第8.5回ヒストリアカップ備忘録 ～50で数値が足りないなら55にすればいいじゃないってアントワネットが言ってた～
先日の第8.5回ヒストリアカップ、お疲れ様でした。
たくさん対戦出来たので忘れないうちに記録を書いていきます。
今回のパーティ
55♀フシギバナ＠まひなおしのみ
はっぱカッター/ねむりごな/やどりぎのタネ/こうごうせい
55♂バンギラス＠きせきのみ
いわなだれ/ばくれつパンチ/かみくだく/すなあらし
50♂カビゴン＠きあいのハチマキ
のしかかり/だいもんじ/じばく/カウンター
50♂パルシェン＠おうごんのみ
れいとうビーム/なみのり/だいばくはつ/リフレクター
50-サンダー＠はっかのみ
10まんボルト/ドリルくちばし/ふきとばし/ねむる
50♂ハガネール＠たべのこし
じしん/どくどく/だいばくはつ/ほえる
ナッシーよりもフシギバナを愛用することが多かったが、そのたびに肝心なところで微妙に不安な耐久と、身代わりを壊せないの代名詞（動詞？）となりつつあるしょっぱい火力に泣かされてきたので、じゃあレベルを上げてみようという試み。
エース枠を消費してしまう決定力不足に対しては爆発班を多めにして誤魔化す方針。
後は一撃村に抗うカウンターカビゴンを、ガラガラに一族を滅ぼされたのでパルシェンを、ミルタンクに故郷を追われたのでハガネールを、ヘラクロスに王座を奪われたのでサンダーを、その他あれやこれやの対策が面倒くさくなったのでバンギラスを投入。
…と冗談はともかく、諸々の対策に遊びがなく、それ故受けにいくと読まれやすい構成になってしまうのが不安なところ。
対戦の記録
・1戦目 ゴッドアルスさん
55ケンタロス/55ダグトリオ/50サンダー/50カビゴン/50マルマイン/50ゲンガー
→先発ダグトリオ、裏サンダー、ゲンガーの選出
こちらは先発ハガネール、裏カビゴンとバンギラス。ゲンガーの遺伝子爆発をハガネールで受け、ダグトリオの地割れをカビゴンのカウンターで返す気持ちいい奴をキメて勝利。どこまでもひっくり返る選択肢を相手が持っていただけに上手く噛み合って助かった。
→勝利！
・2戦目 ユウさん
55ライコウ/55シャワーズ/50ゲンガー/50ハガネール/50カビゴン/50スイクン
→先発ゲンガー、裏カビゴンとシャワーズの選出
こちらは先発カビゴン、裏ハガネールとフシギバナ。炎技や氷技がちらつくゲンガーが非常に厄介。こちらのカビゴンもいい有効打を持ってない型だったので場を荒らされつくしてしまった。炎Pを無理矢理受けたネールが火傷を引きゲンガーを落としきれない、宿り木で相手が倒れたときのターンカットで光合成が打てなかったりなど色々裏目が重なりバナが過労死して終了。サンダー出していればなーとかカビゴンが地震もっていればなーとは思ったが結果論かなー。
→敗北…
・3戦目 おかしょーさん
55アズマオウ/55ニドキング/50ナッシー/50♀カビゴン/50パルシェン/50カイリキー
→先発カイリキー、裏カビゴンとニドキングの選出
こちらは先発カビゴン、裏フシギバナとサンダー。カビゴンとニドキングが両方一撃技をぶっ放してくる怖い展開だったが、バナがカイリキーを封殺、ニドキングも圧倒的快眠に導いて凌ぎきった。バナが受けに回る型で相手に試行回数を稼がれるとやばかっただけに運が良かった。
→勝利！
・4戦目 アかツキさん
55ミルタンク/50スターミー/50ナッシー/50リザードン/50ハガネール/50カビゴン
→先発カビゴン、裏リザードンとミルタンクの選出
こちらは先発カビゴン、裏バンギラスとハガネールの選出。カビカビ対面を爆発の名刺交換で終わらせた後、ミルタンクにハガネールを当てにいったところまさかの爆P持ち。吠えるで何とか流すも出てくるのはリザードン、バンギラスで受けは出来るものの結局リザードンを落としてしまうとミルタンクがガン積み無双で分が悪くなってしまうので悩ましい。最終的に逃げるボタンの押しミスでダイナミック降参してしまう（気をつけます…）という呆気ない幕切れだったが結果は変わらなかったかも。ずっとミルタンクが苦手なの何とかしたいなー。
