ego-wrappin' HALL LOTTA LOVE ~ホールに溢れる愛を~
日時:2023年4月9日(日)開場:17:00/開演:18:00/終演:20:20頃
会場:中野サンプラザホール
中野サンプラザホールで行われた「HALL LOTTA LOVE ~ホールに溢れる愛を~」は2019年に開かれたときも行ってきました。中野サンプラザホールが7月に閉館することが発表されているので、私も最後だと思ってこのライブに行ってきました。ego-wrappin'としても昨年のキネマ倶楽部以来のワンマン。
幕が下りたまま武嶋さんのSaxで「かつて…」のイントロが始まる渋いオープニング。初っぱなから盛り上がる。森くんが「やってみたかった」と「Neon Sing Stomp」の後に語ったのでした。「Arab no Yuki」~「on this bridge」まで最新アルバム「Dream Baby Dream」から。そう言えばもう4年になるんですね。ライブも活発だし新曲もドラマタイアップで出してるので気付きませんでしたが。そろそろ新しいアルバム出してくれないかな。
「finger」~「admire」は森くんとよっちゃんの二人でしっとりと。ホール公演なのでこういう時間も設けてくれたんだと思いますので、しっかり聞き込みましょう…ということで皆さん座り始めますが、私の前の人は立ちっぱなしなんですよね…そりゃ他の会場だったらイスないですからね、そのままでしょうけれど、TPOというか、バンドの演出には従おうよ…。今回は結構前の方でいい席だったんですけど、やっぱり背が高い人が目の前にくると左右に避けないと全然見えないのです。
この場面、冒頭でリバーブの調整にちょっと手こずるような様子の森くんでした。二人の会話もかみ合わなくて、ホールの個性だろうなぁと思いました。
今回の「色彩のブルース」はよっちゃんのアカペラから始まりました。そこから「Nervous Breakdown」は鉄板っていう感じです。「くちばしにチェリー」「Go Action」で最高潮に盛り上がり、ホール中が揺れたような感じでした。
アンコールは「The Hunter」からスタートし、「サニーサイドメロディ」で大合唱。そこからメンバーがフェイクで引っ込み、やっぱり戻ってきてからの「サイコアナルシス」で大盛り上がりで終演。
この日のよっちゃんは、ちょっと小ぶりでやんちゃなレディ・ガガっぽい感じでした。相変わらず歌も動きもキレキレでした。本当にカッコいい。ego-wrappin'は多分私の中のエモーショナルな部分を刺激するバンドらしく、ライブ行って頭空っぽになります。時にハスキーで、時に通る声で、圧倒的な熱量をもって歌うよっちゃん、カッコいいとしか言いようがない。
中野サンプラザホールは皆さんおっしゃるように、本当によいホールでした。あれだけの大音量でも割れる気配もなく、遠くまで通る音。ちょうどいい感じのリバーブ。本当に惜しいですね。この中野サンプラザホールがなくなったら「HALL LOTTA LOVE」はやらないかもしれませんが、「ニューロマンサー」のようなホール公演やって欲しいですね。
中納良恵(vo)
森雅樹(g)
伊藤大地(dr)
真船勝博(b)
TUCKER(key)
icchie(tp)
武嶋聡(sax/flute)
かつて…。(満ち汐のロマンス)
Neon Sign Stomp(BRIGHT TIME)
Arab no Yuki(Dream Baby Dream)
Shine Shine(Dream Baby Dream)
human beat(Dream Baby Dream)
on this bridge(Dream Baby Dream)
a love Song(Swing for Joy)
Fall(steal a person's heaert)
Finger(Swing for Joy)
アマイカゲ(His Choice of Shoes Is Ill!)
admire(ROUTE 20 HIT THE ROAD)
色彩のブルース(~Midnight Dejavue~色彩のブルース)
Nervous Breakdown(~Midnight Dejavue~色彩のブルース)
CAPTURE(Dream Baby Dream)
くちばしにチェリー(Night Food)
Go Action(EGO-WRAPPIN'AND THE GOSSIP OF JAXX)
en1. The Hunter
en2. サニーサイドメロディー(BRIGHT TIME)
en3. サイコアナルシス(満ち汐のロマンス)
EGO-WRAPPIN'、最後の中野サンプラザワンマンで“ホールに溢れる愛”を届ける(音楽ナタリー)