シースリーエーアイ(AI) 24Q4 決算速報
企業概要
エンタープライズ人工知能(AI)ソフトウェア事業を展開
🔸C3 AIプラットフォーム
エンタープライズAIアプリケーションの設計、開発、導入を可能にするアプリケーション開発およびランタイム環境
C3 AI Ex Machina 分析可能なデータ
C3 AI CRM 業界に特化した顧客関係管理
C3 Generative AI Product Suite 情報の検索、取得、提示
C3 AI Inventory Optimization 原材料、仕掛品、完成品の在庫の最適化
C3 AI Supply Network Risk ネットワーク全体の新たなインバウンドおよびアウトバウンド・リスクを特定する
C3 AI Sustainability Suite 温室効果ガス排出量の削減を支援するC3 AI Production Schedule Optimization 生産スケジュールの最適化
C3 AI Financial Services Suite コンプライアンス・リスクの最小化支援C3 AI Energy Management solution
🔸統合ターンキー・エンタープライズAIアプリケーション
石油・ガス、化学、公益事業、製造、金融サービス、防衛、情報、航空宇宙、ヘルスケア、通信市場向け
🔸顧客
石油・ガス市場分野ではベーカー・ヒューズ、政府・防衛・情報機関分野ではブーズ・アレン、レイセオン、AWS、グーグル、マイクロソフトと戦略的パートナーシップを結んでいる
決算数字およびガイダンス
24Q4
⭕️売 0.866B$(予0.0844),YoY+20%
内訳
サブスクリプション +41%
サービス ‐57%
⭕️EPS -0.30$(予 -0.11),YoY 赤字を15%縮小
営利 ‐0.0234B$
25Q1(ガ)
⭕️売 0.840~0.890B$(予0.0859)
営利 -0.022~‐0.030B$
25通年(ガ)
⭕️売 0.370~0.395B$(予0.0368)
営利 -0.095~‐0.125B$
トピックス
🔸FY24通年の契約数 191件 YoY +52%
<業種内訳と構成比>
連邦政府、防衛および航空宇宙 49.5%
オイルとガス 15.2%
州政府および地方政府 10.8%
製造業 6.7%
エネルギーと公共事業 6.0%
消費財 5.1%
プロフェッショナルサービス 4.8%
農業 0.7%
病院とヘルスケア 0.6%
その他 0.6%
🔸FY24通年のパートナーネットワーク経由の契約 115件 YoY+62%
AWS 91件
グーグルクラウド、Microsoft Azureほか 24件
🔸FY24通年の政府向けの売上が2倍以上に増加
🔸RPO 0.244B$, YoY -36%
🔸キャッシュリザーブ 0.7B$
株価収益率と時間外株価の動き
PER(TTM) N/A, (FWD)N/A
時間外株価は+5.77%📈
ひとこと
コンセンサス予想を全クリの良い決算です。売上成長も加速しています。ただし新コンセンサス予想からは向こう1年間、営業利益率赤字が続き、マージン率もあまり改善しないことが読み取れます。このような銘柄はいざAIブームに陰りが見えると真っ先に売られる傾向があることを頭の片隅に入れておく必要があります。それが今ではないとしても。。。
一次情報
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