倒された
女子も男子も準決勝の時の方が
見応えがあった
男子は白熱してくると
ダイナミックで見ていてちびりそうになる

夜はお好み焼きを食べた
彼は今日も
甘えんぼ絶好調だった
甘えんぼ選手権世界一だ

某日

午前中ソファーが届いた
思っているよりすんなり入った
配送の人が玄関の中まで運んでくれた
ダンボールはそのまま持って帰ってくれて助かった
今までのソファーより脚がある分
座椅子が高い

外は春の雨で午後も降り続いた
夜は
いつかこの恋を思い出して
きっと泣いてしまう

ブランデーに漬け込んだオレンジを紅茶に入れて飲んだ
この楽しき日々は昨日読み終えた

某日

春の香り
気温は21度くらい
窓から気持ちのいい風が
ゆるやかにカーテンを揺らしていた

彼がみかんが好きなので
みかんの蒸しパンを作る

夜はキムチ肉じゃがとブロッコリー
アサリと大根の味噌汁
彼はまだ卓球やってないかなと
卓球を見たがっていた

これくらいの陽気だと過ごしやすいけど
まだ寒い日も戻ってくる
春になったら川沿いの桜が見える
カフェに行きたいな

食材の本を読む
色々インスパイアされた

ソフィアの夏は詩的でいて
硬質なものも秘めている
ローラより大人っぽい

某日

雨で寒い
ローラのわが家への道を読む
トーベの島暮らしの記録も
トーベのは本当に記録といった
感じ
行ったことも無いのに北欧の
ピリッとした冷たい空気感が
漂う

彼は優しい
純ちゃん宝物とか相変わらず
言っている

夜は塩豚の焼肉
やはり塩が多かったように思う
でもキャベツがより甘く感じられた
パーテーションが気になるので
自分で作れたらいいなと思う
彼が日曜大工も趣味に
なったら理想的

色々な人のブログを見てみる
やはり、何かを自分で作り出す人はカッコいい

お風呂で金持ちは夏に氷を得て
貧乏人は冬に氷を得る話をする

何事も、しかし捉え方ひとつ
どんな状況であっても
それを楽しみ人生を愛していこう

某日

曇りのような晴れたような一日
図書館へ
行く

市役所は何故こんな所？
というような駅からも遠い場所
ローカル感がハンパなく
シーズンを過ぎた観光地のような
雰囲気だった

帰りに川沿いの道を自転車で走る
菜の花か綺麗で和む
走っているうちに
この道は前にも来た事があると
思い出す
18の時に付き合ってた本沢さん
の家の側だった
今思えば、乗っていた車が
ソアラだったから
という、恐ろしく稚拙な理由で
始まった付き合いだった

島本理生のを読了
夏の裁断よりは良かった
こちらも鎌倉が出てきた

いつ恋の最終回
てっきりハッピーエンドにはならないものたと思っていたが
西島くんが身を引いた

和風ハンバーグとトマトソースの
ハンバーグ

ホームベーカリーは夕方届いた
スキムミルクやドライイーストなど
材料もないので
軽く説明書だけ目を通した

彼が買ってくれて
薔薇がとても綺麗
窓辺に置いて写真を写す


いつもありがとう

有村架純みたいに可愛くなくて
申し訳ない

＊＊　＊