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自分の人生は決して悪くなかった「ある一生」ローベルト・ゼーターラー著、浅井晶子訳

文学ラジオ第163回の紹介本

自分の人生は決して悪くなかった
「ある一生」
ローベルト・ゼーターラー 著
浅井晶子 訳
新潮クレスト・ブックス

パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください!

「ある一生」の映画が公開/150ページで一人の人生が味わえる/再読して変わった主人公エッガーの印象/著者&作品紹介/人生で忘れることのなかった出来事や言葉/主人公の哲学や人生観/研ぎ澄まされた文体/ネタバレなしでストーリー紹介/ラストで感動した文章/時代とともに変わる村の姿/印象的な映画のバスのシーン/映画は原作を忠実に再現/次回予告

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版元サイトより
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吹雪の白い静寂のなかに消えていった、あの光景。アルプスの山とともに生きた、名もなき男の生涯。

雪山で遭難したヤギ飼いとの邂逅に導かれるように、20世紀の時代の荒波にもまれながら、誰に知られるともなく生きたある男の生涯。その人生を織りなす、瞬くような忘れがたき時間が、なぜこんなにも胸に迫るのだろう。80万部を超えるベストセラー、英語圏でも絶賛! 現代オーストリア文学の名手が紡ぐ恩寵に満ちた物語。賞受賞作。

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