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自宅カフェのメリット デメリット【現役の自宅カフェオーナーが解説】
こんにちは。現役Cafeファイターです!
Cafeファイターとは、カフェ経営で戦う人すなわち、
カフェ経営者のことです。(私が作った造語です)
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初めはテナント物件で始めた小さなカフェですが、自宅を新築するのに合わせてカフェスペースも作り、今は自宅カフェとして営業しています。
自宅カフェを始めて丸2年が経過しようとしています。
そんな現役自宅カフェのオーナーが、実際に自分で体験した自宅カフェのメリットデメリットを解説していきます。
自宅カフェのメリット
まずはメリットから解説していきます。
私の体験では、メリットの方がすごく多いと感じています。
家賃がかからない
これは何より嬉しいメリットだと思います。
流行っているカフェを除いて、家賃は常々、経営を圧迫してくる問題の種になります。
もし、自宅で、かつワンオペで営業する場合は、全くのノーリスクと言えますので気軽に始めることができます。
通勤時間がいらない
仕事場へ通う手間も時間もないのは非常に楽です。
暑くても寒くても通勤する必要もなく、家の中の移動だけですみます。
忘れ物があってもすぐに取りに帰ることができます。(忘れ物の多いオーナーです、、、)
水道光熱費の基本料金が二重にかからない
他のテナントを借りて営業する場合であれば、水道、電気などの基本料金を全て単独で払っていかないといけないのですが、自宅カフェの場合はまとめて払えるのでお得です。
また、カフェスペースに使用している割合の光熱費は経費として計上することができますので節税につながります。
子供が帰ってきても安心
お子さんがいる場合は、働きながら同じ家にいることができるので安心です。
ただ、まだまだ手のかかる小さいお子さんをみながらのカフェ営業は厳しいです。子供をみながら営業できるほど飲食業は楽ではありません。
お子さんも我慢ばかりになります。
一人で過ごせる年齢になるまでは、保育園や学童を利用することをおすすめします。
大家さんとのトラブルがない
滅多にないことだとは思いますが、大谷さん都合での立ち退きや、家賃引き上げ、契約と違うなどのトラブルを回避することができます。
お弁当が必要ない
これ、主婦の方ならわかると思いますが、地味に嬉しいですよね!!
いちいちお弁当箱に詰めずに、自宅にある残り物をお昼にパッと食べることのできる喜び!
毎日のことなので、非常に助かります。
家にすぐに帰れる
雨が降ってきたりすると洗濯物が心配だったり、ちょっとした隙間時間に夜ご飯の下ごしらえや、炊飯をしておけるなど、すぐに家に帰れて、しかもまたすぐに職場に戻れるのは非常に助かります。
買い出しが楽
家の買い物のついでに買い出しもいくことが多いので、家と店の両方の買い出しを一度に終わらせることができるのはとても楽です。
別の店舗だと、いちいち店によって荷物をおろさないといけませんが、自宅カフェだとその手間もありません。
自宅カフェのデメリット
続いてデメリットを解説していきます。
仕事場がすぐそばにあるのでリラックスできない
一定数、自宅で商売するのは絶対嫌な方はいます。
仕事が終わって家に帰ったら、仕事のことは全て忘れてリラックスしたい方などだと思います。仕事場と家が同じなんて、仕事とプライベートをしっかり分たい人には考えられないことだと思います。
オーナーの自宅がお客様にわかってしまっている
これは気にする方は気にしますよね。
もし何かトラブルのあった際などはちょっと怖いですよね。
家族の理解が必要
自宅カフェをいくらしたくても、家族の理解がないと後々、家庭内でトラブルになります。
家のスペースを大きくとってカフェをするわけですし、他人が家に入り込んでくるわけですから、相当理解のあるパートナーでないと、なかなかすんなりとはいかないと思います。
またカフェをしていることによって、家族が迷惑を被る場合も考えられます。
私の場合でも、1階がカフェ、2階が住居なのですが、小さい子供がいるので、子供の休みとカフェの営業日が被ったら、足音を常に気にしてもらう必要があり、申し訳ない気持ちになります。
また主人が休みの日なら、1階にたくさんのお客様が出入りすることでリラックスできているかちょっと申し訳なく思います。(全く気にならないようですが。。。)
家が狭くなる
本来なら住居に使えるスペースをカフェにするわけですから、その分、生活空間や、収納スペースは激減します。
子供が巣立った後などで、逆にスペースを持て余してるのでカフェを始めるという場合は問題ありませんね!
真剣度が足りなくなりがち
自宅カフェの場合、どこかテナントを借りて開業する場合に比べて、真剣度合いが少し足りない場合があります。
自宅だし、家賃がかかるわけではないし、「ダメだったらやめたらいいか〜」くらいの気持ちで始めてしまう場合もありますので、要注意です。
カフェ経営はただでさえ難しい業種なので、真剣に取り組まないとお客様は来てくださらず、たちまちモチベーションが下がり、フェードアウトしてしまうことになりかねないです。
もしやめた時は無駄なスペースになる
始める時はウキウキと改装するものですが、いざ、お客様が全く来てくれないなどでモチベーションが下がり、やっぱりやめる場合、改装したスペースをもう一度改装する必要があります。
厨房機器などを入れてしまうと、やめる時に元に戻すのが大変で、結局そのスペースを使わずじまいの、気まずい無駄スペースになってしまいます。
また元に戻すにもその都度お金がかかってしまいます。
家感が出過ぎるとお客様がきてくれない
自宅感が丸出しのカフェではお客様は非常に来づらい空間となります。
始めから、カフェをするために家を立てている場合はいいのですが、
自宅をカフェに改装する場合は、自宅感がでないようにかなり気をつけてください。
自宅感がでていると、お客様は興醒めです。
以上、自宅で現役でカフェをしているオーナーが、考えられるメリット、デメリットをあげてみました。
自宅カフェ開業を検討している方は、特にデメリット部分を深く考えてみてくださいね!
これからカフェを開業する場合はフランチャイズもひとつの選択肢に
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私のカフェでは、個人で始められるフランチャイズを募集しております。
一人で始めるよりも、リスクを大幅に軽減することができます。
一人で始めるのが不安な方は、是非一度、こちらも読んでみてください。
カフェ開業を迷ってる方はチェック
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果たして自分にカフェ経営の適性があるのかチェックできます。
「やりたい!」と「向いている」はまた別の話です。
まずはこちらの記事から、「個人カフェ経営者の適性」をチェックしてみてくださいね!
【カフェ開業したい方必見】そもそも小さなカフェの経営に向いているかのチェックリスト
https://note.com/cafe_fighter/n/n002a7af2bd06