帰国難民の誕生会
コロンビアに来て4ヶ月目に入りました。正確には6/16で101日です。本来は今頃、グアテマラに住んで3ヶ月の語学留学の終盤でした。
でも良いの。生きていればまたできるから。コロナのおかげで得た出会いも思い出も沢山ある今コロナに感謝。
さて、二年連続ラテンの国で誕生会を開いてもらいました。前倒しにお祝いしてもらったので本来は6/18です。
去年の今頃はスペインのカディスでお世話になっている家族にサプライズ誕生会を開いてもらいました。奈良から友達も遊びにきていて嬉しい一日だったことを鮮明に覚えています。
今年はまだ自宅待機だし、40いくつにもなって誕生日もないだろう、と誰にも言わずスルーしようと思ってました。
ふと、誕生日はいつなの?という話題になり、「え?6/18?すぐじゃない!じゃあお祝いしなきゃ!」と、豪華にお祝いしてもらえること😆なんでも言ってみるもんです(笑)
みんなが揃う週末が今週が最後なので6/14に早めの誕生日と父の日のお祝いランチ会。
「バンデハパイサ」と言う、コロンビアの郷土料理を大家さんが作ってくれました。バンデハはお皿のこと。パイサとは、コロンビア第二の都市メデジンの人たちの愛称。厳密にはメデジンの郷土料理。
バンデハパイサは、ご飯の上に何種類かのお肉と目玉焼き、煮込んだお豆、アレパというとうもろこしの粉のパン、アボカドが乗った定食セットのような料理。すごく手間がかかるので、週末かお祝いか、ちょっとした時に作ります。
みんなアボカドが好きで、スープにも最後にちょんと乗せて食べたりしてます。アボカドは煮込んじゃうと苦くなるので最後にフレッシュなのを乗せるのがポイント🥑
思いがけずプレゼントまでいただき感激でした。🇨🇴カラーの帽子とリュックと大家さん手作りのブレスレット❣️
夜はルームメイト手作りのケーキを囲み、コロンビアのお誕生日の歌を歌ってくれました♪
同じスペイン語圏だけど、スペインとは歌詞が違った!おもしろーい!「青が好き」と前話したのを覚えていてくれて、ロウソクもナプキンも青。細やかな気遣い。
デザートの後はみんなでウノをして遊びました。ルールが日本と違う。もっと厳しい感じ(笑)そんなに何枚も引かないといけない?!と言うくらいのスパルタルール。戦績は8戦3勝。まあまぁ。
コロンビアの人たちはとてもあたたかい人が多いです。治安は確かに日本に比べたら悪いけど、それは心根が悪いのではなくて、盗まなくては生きていけない経済状態の人が多いから。政治の結果が治安を悪化させるのだろうと。
話が横道それますが、道で物乞いをしている人たちがいたら、日本ならスルーする人が多いですよね?こちらでは割と小銭をあげたり食べ物を分ける習慣があります。人によります、勿論。
キリスト教圏の人たちは寄付文化が根付いていて、イスラム教圏の人たちは喜捨の精神、インドやネパール でも貧しい人たちに手を差し伸べている姿をよく見かけました。そういう助け合いの姿勢は日本に帰っても見習いたいなと思いました。自分が助けられる立場になることだってある。その想像力が大切だと思います。
日本は30度超えとか?!皆さん、体調お気をつけください。