結婚は人生の墓場ということ
フランス語原文は見つからないものの、時と人を経て本来の意味から180度遠ざかり、ひねくれた意味をなすようになってしまったとんでも名言ではあるものの、わたしなりの見解があり、この言葉を大切に思っている。
わたしのごはんやではないもうひとつの顔であるブライダルのフリープランナーという仕事。
これは続きがある、という職種のように思っている。
結婚式をしたら、入籍したら、日々の忙しさについあのときの想いを誓いをおいてけぼりにしたままになってしまい年を越えることもしばしばな現代人。
家族を作り出したあとに、手を繋いだ先にあるどちらかを見送る仕事。それは誰しも訪れる。
生きて死に、死んで生きる。
いま共にいきると決めた最小公約数の家族が、もっと互いに優しい気持ちで同じ方向をみつめたい。
そんなときに、家族の生まれた日を振り返りたい、というのはとても必要なことのようにおもう。
ちなみにわたし、誰彼なしに、バウリニューアルを薦めるのだが、決してそれは自身の身を潤わすためではない。
その一番大切な家族の記念を、どう繋ぐかをわたしが見守りたいのだ。
結婚は死と繋がっている。
その別れの先に、心に残る想い出の灯火がいつまでもやさしくあるように、ふとしたタイミングで一緒に生きていく相手の瞳をみつめていきたい。
そのきっかけが結婚式であり、バウリニューアルなのだ。
ところで今日はわたしと夫との出会いを繋ぐ12年目の記念日でもある。
自分にも優しくありたいので、どこかほどよいタイミングで自身のタイミングでもカジュアルなバウリニューアルをやれたら、と思いつつ、自分のことにはなかなか手が回らないものだよなぁということで、今晩は自身の店で大好きなエノテカで買ったフランチャコルタを開けようかと思っています(笑)
さて、ようやく結水荘でのオリジナル挙式模様を動画にいれたものがはいったHPができたとのことで、リンクをば。
https://youmeso.ts-network.co.jp/free/wedding
モデルさんが、クールな顔してドレス着たりしてんの、実は違うなってわりと以前から思っている。
だって、世界一のしあわせを凝縮しちゃったよ、わたし!なんて感じる日なのにね。