→敗北…
・5戦目 しのぶさん
55サイドン/55ガルーラ/50ナッシー/50ガラガラ/50カビゴン/50ハクリュー
→先発ハクリュー、裏ガルーラとナッシーの選出
こちらは先発カビゴン、裏パルシェンとフシギバナの選出。あっここ進○ゼミでやってないとこだ！どこから何が飛んでくるかよく分からない展開に頭を抱える。案の定ハクリューもガルーラも一撃技やらメロメロやらぶんぶん振ってきて翻弄されるが、またもフシギバナの快眠テクで強引に突破。フシギバナとかいうポケモン、火力がないと倒すのに時間がかかるからそもそも試行回数勝負の一撃ありには向いてないかもしれない（今更）。
→勝利！
・6戦目 ナベリアンさん
55サンダー/55カビゴン/50スイクン/50フシギバナ/50ハガネール/50ムウマ
→先発カビゴン、裏フシギバナとハガネールの選出
こちらは先発カビゴン、裏サンダーとフシギバナの選出。自爆でカビカビ共倒れした後、こちらのサンダーが食べ残しハガネールに無限に受けられ、相手のハガネール側もこちらのサンダーが眠って毒を回復してしまう、フシギバナもお互いに相手への有効打ない状態で膠着。これPP切れても2：2のままだとずっと交換して試合終わんなくね？ってことで両者合意の上での引き分けを運営に提案、珍しい決着になった。やっぱ有効打の薄いパーティだとこういう詰めが出来ないのが辛いなー。
→引き分け
・7戦目 りなさん
55バンギラス/55カイリキー/50エアームド/50スイクン/50カビゴン/50フシギバナ
→先発カイリキー、裏カビゴンとフシギバナの選出
こちらは先発カビゴン、裏サンダーとフシギバナの選出。こちらのフシギバナが相手の両エースに強く、またサンダーも有効打を持てる相手が多くパーティ単位では有利か？と思ったが、カイリキーの処理に時間がかかっている内に地割れでこちらのフシギバナが落とされてしまう。ドリくちでカビゴン以外に有効打のあるサンダーを大切に使いたいところで、なんとか厄介な相手のカビゴンをこちらのカビゴンで自爆相打ちに持ち込めた。自爆の当たりどころによっては全然詰まされていたので思っていた以上に紙一重だった。
→勝利！
・8戦目 あろるさん
55サンダー/55ミルタンク/50カイリキー/50ナッシー/50パルシェン/50カビゴン
→先発カイリキー、裏ナッシーとサンダーの選出
こちらは先発サンダー、裏バンギラスとハガネールの選出。身代わりめざ氷持ちのサンダーが厄介で、流しに使うハガネールが消耗させられて辛い状況。強引に相手の頭数を減らそうと突っ張ったバンギラスが眠らせられてしまったのが大きなミス。ラス1対面でサンダーに相対したバンギラスが起きないまま倒されてしまう。役割の少ないサンダーを眠りカウントの犠牲にしてバンギラスを動かせていればまだチャンスはあったかなー。選択直後にミスに気づく迂闊さがいつまでも直らない。
→敗北…
・9戦目 オットポさん
55バンギラス/55ドククラゲ/50ワタッコ/50ブラッキー/50カビゴン/50ソーナンス
→先発ブラッキー、裏ワタッコとドククラゲの選出
こちらは先発カビゴン、裏フシギバナとハガネールの選出。あっここ○研ゼミでやってないとこだ！（0日振り2回目）とは思いつつもははーんブラッキーの黒眼バトンからソーナンスでハメに来る感じの奴だなと思ってハガネールを投げ、欲張って即吠えるではなく毒を撃ったところ、まさかのバトン先がドククラゲ。ドロポンでハガネールが1発、カビゴンで切り返そうとするも、ワタッコのアンコールで起点を作った隙にドククラゲが剣舞を積んでしまいヘド爆連打であえなく全滅。終始してやられたって感じで完敗だった。
