お菓子を焼くこと
※この記事は 2018.03.20 に公開されたものです。
小さな頃、我が家にガスのオーブンを取り付けた事で、母と、クッキーを焼いたり、ピザを作ってみたり、よくやっていた。
食いしん坊で、絵本の好きだった記憶に残るページは、『101匹わんちゃん』のナポリタンを食べているページや、『チビクロサンボ』の、ぐるぐる回るトラ🐅が、バターになり、積み上げられたホットケーキ🥞を食べる場面。
新しい種類の煌びやかな食べ物より、やはり昔ながらの素朴なものは、今も食べたくなるものだ。
カフェをオープンした頃は、まだあまり、カフェがなくて、
『喫茶店じゃなくカフェですっ!』って言っていたけれど、最近になると、もっともっとお洒落なカフェさんが増え、やたらに『喫茶店』ぼく見え、メニューも次にやりたいのは、ホットケーキとプリンア・ラ・モードあたりを出したい気分。
パティシエの勉強はしていない。
でも、カフェを始めるにあたり、もちろん、料理もお菓子作りも当初、大好きだからこそ始めた。
スタッフが増え、自分の『今』やるべき事を常に判断し、止まる事なく動いて来た16年。
きっと、初心に戻る時。
20年以上前に青山通りの勤め先近くのパン屋さんで初めて食べて衝撃を受けたカヌレ。一緒に働いていた清水さんに食べさせたいなー。
このレシピが一番好きな、濃厚で、美味しさが、ギュッと詰まったチーズケーキ。
今はブルーベリーやかぼちゃ、チョコチップが入ったりお洒落する時がある。
シフォンは、最近、変えたレシピにしたら、納得いく物がなかなかできないけれど、材料達と心で会話しながら向き合っている。
お客様が納得いく物がいつ登場するのか、どのお客様がどれを好んでくれるのか未知てあるが、実は大好きなお菓子作りを楽しんでやっている毎日なのだ。
そんな納得いかないモノ売ってるの?
はい。売ってます。
自分は納得しなくても、お客様は納得してくる場合もありますから。
嫌なら来なくなります。
またそれも試練です。
お店を続けていく中で、様々、山あり谷あり。
谷の景色があまりに美しく、うっとりしたりしながら、進んでいく。
そんな私を見て、何とも沢山の友達が、自然な形で手を差し伸べてくれ、急に車🚗に乗せ千葉に連れて行ってくれたり、わざわざ休みを取って船🚢に乗せ荒波を体験させてくれたり、店に来て美味しいモノをくれたり、笑顔で店を利用してくれたり…もうキリがないくらいの愛の洗礼を受けられる私は、誰よりも恵まれている。
どれもこれもデニムちゃん。
あなたがいるからなんだよ。
自慢話し終わりなのでR
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