→敗北…
・10戦目 PKマスタさん
55ナッシー/55バンギラス/50アリアドス/50ガラガラ/50カビゴン/50ニョロトノ
→先発アリアドス、裏カビゴンとナッシーの選出
こちらは先発サンダー、裏パルシェンとフシギバナ。あっここ進研○ミ（略）とは思いつつも、ははーんアリアドスの蜘蛛の巣バトンからニョロトノの滅びでハメに来る感じの奴だなと思ってサンダーを投げるなどしてごにょごにょしていたが、結局バトンは繋がり、しかも繋ぎ先はまさかの55ナッシー。フシギバナが逃げられなくなって苦し紛れに眠り粉で誤魔化したが有効打もなく万事休す…かと思いきや、バトン前にアリアドスに撒いていた宿り木までバトンで引き継いだナッシーが、眠りのままスリップが入るのを嫌ってか即引いてくれたので一命を取り留める。後は邪魔なカビゴンをパルシェンの爆発で処理することに成功しサンダーで詰め。勝ちはしたものの、バトンチャンスは一度ならず二度三度としっかり警戒して咎めないとだめだなと反省。
→勝利！
・11戦目 四面楚歌さん
55サンダー/55カイリキー/50ハガネール/50カビゴン/50パルシェン/50ムウマ
→先発カビゴン、裏パルシェンとカイリキーの選出
こちらは先発カビゴン、裏サンダーとバンギラスの選出。エースの選出がどっちで来るかがわからず、相手の選出や立ち回りで読んで対処札を温存できるかが重要なポイントだったが、カビパルまで見たところでバンギへの対抗札としてカイリキーを選出しているだろうと読み、サンダーの扱いを慎重にしていく方針で進める。その後急所も絡みやっぱり出てきたカイリキーを無事落とした…ところで気が緩んだか、こちらのカビゴンがパルシェンの爆発に巻き込まれ落ちてしまい、相手ラス1カビゴンを残す展開に。サンダーでは有効打がなく、結局バンギラスのパンチを当てるかどうかという五分五分の勝負にもつれ込んでしまった。なんとかパンチは当たって勝ったはいいものの、数的有利を取った後の負け筋の潰し方が甘すぎたのは反省点。
→勝利！
・12戦目 カイソさん
55ライコウ/55ガラガラ/50ヘラクロス/50カビゴン/50ナッシー/50パルシェン
→先発パルシェン、裏ライコウとヘラクロスの選出
こちらは先発サンダー、裏パルシェンとフシギバナの選出。フシギバナのレベルを上げて対面で粘りやすくした意味をライコウやガラガラ相手に見いだしたいところだったが、いかんせん火力がないのが辛い。宿り木込みでも相手に回復ソースがあると決め手がなく、ジリジリとした耐久戦に。撒き菱のないパルシェンを持ってきていたのも痛い。最後はダメージ計算をミスってフシギバナの光合成をケチった挙げ句落とされてしまうという情けない展開に。そのままライコウに上から押さえつけられて終わってしまった。プレイミスもさることながら、育成・選出段階で相手を落としきるプランを強固に組み切れていなかったのが甘かった。
→敗北…
・13戦目 キイタさん
55エンテイ/55ガラガラ/55サンダー/50カビゴン/50ナッシー/50ムウマ
→先発エンテイ、裏カビゴンとナッシーの選出
こちらは先発バンギラス、裏カビゴンとパルシェンの選出。相手の取り巻き50メンツにはバンギラスが強く出られるが、それを分かった上で出てきたエンテイを見て嫌な記憶が頭をかすめる（めざめるパワー…うっ頭が…）。即負けを避けるために苦し紛れにバンギを引かせたところ案の定めざ格持ちで、こちらのパーティにはコレといった対抗策がなく頭を抱える。自爆をちらつかせるなどして釣りだし交換を決めたり悪あがきをするが、バンギは削られカビゴンも捨て気味に使い潰してしまい、いかんせん分が悪い。最後のワンチャンスでパルシェンがリフレクターを貼って爆発退場、持続している内にバンギラスが3タテをかますルートにワンチャンを賭ける。ナッシーの爪が発動する、噛み砕くで落とせるか怪しいナッシーの残りHP、ナッシー対面で噛み砕く読みで引かれてターンを稼がれる、そもそも壁込みでめざ格を耐えるのか、最後の最後で岩雪崩外し…などなどいくらでもある負け筋をかいくぐる綱渡りが続いたが、ここ一番の運で全て乗り切ってなんとか勝利！配信卓であることもあったが、いい場面でギリギリの熱い勝負が出来て楽しかった。
→勝利！
・14戦目 カツノリさん
55サンダー/55カイリキー/50スターミー/50ハガネール/50ムウマ/50カビゴン
→先発カビゴン、裏サンダーとムウマの選出
こちらは先発サンダー、裏ハガネールとフシギバナの選出。またもサンダーカイリキーWAだったが、今度はエースを読み外してサンダーが出てきてしまう。やはりフシギバナに決定力がなく、ねむねご型のカビゴンとサンダーを突破する決め手に欠ける展開。頼みの綱はネールの爆発ぐらいだったが、最良のタイミングでカードを切れず結局無駄になってしまう。最後はまたもフシギバナのダメージ管理をミスしてドボン（南海お馴染み寿司店だよ！）、ここでも相手の「負けないプレイング」に対して、強い「勝つ選択肢」があまりに少なすぎた。
→敗北…
・15戦目 エラーさん
55デンリュウ/55スターミー/50パルシェン/50ムウマ/50ガラガラ/50カビゴン
→先発デンリュウ、裏カビゴンとガラガラの選出
こちらは先発カビゴン、裏フシギバナとサンダーの選出。ライコウと同じくデンリュウに対しても有効打が少ない辛い状況。フシギバナを大切にしないといけなかったが、カビゴンの処理に躍起になって対面でだらだら突っ張った挙げ句自爆に巻き込まれてしまい、フリーになったガラガラに無双されてゲームオーバー。いつだってカビゴンには自爆があるかもしれないということを頭の片隅から追い出さないようにしないといけないという今更の自戒。
→敗北…
おまけ（初代対戦）
パーティ
55サンダース/55ダグトリオ/55ラプラス/50スターミー/50ナッシー/50ケンタロス
EX ゴッドアルスさん
55ダグトリオ/55スターミー/50マルマイン/50ゲンガー/50ケンタロス/50サイドン
→先発ダグトリオ、裏ゲンガーとケンタロスの選出
配信テストも兼ねたエキシビションマッチで初代対戦も。こちらは先発ダグトリオ、裏ナッシーとスターミーの選出。ダグトリオが砂かけ、ケンタロスが影分身で居座ってくるのがきつかったが、なんとかかいくぐってマヒを撒くことに成功。命中不安の中スターミーが急所にも当たらず盤面を支え続けて攻撃を当ててくれた。有効急所もあったし勝てたのはかなり運が良かったと思う。
→勝利！
まとめ
金銀対戦では7勝7敗1分け（公式記録では棄権者の関係で7勝6敗1分け）というトントンというほかない結果に。レベルを上げたフシギバナは耐久面では申し分なく、対エースにめざパ抜群程度なら強引に居座れることも多かった。しかし、総じて決定力不足と、長期戦になったが故のしょうもないミスプレイの連発が足を引っ張った。一撃有りルールでどこからでも相手が致命的な一撃を叩き出してくる中悠長に構える選出になることが多く、自分からジリ貧になることもしばしばあった。カビゴンが場持ちの悪い構成だったのでここをいじって何とかする手もある…か？
最後に
約1年ぶりの開催ということで楽しくなってはしゃぎすぎてしまいました。なんかこいつテンションたけーなと思った方がいたら申し訳ない、浮かれていました。
VC展開の終了に伴い興味を持つ人も段々少なくなっていくのかなと寂しい気持ちになっていましたが、今回も初参加の方や海外からの参加者がいらっしゃったり、新しい戦術・戦略のトレンドが生まれつつあったり、まだまだ上り坂のコンテンツなのかもしれないと毎度のことながら驚いています。9月の本番に向けてまた界隈が盛り上がると嬉しいですね。それではまた再来月、お会いしましょう。
…次こそは旧3DSからNew3DSの引っ越しを成功させるぞ！（）